テッカ(湯田伸一)の中学受験伴走記

私立・国立中学受験生を応援し続けて35年。
中学受験『エデュコ』を主宰するテッカ(湯田伸一)の応援メッセージ。

動画配信のタイムラグをお詫び申し上げます

2020-08-20 16:21:58 | 中学受験


 本コラムの更新は4か月ぶりとなります。まさに、未曽有の災厄に悩まされながら、ここまで来た感がします。
 学校の休校措置が採られて以来、エデュコもその措置に準拠する体制をとり、主宰する個人的立場では、①代替授業の設定、②受講料減額措置に係る中期運営資金の調達、③動画作成に係る機材と方法の検討、④家庭学習確認方法の検討、⑤会員の安全管理に係るルール設定や資材調達の検討、⑥クラス分割と担当講師の検討、⑦夏期講習の設定・受付・運営に係る検討、⑧前記に係る事項の周知活動と実践管理等、例年にはない様々な方策の検討と実践に追われました。

 ここに至って、会員・保護者・エデュコスタッフとも「新たな共通認識」を持ち、粛々とエデュコ利用・運営ができるようになったと思えます。
 具体的には、①通塾前の検温、②マスク着用、③うがい・手洗い・手指消毒の徹底、④ハンカチ携帯の徹底、⑤エデュコ内での検温、⑥エデュコ内における、トイレ・手洗い場からの再入室ごとの手指消毒、⑦授業中の発声の自粛、⑧およそ15分毎の窓開け換気の実行等、子どもたちも「今の様式」に馴染んできました。

 授業中の様子は、「例年とは異なり、発声を自粛する分、静かに淡々と…」と評価できますが、不自由ではなく集中の度合いが高いようにも感じられます。さらに特筆できることは、トイレや手洗い後の手指消毒の意識が高く、例外なくエデュコ内で2~3回以上の消毒が実行されていることです。
 私たちとすれば、気を緩めることなく、極端に言えば、毎授業時に感染防止意識の確認を繰り返していくつもりです。

 ところで、授業動画の配信において、皆様にご不便をおかけしていることをお詫び申し上げます。配信そのものは、予定通りに実施できていますが、視聴したい時期にできないという不便さです。
 具体的には、6年生の動画に関してときわ台駅前校会員が、5・4・3年生の動画に関して志木駅前校会員が、それぞれ他校舎での収録を待たねばならないこと、収録自体は終えていても、所属する校舎での対面授業の日を待たねばならないこと、などをあげられます。
 この不整合に関しましては、事前にいろいろ検討いたしましたが、10人に満たないスタッフで、確実に実行できる方策として現状の方法をとらせていただきました。

 エデュコの講習体制では、一般的な学習塾の方法と異なり、2校で対面授業が延べ75講座、V講座が74講座となり、合計149通りの出席者名簿作成が求められます(配信回数合計745回、延べ人数約7500人)。受講を皆さまの自由意志に委ね、名簿の書き換えを重ねながらの作業ですから、収録済みのV講座であっても配信を対面授業の実施日に合わせることを優先させていただきました(それでも、校舎間のタイムラグが残ります。大変申し訳ありません)。

 埼玉地区では通常登校が開始され、東京地区でも間もなく開始されようとしています。皆様の時間のやりくりの困難さは察するに余りありますが、どうか、この現状をご理解いただいたうえで、少しでも満足度の高い「夏休み学習」に仕上げていただきますようお願い申し上げます。
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