10年前の祭り衣装。
全体的に白と赤のみの衣装デザイン
ここまでシンプルやと
屋外は、会場によってはパッとしなくなります
屋内のステージなどはキレイに映えるんやけどね
でも敢えてこのデザイン
この作品のテーマがまつり後の「直会」
岡山には「温羅(うら)伝承」という伝承物語があって
岡山の祭り「うら(温羅)じゃ」では温羅が神として崇められとるんです。
その温羅のもとでの直会、そこに生まれるドラマを表現した作品なので
伝承ってことを表現するポジションを白いお人が担ったわけです
「いた?いない?え?いたの??」って感じを目ざしてたの(笑)
それでも、衣装のチラチラ見えるところに
青、緑、黄色のグラデーションのシフォンを入れて
他の踊り子の衣装カラーとリンク
「伝承」を表現したかったから
表情(感情)も見えない方が良くて、笠で顔を半隠し。
それでも
チラッと見せる瞬間はあるので、ちゃんと感情をのせて踊ってました(笑)
その貴重な瞬間を
いつも撮ってくださる祭りカメラマンさんが撮ってくださってた