今回も1話完結のあっさり記事〜😊
ティーン同士で【婚約指輪を交換する】って選択がありまして、このティーンカップル


ポーク(彼氏)とファーファ(彼女)の二人が既に実行済み。今回は彼女ファーファの実家に、そのご報告に行くお話〜(^^)


ファーファの家は母親が凍死した為、父親と二人暮らし


生前の母親の写真。苗字がマルティネスとかいうめちゃくちゃカッコいい苗字だったから、娘も必然とマルティネスファーファという、いかつい名前となった


「そうだ、お父さん。私、彼氏がいるって言ったでしょ?」
「いや聞いてないけど。え?なんて?」
「婚約したから会って欲しいんだけど、仕事いつ休み?」
「いやお前ちょっと…ちょっと待て。彼氏ってお前…彼氏…彼氏?彼氏って何だったっけ」



「お父さん大丈夫?叩いたら直るかな」
「俺は壊れた昭和のテレビか。いいからその拳しまって一旦座れ。誰から教えてもらったんだそんな事。この令和の時代に」



「とにかく、お父さんは仕事に行くから。帰ってきたらもう一度詳しく聞きます」
「今日休みって言ってなかったっけ」
「言っ…てたねそういえば!」


気が動転している父親。相談兼、冷静になる為、【美味しい生活】のクラブ仲間に会う為にクララさんの家に出掛けて行った

そこで「会ってみれば」と諭された為、覚悟を決めて帰宅。明日の学校帰りにファーファは彼氏と帰ってくることになった


「明日か…舐められる訳にはいかん。先ずはこのビール腹をどうにかするか」

そしてお次は精神統一


「(…あ。俺トイレットペーパー買ってたっけ…洗剤もなかったような…っていうか俺、回覧板回したっけ…いや、なんか玄関に置きっぱなしの気がする)
こんな事してる場合じゃねぇ」


ふと現実に返る父の脳。リアルに、親ってこんな感じですよね。現実的というか、冷静というか。遊びに出掛けても、家のことを念頭に置きながら立ち回る感じ

結局そのまま通常運転に戻り、夕飯の準備や洗濯に勤しんだ


「いよいよ明日か…どんな子だろう。【卍な彼氏】とか言ってたけど、卍って何だ?好青年って事だろうか。なんだか楽しみになってきたな」

自身も学生の頃に婚約指輪交換して母親一筋で結婚した父親。なんだかんだで楽しみになる


ーーー翌日ーーー

遂にファーファが彼氏を連れて来た。以前シェフをしていた父は、彼氏の為に料理を振る舞って出迎えた


「お父さん。彼氏のポークよ」
「どーもお父さん。僕、ファーファとお付き合いさせてもらっていますポークと申します。
得意科目は体育。趣味は筋トレ。座右の銘は【壊れたら叩け】です。ヨロッシオナッシャァァス!」
「アレ教えたのお前か。ていうか待って。これが彼氏?思ってのと違う」



「お父さんアレっすね。アレに似てます」
「え。何?誰?長◯智也とかか?」
「俺が昔紙粘土で作った烏賊の貯金箱」
「お前卍固めにするぞ」



「まぁまぁお父さん。ポークは本当にいい男なのよ。ちょっとアホだけど」
「ちょっとじゃねぇよ。失礼も兼ね備えてる究極のDQNタイプだろ」



「大丈夫大丈夫。ポークは私のこと大事にしてくれるの。ね、ポーク。私のこと、どのくらい好きか教えてあげて」
「え?このくらい」



「お父さん、私達のこと認めてくれたかな?」
「余裕余裕。もう娘をよろしくって顔してたから。なんなら俺もここに住む?みたいな顔してた。っていうかトイレ借りていい?めっちゃう◯こ出そう」


ーーーその日の夜

美味しい生活の仲間達と、我が家にて


「で、どうだった?娘の彼氏は」
「終わった」



彼女の家バージョンも、また機会があれば…(^^)



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