LDっ子、世に憚れ!!

SLD(限局性学習障害)の子どもを育てる元塾講師です。支援や進路について現在進行形で記録していきます。

休校中に気づいてしまった

コロナウイルスによる休校期間が延長になりました。指数関数的に感染者が増えていく毎日を鑑みたら、これは当たり前の措置です。GW明けからスタートとのことでしたが、これもどうなるか分かりませんね。9月スタートとかになるかもしれないと覚悟を決めています。

 

3月の始めから1ヶ月以上、ゴン太と自宅学習をする日々が続いています。精神的に滅入るだろうなぁと覚悟を決めていましたが、思ってた以上にいろいろなストレスから解放されてしまった自分に気づいてしまったのです。(びっくり)

 

ゴン太のSLDについて「学校に遅れさせてはなるまい」という凄まじいプレッシャー。ゴン太の学校は追試もありますから、大きなテストがあるたびに2週間前ぐらいから心臓バクバクさせながら勉強をさせ…。

 

そしてなによりも、よその「普通に勉強を理解できて普通に100点を取れる」お子さんを見なければいけない辛さ。

 

ゴン太はおっちょこちょいなので、よそのお子さんのテストを間違えて持って帰ってきたりしてしまいます。ゴン太の40点のテストを見て「まぁ仕方ない。頑張ろう」と必死に立ち直った後に、よそのお子さんお100点の答案が紛れ込んでいるのを見て、眠れなかったことがあります。

 

どうして、自分だけこんなに苦しまねばならないのか…と。(もちろんゴン太はもっと苦しいんでしょうけど)

 

それが学校がなくなって、ゴン太と私だけのペースで学習が進められるようになりました。分からなければ、何度も進度を戻してやればいい。分かりそうな問題集を探してきてやればいい。学校があったときのように、半分も理解しないうちにやらなければならないドリル、ドリル、テスト!のプレッシャーもなくなりました。

 

他のお子さんのことも知ったこっちゃないです。引きこもりで会ってませんから。

 

この一ヶ月、勉強をしてゴン太にイライラしたり大きな声をあげたりすることが一切なくなりました。

 

あー、私、どれだけ学校がプレッシャーだったんだろう。私とゴン太のペースで学習をすすめることができれば、こんなに親子関係も良くなるんだ。本当に、大発見でした。今まで学校のペースに合わせることを大前提にしていましたから。

 

昨日は、社会が大好きなゴン太にドラえもん学習漫画を買いました。新学年は都道府県が出てくるので、少しずつ先取りします。この学習漫画、中学受験で有名な浜学園が監修しているので、なかなかクオリティが高いですよ。

 

 

 

 

 

ゴン太自身は学校が大好きなので、私が「学校なんて行くなーー」っていうことはできませんが、とにかく私はすごーーく疲れていたんだなということに気づくことができました。

 

こういう気づきって結構大事ですよね。

 

気づかないままにボキッと折れたときに、ダメージが大きすぎますもの。

 

あとは、方向転換もはかりやすくなる。。さて、今後どうしていったらより良い学習環境/親子関係となるものか。

本日も読んで頂きありがとうございました。

 

 

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