幸希子の『あのね』

小学生のとき『先生、あのね』という冊子を担任の先生とやり取りした記憶があります。『あのね』で始まる気づきを綴ります。

描く 想像する

2020年05月24日 | マイライフ
 どんどん外出自粛要請の解除や閉まっていたお店や施設が時短でもオープンするなど、コロナ禍の世の中も動き出した。こんなにガラッと『無防備』に鎧を脱いで大丈夫なのかな?と心配にもなるけれど、商売をされている店舗経営や従業員の雇用を守りたい会社など、待ちに待った自粛解除でもある。
 「自粛疲れ」や「自粛ストレス」がメディアでもネットでも毎日のように話題になっていたが、今日は、我が家族の自粛にともなうストレスのおはなしを書こうと思う。

 家族と言っても、同居の両親は、今年80になろうとしている後期高齢者で、持病がなくても新型コロナ感染はとても怖いので、それはそれは用心して暮らして・・・と思いきや、手作りマスクを着けて玄関にはわたしが用意した次亜塩素酸水のスプレーをヘビーユーズして、三日に一度は食材の買い出しに車で出かけ、3蜜を避けるため毎月かかっている病院の予約もキャンセルして、一日に3度4度は人気のいない道を散歩して(足のむくみが心配だから)、コロナ以前の暮らしとそう変わらない生活リズムを送っている。
 むしろ、大きく生活リズムが変わり、ストレスマックスで大変なのは、離れて暮らす娘家族のところである。
緊急事態宣言発出を受けて保育園が休みになり、3歳と1歳のオチビちゃんたちにとって、決して広くはないおうちで、ママときょうだい二人はずーっと過ごさなくてはならなくなった。
パパは幸か不幸か仕事が休みにならず出勤していくが、娘は二人目の産休、育休取得中で、1歳を迎えた二人目がようやく慣らし保育に行き始めたタイミングだった。上の子と下の子は同じ保育園だから、毎日家にオチビちゃんたちが居る。感染者が早くから報告されていた県にいるため、オチビちゃん二人を歩かせて買い物に行くことも出来ないし、公園にも連れていくにはまだまだ砂だって口に入れてしまうベビーだし難しい。

 最初のうちは、ママとずっといられることで子どもたちも娘自身も『怖い感染源から離れて自宅待機できる状態』を甘んじて受け入れていたと思う。
やがて、ママである娘が、普段なら一人で一気に家事ができるはずの午前中にオチビたちが居るので、掃除や洗濯、洗い物などが時間通りにできなくなり、食事もおやつもおむつ替えも毎日二人分をこなすには新米ママにはまだまだ大変。
これが足りない! オムツの残数が無い! って場合も一人でぷら~っと買い物に行くことも出来ないし、閉塞感と予定通りに家事が終わらないことのイライラが募りだした。
 オチビたちは、元気が有り余っていて、しっかり遊ばせてもお昼寝をしない日もでてきて、きっとママと遊んでいるつもりなんだろうけれど、たたんだばかりの洗濯物は倒して走る、きょうだいげんかも勃発する、おもちゃの取り合いっこがほぼほぼなんだけど。。。。怒られるって知っててわざとママの気を引くために危ないこととかやってるんじゃないのかな、イタズラはいつまでも終わらない(笑)

 4月に訪ねていったときには、ボールペンで落書きされ、ペン先が突き刺さったであろう穴が、既に押し入れに出来ていた!!!
保育園にいっていたらトイレトレーニングや普通食でどんどん成長が加速し、二人とも社会的刺激というのかな、『家』以外の場で友達をつくったり、模倣遊びしたりして親以外のオトナにも触れ、多くを学び習得し世界が広がる時期なのにね。平時に単に幼稚園や保育園に行っていない未就学児でいるのとはちがうわけで、外出自粛のなか、乳幼児にはマスクを着けつづけることも難しいし、あちこち触らないという約束はどだい無理なので、このたびのコロナ禍はどの年齢層にも悲劇をもたらしていると痛感する。


 おもいっきり、大きな模造紙にクレヨンや色鉛筆で落書きしたり塗り絵したり、絵の具で手形をパンパンつけたりしてあそばせてあげたいのに、新しい塗り絵本やクレヨン、絵の具も買いに行かないと手に入らないわけで・・・・・
 お風呂に一緒にはいったときに、湯気でお風呂場の鏡がくもると、「ばぁば、アンパンマン描いて」「ウッディ描いて」とせがまれる。なんかもう、愛おしいし、健気だし、勝手に可愛そうになってしまい、婆バカになってかえってきちゃった;つД`)

 知らないうちに、上の子は目と鼻と口のある顔が描けるようになっていた。
すご~~いっ。やがて『頭足人』といって、丸い顔から直で手足がのびた人間を描くようになるんだ・・髪の毛も天に向かって生えているかのように描くようになっていく。たのしみ~~♡
 数十年前、学校で幼児教育を学んでいたわたしは、幼児心理学やピアジェの発達段階のことを思い出し、娘を育てた時の経験もよみがえりながら、孫たちの成長を心から喜んでいる。願わくば、早く青空の下で走り回り、たくさんの友達から刺激をもらって、安心して外出できる日が来てほしい。

♡♡♡『あのね』♡♡♡
 描くという動作は、想像力を育てるんだよ。
幼い子だけでなく、大人になってもそれは同じ。
実際に絵を描くことにトライしたらいい。頭の中でなにかを思い浮かべてみてもいい。
想像力が創造性をもたらすんだね。
ネガティブ思考になりやすいときは、楽しくなる、明るい絵を描いてみたらいいんじゃないかな。絵心がないという人は、❀や☆をいっぱい描くだけでいい。それを好きな色で塗っていく。模様にしてみる。道具を使える動物はいるっちゃいる。賢いチンパンジーとかゴリラとかね。
けど、色を塗り分けて絵を描くことが出来て、その絵からいろんなことやものを想像できるのは、人間の特権なんじゃないかな。
きっと、楽しくなるね♫


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