※3月23日時点の話です。
香港の強制隔離の対象者は電子チップの入ったリストバンドと連動するアプリをスマホにインストールして、起動させることになっています。
アプリの起動PINコードが空港で提出した書類に書いた携帯番号にSMSで送られてきます。
私は23日の19時半頃に書類を出したと思いますが、その夜の24日深夜2時半頃にSMSが来てました。
私よりも数日前に香港に戻った人から、SMSが1日経っても来ないという話を聞いていたのですが、そこも改善されてきているようで、思ったより早く来ました。
メッセージが来たときは寝てましたので、朝起きて一息ついてからインストールと起動作業をしました。
ちなみにSMSはなぜか国番号+1(アメリカ?)の番号から送られてきましたが、そこは深く考えないことにします。
強制検疫アプリの起動手順について、書いておきます。
( 既にあやふやな部分もありますが、、)
①アプリをインストールする
SMSに書いてあるURLに飛ぶと、そこにGoogle PlayとApple Storeへのリンクがありました。
空港でもらった紙にアプリの名前が書いてあったので、SMSを待たずにインストールをすることも多分可能。多分直接GoogleかAppleでアプリ名検索したら出てくると思います。
PINの入力が先だったかQRコード読み取りが先だったか忘れちゃった、、のですが、まあ重要じゃないと思うのでいいですね。
ダウンロードストアの評価コメントに英語モードにならないって20日のコメントに書かれていましたが、ちゃんと英語モードになりました。
アプリの中に書いてあることに従って入力を進めれば特に問題ないと思います。
②アプリを開いて起動PINを入力する
多分こっちが先でした。
アプリを開くと確か最初にPINコードを要求されたので、SMSで受け取ったコードを入力します。
SMSを受け取った人しかアプリが使えないようにしてるのかな?検疫対象者じゃない一般人が適当にアプリ使ったらめんどくさいことになるからでしょうか。
③リストバンドのQRコードを読み取る
「QRコードの追加」みたいなボタンを押して、携帯のカメラで読み取ります。
一緒に帰ってきた家族は全て1台のスマホに登録可能みたいです。
どうせ同じ場所にいるから大人も各自のスマホで登録する必要はないってことですね。
なのでスマホを持ってない子供の分は親のスマホで登録します。
私は空港で出した書類に自分の番号を書いて別途SMSを受け取っていたので、とりあえず自分で個別に登録しました。
④登録人数の確認
確認画面で家族の人数を確認し、子供の分等追加するQRコードがあれば上のステップを繰り返します。
(質問が中途半端ですが、多分そのスマホで登録したい人数の確認なので、私は1人を選択しました)、次に進みます。
⑤「I'm home」のボタンを押す
アプリ右下に「家にいます」の赤いボタンがあるのでそれを押します。
するとリストバンドのチップの情報を読み込んだみたいです。
最初は腕と電話がちょっと離れてたからかたまたまかわかりませんが、「読み込めないからデバイスを近くに置け」とエラーが出ました。一応携帯とリストバンドを接触するくらい近づけたら読み取ったみたいです。
読み込みが終わると「位置データをロードしています」みたいなメッセージが出て、ちょっと待たされました。
これで設定は終了です。
設定終了後にアプリ上に「残り14日」と表示されていました。
おい、入国後14日じゃなくてアプリ起動後に14日って、、と思いましたが、まあそこも深く考えないことにします。
更にアプリ上に「検疫終了」ボタンがあります。これ14日経ったら勝手に押していいのかな?
昨日もらったスマホアプリに関する説明の紙には「検疫期間が終わったら(14日という数字は書いてない)」「アプリをアンインストールしてリストバンドを切ってよい」と書いてあります。
入国審査で「強制検疫命令書」的な書類の控えには検疫終了日の日付スタンプをもらっているので、そちらの日付が有効だと信じていますが、よくわかりません。
まあ誤差1日くらい、余計に家にいてもいいですしね。
設定はアプリに書いてあることに従って進めば問題ないと書きましたが、でも結構不親切なアプリです。私の家族は最後のステップの前に、QRコード読み込んだだけでもう設定が終了したと思っていましたので、間違える人いるんじゃないかな、、。
ちなみに昨日空港でもらったアプリに関する説明の紙に、このアプリを常に起動しておくことと、携帯の位置情報利用を許可しておくように、と書かれていましたが、A4ぺら紙で英語(と広東語)びっちり書いてある文章なので、ちゃんと読まないと見逃す人いるんじゃないかな、、
さらに今「強制検疫命令書」を見直してみたら、裏面に小さな字で
アプリを終了させるなとか、
携帯の電源を落とすなとか、
携帯のネットワークを切るなとか、
携帯の位置情報を切るなとか、
等々、細かく細かく禁止事項が書いてありました。
見逃してましたっていうか、
書いてあることは至極当然なので違反する気はもともとなかったですが、
この文字の小ささで全文読む人少ないのでは、、。
そしてその小さい字を見直すと、「政府により提供されたスマホを」という記述を発見。
もしかすると大人で電話持ってない人とかガラゲーしか持ってない人は政府が貸してくれる?そのケースは聞いたことないのでわかりませんが。