二人はダンスパーティーを通じてそれなりに仲良くなり、家内の淡々とした冷たい雰囲気は払拭された
しかし!
家計は相も変わらず火の車。コンディションは常に最悪。生活面に至っては未だ地獄の底を這いつくばっていた
所持金は常に200〜500シムオリオン。週一の請求金額400シムオリオン。もうね、地獄。でも二人は頑張っていた
タイチは臨時バイトのレベルが上がってちょっといい内容のバイトが出来るようになったので、この日は南国料理を作って配送するバイトをする事に
だけど専用の器具が必要で、わざわざ南国まで行ってシシケバブ?作りました。面倒臭え/(^o^)\
出来上がるまでに更に一時間待たないといけないので、地元の料理食べながら待ってると、家で寝ている筈のコウシロウを見付けた
「あれ?お前何してんだ?っつーか寝巻きで来んな。しかもそれスリッパだろ!スリッパで外出て!おい聞いてんのか」
「ちょっとやめてよ!今キャンプファイヤー楽しんでんだから!」
どうやらまた楽しいゲージが低下してたらしいですねぇ。家にいてもバイオリンしかないし、タイチに付いて来て一人でキャンプファイヤー囲ってたのだそうな
踊って少し落ち着いた頃、タイチに怒られるコウシロウ
「別に来るのはいいよ。でもスリッパはダメだろ。お前は夢遊病か。ちょっとは余裕を持てよ。靴くらい履いてこい」
「違う。気付いたらここにいたんだ」
「何も違わねえよ。それを夢遊病と言うんだ」
何はともあれ、バイトは成功。コウシロウを引き摺って帰り、タイチもようやく就寝へ
それにしてもコウシロウのストレスがMAXにきているので、週末タイチは他の友達も誘って四人でバーベキューに連れて行くことに
しかしいざ行ってみると、天気は大雨。雷鳴りまくり。もう最悪である。が、天気を変える機械がありましてね。早速コウシロウが試してみた
「おい大丈夫か?にしても、凄い機械だな」
「成績B評価のお前には扱えない代物だ。下がっていろ」
「お前はC評価だろ」
「黙れ。僕は地頭の出来が違うんだ。って、かった!バーかった!ちょ、錆びてる。バーが錆びてて下がらない!」
「何やってんだよ。俺がやるから退け」
「出来るのか?」
「こんなん力任せに引いたら余裕だろ。フンッ!」
感電しました
タイチはもう戦力にならないので先にグリルで料理作らせて、コウシロウはその後も晴天にする為に奮闘していた
ミコさんの娘を見ても分かるように、本当に天気が荒れてるのです。もうバーベキューどころではないのです。やりますが
コウシロウも晴天にしようと頑張っていましたが、4回も5回も失敗すると、流石にもう諦めた
「っかぁー!無理無理。あんなん無理。やめやめ。もうご飯食べよ。僕のホットドッグは?」
「あれ?ない。あ!シャアが全部持ってるわ」
「あいつ持って帰るつもりだな」
「何でだよ!おい戻れ!返せよ僕のホットドッグ!」
もうめちゃくちゃ。いや本当に何で勝手に持って帰るんだシャアよ。お前もご飯に困っているのか?なら仕方ない。持って帰れ
「私の半分いる?」
「いや。そんなの悪いよ。って、誰?」
「雷が直撃したミコの娘よ」
その後、シャアはご飯持ち逃げして戻らず、ミコの娘も早めに帰ってしまった。
結局嵐の中で残ったのは二人だけ。仕方ないので、とても緊張状態でもう一度ホットドッグを焼いた
「なんて日だ…僕は今日が初バーベキューだったのに」
「ま、こんな日もあるさ。逆にレアだぜ。嵐の中でバーベキュー。写メ撮ってSNSに載せとこ。お前も写真入る?」
「……入る」
「ふう。じゃ、俺も帰るわ」
「は?」
「用事あるんだよ」
「いやいや…は?こんなビショビショになって凍えながらホットドッグ食べてる僕を一人、こんな場所に置いて行くのか?お前マジか?」
「おう。お前も早く帰って来いよ」
そう。タイチは忙しいのだ
女友達のイヴィーからイベントへ誘いの電話があり、その内容がイタズラフェスティバル。500シムオリオンゲットのチャンスなので勿論行きますとも
この子はペットのパックのデフォルトシムで、
デルガドー家の女の子。年齢オンにしていた時に自然とティーンになっていた
こんな調子でイヴィーにイキり倒し、500シムオリオンゲット。花火も貰えるし、ブードゥー人形も貰えたので、それらを売ったらもう少し稼ぎありました
今回も頑張ったタイチ。そのお金で家具を買ったみたいです
ーー帰宅後ーー
「うわああっ!コンポ!?コンポだ!」
「ああ。俺はダンサーになるらしいからな。買ったんだ」
「ナイス!僕はお前の夢を応援するよ!」
「お前の方がコンポ使いそうだけどな。ま、いいよ。共同スペースに置いておくから、好きに使えば」
(前回読んでない人には意味不明な会話文でございますm(._.)m)
これで楽しいゲージ低下もかなり抑えられるでしょう。良かったなコウシロウ
さて、来週の請求書が払えません
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