2020年3月16日月曜日

ドイツ 運転免許証 書き換え方法 <申請編>

こんにちは。妻・そらまめです。


今回のブログでは、ドイツに6ヶ月以上滞在する方向けに「日本の運転免許証をドイツの運転免許証に書き換える方法」についてご紹介します。



まず最も重要なポイントですが、日本の運転免許証を試験なしで書き換えるには、ドイツ入国後[住民登録]を行い[滞在許可証]を取得した上で(住民登録日から)6ヶ月以内」に申請しなければならないという決まりがあります。



実は我が家、とうとう今月末(あと2週間!)でドイツ滞在6ヶ月に! ここ3ヶ月ほどは「運転免許証の書き換えをする」が我が家の「TO DO LIST」の常連でした、トホホ。


そんなこんなでおしりに火が付き、やっと本日、書き換えの申請に行ってきました。肩の荷が下りたとともに、この解放感ハンパありません(感涙)。

ではでは、私たちの体験を交えながら「日本の運転免許証からドイツの運転免許証への書き換え方法」本題に参りまショー♡




<ステップ1:まずは【翻訳証明】を取得しよう>


まずは、日本の免許証をドイツ語に公式翻訳してもらう必要があります。



認定を受けた翻訳事務所で訳してもらったり、ADAC(ドイツ自動車連盟)に翻訳証明を申請したりなど、いくつか方法はあるようですが、私たち夫婦はノルトライン=ヴェストファーレン州に住んでいるので、デュッセルドルフの総領事館で「自動車運転免許証抜粋証明」を発行してもらうことにしました。



夫・エダマメは平日仕事をしているため、委任状を用意して私1人で行ってもよいか領事館に問い合わせたところ「申請時か受領時いずれかはおふたりで来てください」とのこと。


「できれば申請の際におふたりで来ていただい方がよいかと思います。申請書の一部が委任状になっているので、申請時にご主人にサインいただけば、受け取りは奥様おひとりでも大丈夫です」と案内いただきました。 


1) 総領事館で「自動車運転免許証抜粋証明」を申請する



総領事館に出向き、必要書類を提出します。 


[申請時に必要な書類等]

1。パスポート

2。自動車運転免許証抜粋証明申請書(窓口に用紙あり※)
3。日本の運転免許証
4。申請手数料:16ユーロ(1人分)

デュッセルドルフ総領事館で手続きされる方は、公式サイトより申請書のダウンロード&印刷も可能です↓

https://www.dus.emb-japan.go.jp/files/000478085.pdf

なお、来館予約は必要ありませんが、お休みも多いので休館日や開館時間にご留意くださいネ。 

[発行までの所要日数]
 


 申請日の翌日から数えて4開館日以降
(スケジュールに例外あり。ご留意ください)

 ※ 以上は「2020年2月時点」での情報を記載しています

2) 自動車運転免許証抜粋証明を受け取る

ちなみに私は申請日から10日後くらいに来館しました。窓口で必要書類を提出し、ほんの数分ほどで無事に受領完了です! 申請時と同様、休館日や開館時間にはご留意くださいネ。 

[受領時に必要な書類など]


1。受取人のパスポート
2。申請後に手渡された用紙(必要に応じて委任状も)




<ステップ2:次に【書き換え申請】をしよう>

 

実は私たち夫婦、このステップで長らくつまづいていました。ネットで情報収集をしてみると「市役所または交通局?で申請するだけ」という情報もあれば、「市役所に行く前にADAC(ドイツ自動車連盟)に行く必要がある。ADACで翻訳証明を元に免許証の種類を分類(classify)してもらい、その後市役所で申請する」という情報などもあり。

さらに、ドイツの仕組みに疎いそらまめは「市役所って区役所(★)のこと? それとも別に市役所があるの?」という疑問まで出てきてしまい、ひとりでモンモン。一体どうしたら良いの〜!?


そんな時ちょうど別件(滞在許可証の住所変更)で区役所(★)に行く機会がありました。その際、運転免許証書き換えについて尋ねてみると「ここで申請できますよ。運転免許の担当者がいますので」とのこと。
あっな〜んだ!直接、区役所で申請できるんだぁ♡ モヤモヤが晴れました。ご担当者から必要書類を教えてもらい、るんるんで家路についたのでした。

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(★)日本語であえて「区役所」と表現していますが、ドイツ語だとKundenzentrum、またの名称 Bezirksrathausです。居住エリア管轄のKundenzentrumで住民登録をしたわけですが、同じ建物内に運転免許証の担当デスクが別途設けられていました。
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1)必要書類を用意して、区役所で申請する
  
区役所で手続きするにあたり、もし日程に余裕があれば、事前にオンライン予約をされてもよいかと思います。いつもは私も予約しているのですが、今回は「今月末までに申請しなければならない」という急ぎ案件。来月中旬まで予約がいっぱいだったため、初めて予約なしで出向くことにしました。


管轄の区役所、月曜日は午前7:30開館です! 私たちが最寄りの駅に着いたのは7:15頃。「けっこう早く着いたね!一番乗りだったりして?!」とノーテンキなことを言っていた自分にカツ! 私たちが到着すると、もうすでに15人ほどが列をなしていました。


朝 7:15すぎ、区役所に到着。まだオープン前なので、みんな待っています(なんとなく列っぽくなってる)

先頭の方は何時に来たのかな〜?それにしてもみなさんお早うございます


予約なしの場合はここでチェックインします。来館理由を伝えて、番号用紙をもらいます。



メインエントランス付近の様子


自分の番号が電子掲示板に表示されたら、担当デスクへGO!



[書き換え申請時に必要な書類など]



1。パスポート

2。証明写真1枚 (縦45mm 横35mm)
3。日本の運転免許証
4。翻訳証明
5。申請手数料:35ユーロ(1人分)
 

[発行までの所要日数]

4週間

 

※ 以上は「2020年3月時点」での情報を記載しています





すでにたくさんの人が並んでいたものの、運転免許証手続きで来館されていた方はいなかったようで、奇跡的に1番に呼ばれました。予約なしでしたが、待ち時間ほぼなし。たまたまかもしれませんが、いつもオンライン予約をして行く時の方が待ち時間が長いです(笑)。開館前に到着したのもよかったのかもしれません。



まとめ
 

というわけで、祝・申請完了! あとは1ヶ月後、無事に免許証を受け取れたらブログでご報告します。


なお、ドイツ国内のお住いの地域により手順や必要書類が異なるようですので、詳しくはご自身でお確かめの上、手続きくださいますようお願いします♡


最後に。。。 免許証の書き換えにあたり、とあるブロガーさんに質問をして親切にご対応いただきましたこと、ありがとうございました^^


みなさん、良い1日を〜!!!





ありがとうございます!
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