三位 ビックショー種も仕掛けもありまして画面の前に張り付いたまま
二位 食いついた獲物はやたら大きくて引き上げるまで二転三転
一位 初めから結末知っているけれど印籠出すまで少しドギマギ
賢者の戦というものは、戦端が開かれた際には既に大勢は決しているもので、
むしろ水面下で十二分な勝算を得ているからこそ、リアルな表面世界での実戦
と相成るのである。毎度のことではあるが日米の一流メディア諸兄は、口を
開けば売電大先生の勝利確定を唱え、あたかも大先生による新政権発足が、
太陽が東から登るがごとき不変の真理であると見せかけて、その実、新体制
の実現を保証するタダの紙切れ一枚とて見当たらないばかりか、子細を吟味
するに値する何ものも未だその影さえ見せないのである。本日も激戦州において
公聴会が開催され、形勢の逆転の端緒ともなるべき判断が示されつつあるにも
関わらず不都合は見ざる聞かざる言わざるの左甚五郎もひれ伏す脳天気ぶりで、
ただ網に掛かった大小の獲物をやおら引き上げ始める寅親分の予定通りの工程
表の一里塚を手をこまねいて見ている以外にないのである。
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