さて 昨日はディスカバーISOWAツアーの前で記事を中断してしまったんですが・・・
実は その後の参加者のお礼メール、ISOWAメンバーからの返信を読んでいるうちに
何だか嬉しくなってしまってもっと昨日のうちに書いておけばよかった・・・と後悔しきりです。
こんなに記事が書きたくなっちゃうなんて いつ以来でしょうか！！
だからきっと今日は長文になっちゃうはずですが 最後までお付き合いくださいね
まずは懇親会での満足そうな写真からスタートしましょう。
みんないい表情！ 日中の対話会（オフサイト）の後の泡オフは ホントに
盛り上がって 磯輪さん もとい英之さん(社員は肩書では呼ばないんです）のことを
宇宙人だとか怪物だとか
そう語るメンバーの嬉しそうな顔が今でも浮かんできますよ。
その後のメールのやり取りからも この写真からも 承継者の皆さんに
満足していただけた・・・彼らにとって貴重な機会になったって感じます
そういう意味では 私自身のライフワーク
世の中の事業承継を支援していく・・・が一つ実現ししているわけですよ。
さて 今回ディスカバーISOWAツアーで語ってくれたのは・・・
まずは調達のKさん
休みやすい職場にするために 調達先の担当を 一人で１５社から
二人で３０社にする取り組みについて話してくれました
まだ成果はうっすら・・・とのことですが 情報が個人に埋もれず
誰かが休んでも対応できる人がいる・・・というメリットに手ごたえを感じ始めました。
組み立てが組み立てる順番に部品を調達する・・・という取り組みについても
以前だったら誰も協力なんてしてくれなかったのが 図面を順番に出図する
といった 設計にとっては仕事の効率が落ちちゃうというようなことでも
協力が得られるようになってきているんだそうです。
風土が良くなると 業績にも貢献する・・・ってこういうことなんですよね。
組み立ては４年目のMさん
自分の組み立てた機械が 「実際に据え付けられて動く瞬間がやりがい」
と話してくれました。
こんなに華奢なMさんですが・・・
お客様の工場では いろんなメーカーの人とスケジュール調整しながら
お客様の生産に間に合うよう機械を立ち上げていく・・・
その修羅場に立つ場面を想像すると カッコいいですよね
そして・・・加工はYさん
昨日も書きましたが 気になって仕方がないという各リーダーたちが脇で見ています。
加工した部品や工具 段取り冶具などをiPadで撮影
その写真を見ながら 次はこうしよう・・・と効率アップを考えています
小集団活動にも参加していて今は特性要因図に取り組んでいるんだとか
トヨタを離れてから久し振りに聞く QC七つ道具です。懐かしいな
手前に掲示されている新聞にはISOWAの風土改革が紹介されていて
何とも絵になりますね。
ディスカバーISOWAツアーの後は会議室で対話会
なんと 磯輪さんはじめ全役員の方 さらには後継者の光さんまで参加していただいて
そのメンバーをほぼ半日独占ですから・・・何とも贅沢
これには感謝しかありません。
ホントありがとうございました！
中心メンバーがいなくても自ら判断する
社員の皆さんが自分で考え行動してくれてこそですね。
ここにいるメンバーはスポンサーを自認
まさにISOWAの風土改革の結果がこの写真に表れているっていうわけです。
今回 英之さんから「ファシリテーターをやってね」と言われて
以前から役員だった中村さんに「そういうわけだから突っ込んできてね」
とメールしたら 突っ込む人が増えているから・・・と中村さんから返信があって
どういう事なんだろうと思ってきましたが納得。
今回SさんとKさんが役員に昇任されて・・・
このお二人のことだったんだ・・・ってすぐ分かりました。
そもそも 風土改革の起点となった「会社の悪口を言う会？？」の
一期生のお二人・・・そのころのお話をたっぷり聞かせていただきました。
当事者から生の声を聴けるなんて ファシリテーターを引き受けたからこそ
ホームページのISOWAビトの物語を読んでみてくださいね
第６回 社員が率先して始めた風土改革:http://www.isowa.co.jp/isowastory/0602/index.html
会社は場所を提供したのみ
みんなで話すうちに 愚痴ばっかり言っていても自分たちが情けない・・・と
多くのテーマの中からリードタイム短縮に決めて取り組んだとのこと
「お前ら よくやるよなぁ」と揶揄されながら それでもトライお願いします
って 取り組んだこと。
圧巻はリーダーだった方の名言ですよね。
馬鹿と言われて（社長の犬と言われて）やっと風土改革なんだ！
このころになると 英之さんも身を乗り出しちゃいます。
まあ中村さんに聞けば「ちょこっとね」と言っていましたから 仕掛けがあったには違いありませんが 素晴らしい出来事ですよね。
ISOWAさんでは 磯輪さんのブログといい 社員さんの発信や
e-isowaニュースの発信など 会社を外に開いていて
社員にとっての「晴れの舞台」がいくつも用意されていますよね
ディスカバーISOWAツアーもその一つなんですが・・・２００８年に
ISOWA さんに見学に来ていただいて 取り入れていただいて
ですからこの機会に ずっと気になっていたことを聞いてみました。
「こうして自分ガタリをすることって 本音ではどうですか？」って
そしたら光さんが
「自分が考えていたことがまとまって いい機会になります」って
これで安心しちゃいましたよ。
晴れの場になる・・・って取り入れてもらったけど 舞台に立つ人は
どう感じるんだろうか？ ホントは嫌なんじゃないかって気になってましたから
その後は場所を移動して懇親会
最後には皆さん満足そうに写真に納まるのですが・・・
ここで感じたことは SさんもKさんもすでに立派な参謀だっていうこと
そういえばお酒も飲んでいなかったのに ホントに熱くて・・・
お二人に挟まれた私は焦げちゃうんじゃないかって
ただ今現在のISOWAさんは素晴らしい会社で、圧倒されそうですが
ここまで来るのに20年を費やしている事を忘れてはいけません。
諦めずに仕掛け続けて今の風土を手に入れ さらにこの先に向かって
進んで行こうとしているからこそのISOWAさんなのですからね。
今回参加された承継者の皆さん
早速お礼メールを出されていましたが・・・それに対する返信が
また温かくて 涙が出そうになっちゃいます。
こうやって 磯輪の輪が広がって行くんだ！・・・と再確認ですが
これって つながってストーリーが生まれて行くっていうことなんじゃないか？
ってふっと気づきました。
ISOWAさんオリジナルコーヒーISOWAブレンドの説明にも こ
の輪が広がっていく様子が表現されていて
こうやってストーリーができていくんだなぁ・・・って
いや 意図的にストーリーにしているんですね。
ISOWAの輪が広がって ストーリーが次々生まれていく・・・
日本で一番大切にしたい会社 審査員特別賞という いい会社の評価を受けましたが
それって こうしたストーリーが支えているに違いありませんね
今後ますます注目されるに違いないISOWAさん
その時にも迎えていただける自分でありたい・・・と決意した私です。
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