『三國志14』武将能力:曹熊の評価は?【三国志武将評価シリーズ・その181】|三国志14

2020年7月12日三国志武将能力評価三国志, 三國志, 三國志14武将評価シリーズ

souyuu

『三國志14』三国志武将評価シリーズの第181回目は、曹操の子で早世した曹熊そうゆう)についてお届けします。前回の曹植は以下のリンクから。

 

人物について

これで卞氏の4人の息子が全員登場ニャ。

曹熊は曹操卞氏の子です。同母兄には曹丕曹植、それに前回の曹彰がいます。

『三国志』の「魏書」には、曹熊の伝である「蕭懐王熊伝」があり、その冒頭には「蕭懐王の曹熊は早くして亡くなった」と書かれています。

いきなり死んだニャ。

そのため、記述自体は少なく、亡くなったあとの話になっています。「王」の爵位も亡くなったのちに追贈されたものですね。

いちおう子がいて、曹炳(そうへい)といいます。

子ができる年までは生きていたのニャ。

ただ子のほうも、曹熊のあとを継いでから4年後に亡くなりました。

そして曹炳には子がなかったので、2500戸の領邑はすべて没収されてしまいました。

けっきょく途絶えてしまったのニャ。

『三国演義』のほうだと、生きていたときの曹熊が登場しますね。

病弱で、曹操が亡くなったときに、その葬儀に参列しませんでした。

そのことを理由にして曹丕が曹熊を咎めようとしましたが、曹熊は曹丕を恐れて自殺してしまいました。

やっぱり死んでしまうのニャ。

短命の4兄弟のなかでも、一番体が弱いですね。前回の曹彰とは対照的です。

今回はそんな曹熊の能力を見ていきましょう。

 

基本ステータスについて

統率:7
武力:5
知力:52
政治:65
魅力:67
主義:王道
政策:歳出改善(Lv2)(地域・訓練・募兵担当官の費用が減少)
父親:曹操
母親:卞氏

弱いとは思っていたけど、使えないというほどでもないニャ。

統率・武力はともかく、政治・魅力は60以上ありますし、内政の手伝いはできそうですね。

ちなみに初登場の『三國志3』では武力63ありました。

そこそこ強いニャ。

統率・武力ががっつり減ったのは、じつは『三國志7』以降で、それまでは凡将といったところですね。

 

個性について

虚弱:傷病になりやすい。

虚弱」のみニャ。病弱キャラを前面に出してるニャ。

内政をさせているぶんには、とくにデメリットにはならないでしょう。

 

陣形と戦法

陣形

方円

わかってはいたけど、守備陣形のみニャ。

とくに出陣させることもないかと。

戦法

無し。

これも予想ついてたけど、戦法は無いニャ。

戦うキャラでもありませんしね。

 

総評

曹熊は文官タイプの武将です。

統率・武力は1桁台で、戦法や有効な個性もないため、あきらかに戦闘には不向きなキャラです。

ただ知力は50以上、政治・魅力は60以上あるため、内政で使っていくのがいいでしょう。

人手不足を補う内政要員ニャ。

次回は皇甫嵩を予定しています。【追記】次回出来ました。