デジタル会員証の罠

先月のこと。
蔵王まで車で向かっている最中、「車が故障したらどうしよう」という不安に包まれました。
これは俺の昔からある悪癖。
実際はそうそう起きるものではないのですが、時折そんなことを考えてしまうのです。
バイトをやっていたときは早朝ということもあり、「この時間にパンクしたら終わりだ」とか、「パイパスで車が動かなくなったら最悪だなぁ」とか。
自分でもイヤになるぐらい、たまに心配性のスイッチが入ってしまうのです。

ただ、そんな俺のような人間にとって安心できるのがJAFのサービス。
前にもパンクした際に、スマホから連絡して助けてもらったこともあります。
こういうトラブルのとき、現在地とか正確に言えるものじゃないから、スマホのGPS機能とかは本当に助かるのです。
だからこのときも不安に駆られつつも、
「ま、いざとなったらJAF呼べば大丈夫だな」
と考えて落ち着こうとしたのですが・・・。
このとき、ふと「アレ?」というのが頭をよぎりました。
それというのも、俺は2ヶ月ほど前にスマホを初期化しており・・・。
その後、ゲームの再インストールなどに夢中で、JAFのアプリのことはすっかり忘れていました。
以前使っていたセブンイレブンのアプリやらお天気アプリは入れ直していたのですが、JAFのことは完全に頭から抜けていて・・・。
運転中、血の気が引いてきました。

この後。
どんどんこれらのことを考えていくと、更に恐ろしい事実に気付きます。
ほぼJAFのアプリを入れていないことは確実なのですが、その場合、俺はJAFの会員証も持っていないことになります。
それというのも、アプリのデジタル会員証を持ち歩くようになってから、カード本体は家に置くようになったから。
実際、デジタル会員証があればサービスは受けられるのでそうなったのですが・・・。
この場合、事故ってスマホがダメになった場合(バッテリー切れなど)、JAFに連絡することも出来ないし、仮に呼べても有料のサービスを使うことになります。
後で調べてみましたが、キー閉じ込みやパンクのケースで修理代金を調べると13,000~14,000円。
ゲームの再インストールなどよりも、真っ先にJAFのアプリを入れなければならないことに気付きました(笑。
ほんとうにアホですわ・・・。

と、そんなことがあり、この日はずっと怯えたまま運転を続けました。
「もしなにかあったらもう終わりだと・・・」と考えつつ、いつも以上に安全運転に努めて。
そして何とか家に戻った後、すぐにアプリを入れ、会員証も持ち歩くことにしました。
人によって考え方は変わってくるでしょうが、俺はアプリのデジタル会員証を持っているだけでは不完全だと考えます。
もうスマホがダメになったら、とにかく終わりなので。
その可能性がわずかでもあるのなら、JAFのサービスに加入している以上は必ず会員証を持ち歩くのがベストなのだと思います。

ちなみに再インストールして分かったのは、JAFのアプリは複数のスマホに入れる事が出来ず、会員番号1つにつき1台にしか入れられないこと。
確かに複数のスマホに入れられるとなると、家族や友人同士でデジタル会員証を共有することが可能になってしまいますからね。
顔写真もないから、使われるのは防ぎようがないと。
んで、俺はすでに1回登録してあるから、初期化したスマホにアプリを入れるのに手間取りました。
まぁもし俺と同じようなケースになっても、きちんと再インストールは出来るようになっているので、俺と同じようにスマホを初期化した方はご安心ください。

と、そんなわけで、車の運転をするならJAFのアプリや会員証の重要さを思い知りました。
ま、俺のようにスマホを初期化してアプリを入れ忘れるというのはバカの極みですが、デジタル会員証を持つことにより、カード本体を持たなくなるケースはありえると思います。
が、その場合、本当に何かあったら有料でサービスを受けるはめになるので・・・。
(JAF会員になっていても、その場で会員証の提示がなければダメ)
JAF会員の方はお気を付け下さい。

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