住民の中には、イベント等を活発に行い、交流を深めることが、町内会の活性化と考える人もいるが、私は、町内会の目標はそのようなものではなく、何となく身の回りにあって安心できる、やんわりとした空気のようなものであればそれでいいと思う。
実際に目指すべきは、少しでも多くの住民が、積極的ではないにしろ、顔見知り程度(面識社会)でもいいから町内会に関心を持ち、ゆるや かにでも安全、安心が感じられる状況にあることだと思います。
当町内会は1500世帯と大きいところから、これらの概念を定着させるためには、多様な世代、各地区等の代表から構成した委員会などで、住民の多様な価値観をひろく把握し、それを反映させる組織が必要と思う。
ただ、「安心でき、やんわりとした空気のようなものであればそれでいい」という概念が「各地区等の代表」や「住民」に理解されるか、どのように啓蒙すればよいか、悩んでいます。
(京都市地域コミュニティ活性化に関する懇話会 報 告 書)を参考にしました。