【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

ネイティブチェックとプルーフリーディングの違い

2020-03-27 07:24:51 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです
 
翻訳作業に於いては

「翻訳者さんが翻訳されたもの(※1)を」
「別の方(※2)がチェックする」

という工程が一般的なのですが
※1 一次翻訳と呼んだりします
※2 翻訳者さんやチェッカーさんです
 
このチェック作業のことを
「ネイティブチェック」とか
「プルーフリーディング」と
呼びます
 
ではこの二つの違い
おわかりでしょうか
 
「チェック」だから
ネイティブがみてくれているはず
 
「チェック」だから
原文との整合性をみてくれているはず
 
ではないのです
 
「ネイティブチェック」は文字通り
翻訳後の言語を母国語とする人が
「ネイティブからみておかしくないか」
チェックすることをいいます
※日本語から英語への翻訳の場合は英語ネイティブがチェックする、ってことです
 
一方
「プルーフリーディング」は
「原文と翻訳文の整合性」
チェックすることをいいますので
作業するのは必ずしも
ネイティブとはかぎりません
 
よって
翻訳後の「チェック」工程について
翻訳者や翻訳会社と話すときは
「ネイティブチェック」なのか
「プルーフリーディング」なのか
明確に分けて用いるように
したほうがよいと思います
 
さらに
「チェック」には大きく分けて
二通りのやり方があります

ひとつは「原文参照無し」
もうひとつは「原文参照有り」

というものなのですが
これはもう読んで字の如く

「翻訳文をチェックするときに」
「原文を参照するかしないか」

その差なんです
 
ええ
わかりにくいですよね
 
たとえば日本語から英語に翻訳した場合
翻訳後の英文だけをみてチェックするか
元の日本語原文もみながらチェックするか
その違いといえば少しは
ご理解いただけるでしょうか
 
「原文参照無し」
は出来上がった翻訳文の
スペルミスとか文法とか
とにかく「読んで違和感がないか」
チェックすることをいいます
※これを「ネイティブチェック」と呼ぶところもあると思います
※ただし、ネイティブが行なうとはかぎりません
 
他方
「原文参照有り」は
原文と翻訳文を並べて
「間違った翻訳をしていないか」
「翻訳し忘れているところはないか」など
チェックすることをいいます
※これを「プルーフリーディング」というところもあります
※ただし、ネイティブが行なう場合もあります
 
「原文参照有り」「原文参照無し」
どっちが大変そうでしょう?
 
そうです
「原文参照有り」のほうが
大変なんです

何故なら
翻訳の質(出来不出来)によっては
全部翻訳し直す必要
あったりするからなんです
 
よって(チェック)料金も
「原文参照無し」より「原文参照有り」のほうが
高めになることが一般的です
 
まだわかりにくいですか?
 
そんなときはこちらまで
お気軽にお問い合わせください♪



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