プライムライン繋靭帯損傷から9ヶ月ぶりに入厩の目処が立つ

プライムライン繋靭帯損傷から9ヶ月ぶりに入厩の目処が立つ

3F40秒を切る登坂

5月29日に競走馬リハビリテーションセンターからシュウジデイファームへ移動し、入厩に向けて調教をこなしていましたが、7月に入って早い時計を出せるようになり、3F40秒を切る時計を出せるようになりました。

このまま順調に行けば、『今月末から来月初旬頃の札幌入厩』(厩舎陣営)が可能ということで、ようやくプライムラインの復帰戦が見られそうです。

未勝利戦は9月6日まで

札幌に入厩するということは、そのまま札幌の未勝利戦で復帰する予定とすると、矢作先生のことですし、入厩した翌週から使ってくるとした場合、残された未勝利戦は30戦です。

芝1800mでデビューしていますから、芝2000mを使うのが順当でしょうか。毎週1戦は番組がありますから、馬体の回復が順調に行けば、2戦から3戦もできそうです。

デビュー戦でレクセランス(3勝馬)と好勝負を演じたプライムラインなら復帰初戦からいきなりやってくれそうですが、無理せず2戦目で勝ち上がりでも十分です。

8月はプライムラインの走りから目が離せません。(無論、離しませんが!)

札幌開催の3歳未勝利戦(牝限定除く)

  • 8月08日(土) ダ1700m、芝2000m
  • 8月09日(日) ダ1000m、ダ1700m、芝1200m、芝2600m
  • 8月15日(土) ダ1700m、ダ1000m、芝2000m
  • 8月16日(日) ダ1700m、芝1500m、ダ1700m
  • 8月22日(土) 芝1200m、ダ1700m、芝2000m
  • 8月23日(日) ダ1000m、ダ1700m、芝2600m
  • 8月29日(土) ダ1700m、芝1500m
  • 8月30日(日) ダ1000m、ダ2400m、芝2000m、ダ1700m
  • 9月05日(土) 芝1200m、ダ1700m、ダ1700m
  • 9月06日(日) ダ1000m、ダ1700m、芝2000m

近況報告

20.07.15
 シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの坂路にて乗り込まれており、引き続き、週1~2回の速めを消化しています。
「きのうは1本目に15-15、2本目は3F40秒を切るくらいで登坂。速めの本数を重ねる中で、段々と馬に気持ちが出始め、動きも着実に良化中です。繋靭帯部に変わりはないものの、追った後にトモを中心として軽く疲れが見られましたので、そこはしっかりとケア。今後も疲れを溜めないよう注意しながら進めていければと思います。『今月末から来月初旬頃の札幌入厩』(厩舎陣営)が目標です」(石川代表)

20.07.08
 シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの直線ウッドチップ馬場もしくは坂路にて乗り込まれており、週1~2回の速めを消化しています。
「今週は坂路の1本目に15-15、2本目に併せ馬で3F40秒をマーク。併せたこともあって速い時計が出せましたし、追うごとに動き自体も良くなってきていますよ。引き続き脚元に細心の注意を払いつつ、この調子で速めの本数を積み重ねていければと思います」(石川代表)

広尾サラブレッド倶楽部

20.07.15
 シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの坂路にて乗り込まれており、引き続き、週1~2回の速めを消化しています。
「きのうは1本目に15-15、2本目は3F40秒を切るくらいで登坂。速めの本数を重ねる中で、段々と馬に気持ちが出始め、動きも着実に良化中です。繋靭帯部に変わりはないものの、追った後にトモを中心として軽く疲れが見られましたので、そこはしっかりとケア。今後も疲れを溜めないよう注意しながら進めていければと思います。『今月末から来月初旬頃の札幌入厩』(厩舎陣営)が目標です」(石川代表)

20.07.08
 シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの直線ウッドチップ馬場もしくは坂路にて乗り込まれており、週1~2回の速めを消化しています。
「今週は坂路の1本目に15-15、2本目に併せ馬で3F40秒をマーク。併せたこともあって速い時計が出せましたし、追うごとに動き自体も良くなってきていますよ。引き続き脚元に細心の注意を払いつつ、この調子で速めの本数を積み重ねていければと思います」(石川代表)

20.07.01
 シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの直線ウッドチップ馬場にて3本乗りを消化。今週より、坂路入りを開始しています。
「昨日は坂路を2本。1本目はハロン16~18秒ペース、2本目は単走で3F43秒程度。さらにペースを上げてみた最初の登坂でしたし、1頭だったこともあって、もうひとつ動ききれませんでしたので、週末か来週には併せ馬で40秒前後をやってみる予定です。今朝のチェックにおいても脚元に変わりはありませんでした」(石川代表)

20.06.24
 シュウジデイファーム在厩。おもにBTCの直線ウッドチップ馬場にて1本目は軽め、2本目はハロン22~23秒ペース、3本目はハロン18秒ペースのキャンターを消化。先週末より、週2回の15-15を開始しています。
「坂路やダート入りも考えましたが、ひとまずはコースを替えずに先週の土曜日、今週の火曜日と3本目を15-15程度で。さすがに最初は手応えがもうひとつでしたけど、昨日はまずまずの走りでしたよ。調教師によれば、『あと3週間くらいで目途を立てたいところ』とのこと。もちろん脚元が最優先の話ですが、ペースアップ後も痛みや腫れはありませんので、このまま速めの本数を重ねていきたいと思います」(石川代表)

20.06.17
 シュウジデイファーム在厩。先週同様、おもにBTCの直線ウッドチップ馬場にて1本目は軽め、2本目はハロン22~23秒ペース、3本目はハロン18秒ペースのキャンターを消化しています。馬体重470kg(6月中旬測定)
「すでに競馬を経験している馬ですので、やれば動きそうな感じ。今のところ脚元に問題はありませんが、患った箇所や番組面などを考えますと、再発だけは避けたいですからね。引き続きよく注意しながらフラットで長めをじっくりと乗り、来週ぐらいから坂路入りを検討していきたいと思います」(石川代表)

20.06.10
 シュウジデイファーム在厩。現在は、おもにBTCの直線ウッドチップ馬場にてキャンター3本を消化しています。
「1本目は軽め、2本目はハロン22~23秒ペース、そして3本目はハロン18秒ペースで。坂路に入れると馬が自然と行く気を見せてしまい、オーバーワークになりかねませんので、今はフラットコースでじっくりと進めさせてもらっています。3本乗り後も脚元に変わりはなく、落ち着いた状態をキープしています」(石川代表)

広尾サラブレッド倶楽部
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