【マツダ CX-8】「LEDウィンカー検証」③抵抗器外付け?ポン付け?最終検証

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ども、モリーです!

今回はLEDウィンカー検証の第三弾!

前回まではLED以外のバルブとの比較検証がメインでしたが、今回はLEDバルブに絞って色々検証していきたいと思います。

▼前回までの記事はこちら。

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イントロダクション

前回の検証でハロゲンバルブと比較検証した際に、自分の想像以上にLEDバルブの明るさとキレの良さが良かったので、今回は全灯LED化を目指して色々検証していきたいと思います。

で、今回はフロント用、リア用それぞれ新しいLEDバルブを用意してみました。

まずは▼こちらのLIMEY(ライミ―)のバルブ。

これは抵抗内蔵型のLEDバルブなんですが、前回検証に使ったLEDバルブが意外にステルス性が低くて、そこだけ唯一残念だったので、もう少しステルス性が高そうなこちらの製品を用意してみました。

▼このように完全にメッキ加工されておりステルス仕様になっています。

ステルス仕様になるとメッキ加工されて、その分輝度が落ちるのですが、それでもハロゲンのステルスバルブよりはマシだと思うので、ハロゲンとLEDでステルスバルブの明るさ比較をして確認したいと思います。

そして、もう一つのバルブは▼こちらのぶーぶーマテリアルのLEDバルブです。

こちらは抵抗器が付いていないタイプなのですが、LEDバルブにありがちな素子むき出しな感じではなく、ムラなく光るディフューザー仕様となっており、見た目はなんだか普通の電球に見えますね。笑

で、そうなると抵抗器が別途必要になるのですが▼こちらを用意してみました。

普通、外付けの抵抗器ってウィンカー線に配線を噛ませて付けなければならないのですが、こちらの製品はT20のウィンカー形状に合わせたカプラー式になっており、配線を傷付けず装着することが可能です。

▲このように、グレーのコネクタにLEDバルブを付けて車両側に固定し、黒いコネクターはウィンカーのカプラーに繋げる形となります。

こんな便利なものあるんだと感心したのですが、ただこれ、Amazonのコメント欄とか見てるとどうも加工が必要らしいんですよね。

まぁ、これは実際に付ける時に色々見てみましょう。

では、まず各LEDバルブの性能を確認していきたいと思います。

各製品の性能確認

さて、比較のため用意したのは、上で説明した2製品に加え、前回までの検証に使っていた下記の2製品を対象として含めました。

▼黒船のハロゲンステルスバルブ

▼CatlandのLEDバルブ

と言う訳で早速この4製品を比べてみました。

こうして並べてみると、前回の検証で使ったCatlandのLEDバルブが断トツ明るいですね。
続いてぶーぶーマテリアルのLEDバルブが明るいですが、これぐらいであれば純正のバルブとあまり明るさは変わらないかも。

逆に、ステルスバルブはどちらも暗め。LIMEYはLEDバルブなのにハロゲンのステルスバルブをあまり変わらない明るさ。
上手くリフレクター(反射板)を使えていない印象です。

そして、キレの良さも確認してみました。

▲この写真は点滅のタイミングを合わせて撮影したものですが、ご覧の通りハロゲンバルブだけ灯りが残っています。
これはLEDバルブが一瞬で点いて一瞬で消えるため消灯しており、ハロゲンバルブだけが取り残されてまだ光っているという状態です。

これがLEDバルブのキレの良さというやつですね。

ただ、LIMEYはなんだか他のLEDバルブより一瞬遅れて消灯します。
LEDの特性上遅れることは無いと思うのですが、メッキ加工部分に灯りが残っちゃってるのかな?

