Steam版『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』評価は「圧倒的に好評」ー色あせない面白さ【Steam新作レビュー】

2020年7月12日ゲーム評価RPG, レビュー

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「ペルソナ」シリーズのなかでもとくに人気のある『ペルソナ4』の完全版『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』が2020年6月14日が配信されました。

これはいいゲームニャ。

筆者はPS2時代に、友人から「とにかくプレイしろ」とかなり強くすすめられてプレイしました。

当時は人気がありすぎて、ソフト自体が売ってないみたいな事態にまでなっていましたね。

今回は本作のレビューと感想、評価をお届けします。【追記】祝!Steam版の売り上げが50万本を超えました!

 

どんなゲーム?

本作が最初に発売されたのは、2008年7月10日です。今から12年ぐらい前になりますね。それでもいまだに人気というのがすごい。『ペルソナ5』も出ましたけど、4ほどの根強さはない気はします。

本作のほうが主人公が取っ付きやすい気がするニャ。

当時のプラットフォームはPS2で、人気が出たことから2011年10月にはテレビアニメが、2012年にはPSVITAで『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』が発売されました。

本作は、もともとはPSVITAのゲームだったのニャ。

その後、なぜか格闘ゲームの『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』がPS3とXBOX360で発売されました。筆者はXBOX360版をプレイしていましたね。ペルソナと連携させてコンボを作っていくというのが面白かったです。

その後は携帯ゲーム機で「ペルソナQ」シリーズや、リズムゲーム『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』となんだかよくわからない方向に手を広げていっています。ゲーム中のBGMがいいので、リズムゲームとの相性はいいとは思いました。

本作の内容ですが、「日常アドベンチャーパート」と「ダンジョン探索パート」が交互に繰り返される形になっています。

日常の学生生活を満喫しつつ、ときおりダンジョンに潜って敵と戦うといった形ですね。

本作がとくに優れていると思う点ですが、やはり「ストーリー」でしょう。

ミステリー要素を含んだ内容になっているので、先が気になって、どんどんストーリーを進めたくなってしまいます。

そのため、本作未プレイの方は事前情報をいっさい仕入れずにサッサとプレイしたほうがいいかと思います。ミステリーをネタバレされたらつまらないですしね。

『ブレイブルー クロスタッグバトル』の登場キャラで、盛大にネタバレしてたのニャ。

あれは正直やめてほしかったですね。前半の山場ですし。『ブレイブルー クロスタッグバトル』を知らない人は調べなくていいです

またゲーム中のBGMもかなり良く、名曲揃いです。

すべてにおいてレベルの高いゲームなので、未プレイの方はぜひともプレイすることをおすすめします。

 

ユーザーの評価

本作のSteamでの評価ですが、「圧倒的に好評(96%、18543人中)」になっています。

圧倒的ニャ。レビュー数も2万人近いニャ。

本作の良かった点・悪かった点については以下のとおりです。

良かった点

・やっぱりストーリーが面白い。名作。

・登場キャラクターに愛着が持てる。

・グラフィックのセンスが良すぎる。

・ゴールデンになったことで、もとの『ペルソナ4』より格段に遊びやすくなった。

・「おま値」だらけのSteamの中で、日本価格が他国より安い。

・BGMが神曲。

悪かった点

・移植作品ということもあり、バグや強制終了が見られる。

・PCスペックを思いのほか要求される。

  

やはり全体的に好評ですね。悪かった点としては、ゲーム内容よりも動作の不安定さやバグといった点の指摘ばかりでした。このあたりはパッチでなんとかできることなので、ゲーム自体の評価にはつながらないかと思います。

 

総評

10年以上前に発売されたゲームにもかかわらず、いまだに色褪せず、神仙さすら感じさせてくれる本作。

すでにプレイ済みのユーザーも、値段の安さや懐かしさで購入している方が多く見られます。

また海外の公式ツイッターでは、販売本数が50万本超えたことが発表されました。

いまだにこれだけ売れているのニャ。

値段も当時に比べたらだいぶ安いですし、これまで本作に興味がなかった方も、これを機会にプレイしてみることをおすすめします。

良作は時間が経っても良作なのニャ。