『三國志14』武将能力:曹彰の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その180】|三国志14

2020年7月11日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

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『三國志14』三国志武将評価シリーズの第180回目は、曹操の子らのなかでは最強の曹彰そうしょう)についてお届けします。前回の卞氏は以下のリンクから。

 

人物について

曹彰、字は子文(しぶん)。前回の卞氏の子で、同母兄には曹丕、同母弟には曹植曹熊がいます。

若いころから弓と馬術に優れ、力は強く、みずから猛獣と格闘し、険しい道もものともしませんでした。

みずから猛獣と格闘するって、格闘家気質なのニャ。

気質が荒かったことから、曹操は、

「おまえは書物を読まず、剣術を好むが、それは匹夫の勇というものだ」

と戒め、曹彰に『詩経』と『尚書』を読むことを課しました。

しかし曹彰は側近に、

「立派な男は十万の兵を引き連れ、蛮族と戦って功績を挙げるものだ。どうして博士になどなれよう」

とこぼしたといいます。

勉強嫌いなのニャ。まさに脳筋キャラニャ。

あるとき曹操は、子らに望みを聞きました。

すると曹彰は、

「私は将になりたいです。鎧を着て、武器を手に、兵の先頭をきって戦います」

といいました。

とにかく戦いたいのニャ。

烏丸が反乱を起こしたとき、曹操は曹彰をこれにあたらせました。

田豫の策によって敵は撤退をはじめ、曹彰はみずからそれを追いかけます。弓の弦の響きとともに敵が倒れるといった腕前でした。

じっさいに強いのニャ。

戦闘は半日を超え、曹彰自身もその鎧に数本の矢が当たっていましたが、物ともせず、いよいよ激しく戦いつづけました。

敵を深追いしたことから兵馬が疲れ切り、またこれ以上の追跡は命令違反にもなります。

しかし曹彰は、

「いま追いかければ、かならず蛮族を討ち破れる。命令に従って敵を放っておくのは、良将とはいえない。出発に遅れた者は斬る」

といい、追跡を続けます。

こうして曹彰は敵をさんざんに討ち破り、取った首や生け捕った敵の数は四桁にものぼったといいます。

さらに曹彰は、規定の倍の恩賞を将兵にあたえたので、喜ばない者はいませんでした。

信賞必罰なのニャ。良将ニャ。

長安に戻るとき、曹丕は曹彰に、

「功を自慢せず、受け答えは謙虚にしたほうがいい」

と助言を受けました。

曹彰はそのとおりにし、功績を諸将のものにしたところ、

「あの黄鬚が立派になったものだ」

と曹操は感心しました。曹彰はヒゲが黄色いことからそう呼ばれていたのです。

曹操には気に入られていたのニャ。曹丕はあまり好かれていなかったニャ。

曹操が亡くなったのちは、曹丕に警戒されるようになります。

そして黄初4年(223年)、病気にかかって亡くなりました。

曹丕もそうだけど、卞氏の子はみんなあまり長生きしないのニャ。

4番目の曹熊もそうですしね。

今回はそんな曹熊の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:83
武力:90
知力:40
政治:35
魅力:71
主義:我道
政策:長蛇強化(Lv4)(長蛇陣形の効果が上昇)
父親:曹操
母親:卞氏
親愛武将:曹植、田豫

武力90あるニャ。強いニャ。

武力ランキングでも夏侯惇徐晃孫堅といったそうそうたるメンバーと並んで10位ですね。

シリーズでも武力は90前後をキープしていて、評価の高い武将になっています。

 

個性について

掃討:自ユニットの攻軍が上昇(艦船、兵器以外)。

猛者:敵将を負傷、戦死させやすい。

果敢:自ユニットが「足止」にならない。

直情:敵勢力の罠から受ける被害が増加。

掃討」持ちニャ。

攻軍が上がりますので、ステータス以上の攻撃力を持っていることになりますね。戦場で活躍することができるでしょう。

 

陣形と戦法

陣形

鋒矢、長蛇、錐行

機動力重視の陣形だらけニャ。

追撃戦が得意ということで、機動力重視になっているのでしょうね。

戦法

黄鬚剛勇ダメージ+敵の士気ダウン。

急襲:ダメージ+「混乱」付与。

大喝:敵の防御ダウン。

攪乱:敵の機動ダウン。

まさかの固有戦法持ちニャ。

「黄鬚剛勇」はダメージ技で、敵の士気もダウンさせます。ただ拠点に対しては効果がありません。

他の戦法も拠点には対応していないのニャ。

野戦向きの武将ですね。

 

総評

曹彰は武力90ある猛将です。戦闘能力は魏でも上位でしょう。

また「掃討」の個性を持っていますので、ステータス以上の攻撃力を持っています。

陣形は機動重視のものがそろっており、「足止」を無効化する「果敢」もあるので、戦場を自由に駆け回ることができるかと。

戦法も「黄鬚剛勇」といった固有のものを持っています。ただ対拠点戦法はないので、野戦型の武将といえるでしょう。

機動力と戦闘力を活かして戦うのニャ。

次回は弟の曹熊を予定しています。【追記】次回出来ました。