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【高校生の恋愛:淳平くん④】ドキドキな初めましての瞬間

4.高校生の恋
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今回でいよいよジュン君に会います!

 

恐怖・不安・期待・苦味・胃酸・・・などなど、緊張のあまり色々な感情や味が口元にフヨフヨとあったのを覚えています。

 

その瞬間のこと、今でも忘れずに鮮明に覚えています(^-^)

 

よければご覧ください!

ジュン君との花火大会当日

当日は大混雑が予想されるから、花火大会開始の2時間前に駅で合流することにした。

 

前日は緊張で寝付けなかった。

 

当日は早めに支度を済ませて家を出た。

 

何度も鏡を見ては、その時にできる努力を精一杯やった。

 

 

そしてイザ、出発。

電車に乗り込み、最初に会ったらジュン君と何を話そうか、会話に困った時には何を聞こうか など、何度もシミュレーションを繰り返した。

 

 

ジュン君との待ち合わせ時間より1時間くらい早く駅に到着した。

 

 

驚いたのが、その時間で既に花火大会に来た人達がたくさんいたこと。

 

まだ3時間前なのに!?

 

 

大きな花火大会自体が初めてだった私には、人の多さに本当に驚いた。

 

 

時間がたくさんあったので近くの道路やお店をウロウロした後、駅のトイレで髪や服、顔のパウダーやグロスを直して、改札に向かった。

 

約束の時間の20分前くらいになり、ジュン君にメール。

 

「〇〇駅の改札で待ってます」

 

 

するとすぐに返事が。

 

「オレももう着いて東口にいる」

 

なに~~~!?

 

偶然にも私がいたのも東口。

辺りを見回すも、人が多すぎて分からない。

 

電車を降りて駅から降りてくる人、

誰かと待ち合わせのために待ってる人。

 

するとジュン君からまたメールが。

 

「宝くじ売り場の前」

 

宝くじ売り場!?

 

キョロキョロ見回すと、少し行ったところに宝くじ売り場を発見。

 

いよいよだ。

もうここまで来たら後には引けない。

 

よし!

 

深呼吸をして宝くじ売り場へ向かった。

 

 

宝くじ売り場には着いたものの、それらしい人の姿が見当たらない。

 

ーえ?

ーもしかして私、どこかから見張られてる!?

 

ふと嫌な予感が胸をよぎった。

 

もしかしたらこのまま誰も現れずに帰ることになるのかな・・・。

 

 

寂しいような虚しいような気持ちになったその瞬間。

私の右横からヒュッと人影が。

 

イヤホンをしたTシャツ姿の少年があった。

その少年はイヤホンを耳から外しながら、

 

少年:「ミクさんですか?」

 

私:「は、はい」

 

少年:「初めまして、ジュンペイです」

 

その瞬間、周りの雑音は全て消え去った。

目の前の少年に釘付けになって一瞬も目が離せなかった。

 

私は人生で初めての一目惚れをした。

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