【翻訳会社】インターブックスの翻訳外注ノウハウ

外国語の対応にお困りの方のために、「翻訳を外注する」上で役立つことを語っています。

外国人にはだいたいの意味が伝わればいい?

2020-04-01 08:55:03 | 日記
こんにちは
【翻訳商社】マンです

「某市のホームページの」
「自動翻訳機能による中国語表記で」
「多数の誤訳が生じていることが分かった」

とのニュース記事を見ました

「かなりの改善が必要だと考えている」
「無料翻訳を入れている他自治体でも」
「誤訳は頻繁に起きている」

「だいたいの意味が伝われば」
「と誤訳はそのままにしている」

とのことですが
これはつまり

「外国人にはだいたいの意味が伝わればいい」

ということだと思いますが
たとえば今回の悪性ウイルスに関する情報なども
同じような認識なのでしょうか

それ以前に行政が発信する情報に
「だいたいの意味が伝わればいい」
ようなものがあるのでしょうか

逆に言うと
そもそもそのような情報を
発信する意味があるのでしょうか

「今のままでいいとは思わない」
「費用対効果も勘案しながら、見直しを行う」

とのことですが
今のままの発注(入札)方式を継続しながら
問題の解決に至ることは容易ではない
残念ながら思わざるを得ません

我々業者からみると
世の中には誤った翻訳が溢れています

それらを指摘して修正(翻訳発注)を促す
というあこぎな営業手法も
とれないことはありませんが
できることなら私
【翻訳商社】マンがしつこく言い続けている

・翻訳する目的
・翻訳に期待する成果
・それらに最適な手段
・その手段を実行するに適切な予算

はじめにきちんと考え計画した上で
「だいたい」ではなく
「すべての意味が正確に伝わる」
翻訳とその依頼方法
ご検討いただきたいと思います



最新の画像もっと見る

コメントを投稿