ハイフラ現象の確認

前回の検証ではやり方がまずく確認出来なかったのですが、今回ハイフラ現象を確認することが出来ました。

右のリアウィンカーだけ抵抗器が内臓されていないぶーぶーマテリアルのLEDバルブに交換し、残りはハロゲンバルブの状態でハザードを点けてみましたが、この状態ではハイフラは発生しません。

これはハイフラが前後左右四つの消費電力を基準に判定している為であり、4個中一つだけLEDバルブにしても他の三つのバルブが電力を消費してカバーしている為です。

▼ハザード時の電力消費イメージ

と言う訳で、右のウィンカーだけにしてみたところ、一瞬でハイフラが発生しました。
全体の消費電力が落ちて、球切れと勘違いした為ですね。

▼ウィンカー動作時の電力消費イメージ

ハイフラ発生の仕組みは結構単純ですね。

外付け抵抗器の取り付け

製品性能の確認が出来たので、ちゃんと取り付けしていきましょう。

今回は、ぶーぶーマテリアルのLEDバルブ+外付け抵抗器をフロントウィンカーに、LIMEYのLEDステルスバルブをリアに取り付けました。

で、実際に取り付けしようとしてみて、外付け抵抗器で加工が必要と言っていた理由が判明しました。

▲このグレーの部分は車両側に固定する部分なのですが、ここにツメが四つあり、このままでは装着出来ませんでした。

このツメの内、二つをニッパーで削ることで装着は出来たのですが、残ったツメでは上手く車両側と噛み合わず、ちょっと引っ張ると抜けてしまう感じだったので、念のため布テープで補強しておきました。

あとは、抵抗器の取り付けですが、ステーを使ってネジ止めする形にしました。

もし直接車両に抵抗器を付ける場合は、抵抗器がかなり高温になることを考慮して、普通のビニールテープや両面テープで取り付けるのはNGです。テープが溶けて火災になる可能性があり大変危険です。

直接車両の金属部分にネジ止めする。
または強力な耐熱テープを使う等、高熱対策をしっかりしましょう。

取付後の検証

リアウィンカーもLIMEYのLEDバルブに交換し、一通り取り付けが終わったので、10分ほどハザードを点けてハイフラが発生しないか、抵抗器はどれぐらい熱くなるのかを確認しました。

ちなみに温度測定は▼この秘密兵器「BOSCHの放射温度計」を用意しました。

測定したいものに向けてトリガーを引けば、一瞬で温度を測ることが出来るスグレモノなんです。

そして10分後-

特にハイフラは発生せず問題なくハザードは点滅し続けていましたが、抵抗器の温度を測定したところ・・・

軽く130℃を超えてました。

怖ぇ~、やっぱ抵抗器怖ぇ~。

と言う訳で、抵抗器がかなり危険なものと分かりましたが、10分程度であれば正しく動作することは確認出来たので、後は一カ月ほど長期間常用してみて、何か問題が発生しないか検証することにしました。

長期検証を終えて

一カ月常用して使い続けました。

結論から言うと、▼この組み合わせであれば問題は発生しませんでした。

まぁ、普段使いで長時間ウィンカーを点けることなんて無いので、想定した通りの結果でしたね。

ただ、外付けの抵抗器ですが、今回は布テープで補強して一カ月間緩むことは無かったのですが、このままずっと使い続けるのは不安があります。
それに、あのステーを使った取り付け方だと、エンジンルームに張り出して、整備するのに不便だし、、、

と言う訳で、外付け抵抗器+ぶーぶーマテリアルのLEDバルブの組み合わせは残念ながら不採用に。

そうなると、CatlandのLEDバルブと、LIMEYのLEDステルスバルブを組み合わせて使うことになるのですが、ここでふと疑問が沸きました。

このちっぽけな内臓抵抗器の組み合わせで、果たしてハイフラ対策出来るのかと。

と気になり出したら止まらなくなり、雨降りしきる真夜中に急遽、追加検証してみたのですが、、、

案の定、5分も経たずにハイフラ発生。

これでは、この組み合わせも実用できないですね。

もっと高い製品を使えば抵抗器内臓のLEDバルブで運用出来るかもしれませんが、使えるかどうか補償もないものにお金を掛ける訳にもいかず、今回はLEDバルブを見送ることにしました。

と言う訳で今回は残念な結果となってしまいましたが、全灯LED化の夢は潰えてなく、信頼性の高いLEDウィンカーや、革新的なLEDウィンカーを見つけたら、またチャレンジしていきたいと思います!

では、今回の記事はこのへんで。また次の記事でお会いしましょう。また!

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