町内会のイメージの例えとして、快晴では日に焼けるが、そうかといって闇夜では不安。満月程度の明るさでいい。安心安全なコミュニティーをなるべく広くの人々で形成するためには、顔見知りの関係(面識社会)の形成が町内会のとりあえずの目標となる。
3年前の我が町内会の意識調査によると、全1114世帯のうち、意識調査に参加してくれた世帯は、686世帯(62%)、うち町内会の行事に一つでも参加した世帯は、503世帯(45%)でした。
少し大胆に住民を分類すると①積極的参加503世帯(45%)、②消極的参加108世帯(16%)③無関心派428世帯(39%)となる。これは、日頃住民と接していて感じる皮膚感覚ともおおむね一致する。
今後の町内会活動の啓蒙として、住民に対して、①は各人の自主的な活動の促進。②は面識社会への啓蒙。③は②への移行推進。
ここで重要なことは、③の人々の②への移行推進を、すべての人々に強要すべきではない。当然、町内会に積極的に参加したくない人もいるわけで、寛容の精神でもって、その人の意向を尊重していかなければならない。
魅力あるイベントや協労など、②の面識社会の形成がなされる仕組みを仕込んでいくべきである。