いい会社ってどんなだろう

　東京の新規感染者数が200人を超えて　まだまだコロナウイルスの感染は収まったと言うには

早すぎる感じですが　バスにも新幹線にも乗客が戻ってきているって感じますよ。



　今回の岡山行き　名古屋までのバスは登山者もいてほぼ満席。

隣に乗客がいるって　なんだか久しぶりでしたが　便数が減っている状況の中ですから

バスがなくなることはなさそうだ・・・ってちょっと安心です。


　季節も一気に秋になったっていう感じで　岡山にいても涼しかったし

バスの中からの雲は　まさに秋の高層雲です。



　毎回楽しみにしている新幹線の車窓の風景も　空気が澄んだ秋の気配でいっぱい

いい季節になってきたなぁっていう感覚になりますね。




　昨年の6月からですから　今回で16回目になるはずなんですが・・・

皆さんと話し合う中身も　仕組みやルールといった中身から　社員同士の関係性へと移ってきて

参加しているメンバーの意識も変化してきたなぁっていう感覚です。


　天竜精機で組織風土改革に取り組んだ時よりやや早く進んでいる感じで

環境を与えられて今まで考えたことがなかったことを話し合っている参加メンバーと

​そうではない社員との間の​「当たり前」に差​が出てきたなぁって　感じてきました。

　天竜精機の時には　プロジェクトメンバーはほかの社員から「チルドレン」と揶揄され​

仕事を休んでプロジェクトに参加している特別な存在になってしまったんですが

そこまでの断絶はないみたいなんですが・・・

　一方で自分たちが気付いた新しい「当たり前」を基準に　ほかの社員に対する場面が散見され

​このまま進めば　​浮いてしまう可能性​がありそうだなぁって感じ始めました。

　

　粗材メーカーのH社にとって　どの手色のロットサイズで受注できるか？　生産するか？​

は　作りやすさに大きく影響されるのですが　今までは極力まとめるのが当たり前。

　ところが　実際の受注数を見ると　今まで最低としてきたロットサイズを半分以上で

下回っていて　最低ロットサイズの概念が変わってきたんです。

　だから　さらに小さなロットで対応しなくちゃいけない・・・という新しい当たり前が

​「ほかの人もそう考え　そう対応するべき」という態度になって表れてきたっていうわけですが

　​意識の変化は人によっては違う​し　ましてや参加していない人にとってはかつての感覚で​

考えているわけですから　強い口調になれば対立が生じますよね。


　当時　そういう意意識の違いを「悪いことが起こっている」と考えてしまった私ですが

今回は　変化の途中で当然起きるべきことが起き始めたなぁ・・・と冷静に　
そして喜ばしい変化として冷静に受け止めていて　この自分の受け止めの変化には
自分のことながら　驚いているんです。

　会社全体が変化しようという時当然起きてくる意識のギャップ！

これをきっかけに　全員がそのことを考える話し合いとかイベントとか　そろそろ

そんなことが必要なタイミングを感じてきましたよ。
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