コロナで強制隔離@香港 体験レポート

全入境者に対する強制検疫の開始後に、シドニーから香港に移動しました。
強制検疫・自宅隔離の様子をレポートします。

強制隔離期間、無事終わりました。

2020年04月06日 17時34分36秒 | 香港強制検疫 スマホアプリ
無事に14日間を自宅で過ごし終えました。

このブログを始めるにあたって、もしコロナ陽性体験記になっちゃったらどうしよう、さすがにそれは匿名で書いても身バレしそうだな、とかとしょうもない心配もしたのですが、そうはならずに済みました。

何も難しいことはありませんでしたが、一応終了の手順も書いておきます。

①「Quarantine」からSMSが来ました
最終日の午前中に、「あなたの14日間検疫期間は今日の真夜中で終了です」というメッセージが来ました。
いや、終了日は確認しなくても皆今か今かと待ってるからわざわざお知らせしなくても大丈夫だと思われますが、、。
期間中何も連絡してこなかったのに、ここで?っていう。
香港警察や政府からのメッセージは広東語か英語どちらかでしか書いてないことがほとんどでしたが、このメッセージは珍しく広東語と英語の併記でした。


②リストバンドの破棄
※紙みたいなリストバンドの場合です。黒い機械タイプは返却が必要らしいです。
普通に文房具のハサミで切れました。家族は千切り取ってました、、。
14日間使用後のリストバンド。やはり結構丈夫なのかかなり原型をとどめています。



子供のはいじり倒してくしゃくしゃだったので比較写真を撮ろうと思っていたのに、気づかないうちに捨てられてしまいました。


③アプリの停止とアンインストール
アプリを開いて「Finish the quarantine」のボタンを押すと
「期間が過ぎていないけど、本当に終了するか」とメッセージが出ましたが、これはアプリの起動日が帰国翌日だったためだと思われるので、そのまま続行。

すると、アプリ上の「Finish the quarantine」のボタンが消えて、「Hotline」のボタンだけが残りました。
これは残るんだ、、と思いつつ、続いてアプリのアンインストール。

以上です。

終わってみるとそんなにつらくなかったです。
どのみちお天気も悪く外には行けなさそうな日が続いていたのもありますが。
上の子は学校からの課題で忙しく、下の子は久しぶりに遊ぶ自宅の自分のおもちゃで機嫌よく遊んでいました。


これで私の体験談はおしまいなので、もうほとんど書くことはないと思います。
まだ香港に戻っていない人もたくさんいると思いますが、何かの参考になれば幸いです。
繰り返しになりますが、世の中の状況も検疫の手順も日々変化していると思います。
このブログは参考程度に、できればより最近香港に戻った人から情報を仕入れてください。

早く強制検疫や隔離なんてことをしなくてよい日が戻ってきますように。

検疫アプリは時々何かをチェックしてる

2020年04月02日 22時58分04秒 | 香港強制検疫 スマホアプリ
※あんまり中身のない、結構どうでもいい話です。

強制検疫対象者がインストールするアプリ、今も私の携帯で起動中ですが、
最近全然存在感ありません

実はインストールした翌日には、アプリからのアクションがあったのです。
で、あら、何かしらはチェックしてるのね、と思ったのですが、、。

その時はなんとなく作業を終えてしまったので、次またそのアクションがあったら詳しく覚えといてブログに書こう、なんて思ってたのに、
その後音沙汰なく、今に至ります。


一応記録として書いておきますと、

インストール翌日の昼頃だったでしょうか、
突然アプリからメッセージが出て「リストバンドの写真を撮って送れ」と。
「え?リストバンドの写真って何かの証明になる??」
といぶかしく思いつつも、まあ欲しいというので送ってあげました。

アプリを開くと写真を撮る画面が出たのでそれで撮って、送信ボタンを押して終了。
なぜかその30分後くらいにも同じことを要求され、同じように写真を送りました。

私の家族の方はその夜に同じことを要求されていました。そちらは子供のバンドも登録してあるのですが、写真は1枚しか要求されなかったようです。

私のタイミングに関しては、海外でモバイルデータを切っていたのを遅まきながら思い出して設定をいじったところだったので、タイミング悪く家のWifi接続もが切れたかなにかで、携帯の通信が切れたとみなされたのかもしれませんが、、。
でもなぜか2回来たし、家族をアプリのアクションが別々の同じタイミングだったってことはランダム確認?

でも写真で何を確認してるんだろう、、。
あまり有用な情報が取れるとは思えませんが、、これも深く考えない方が吉でしょうか。

書きながら思い出しましたが、もう一つもっと謎のアクションもありました。
「アプリを開いて確認してください」というメッセージが出てアプリを開くのですが、特に何も起こらないという、、。
起動しっぱなしなのに切れたと誤検知されたとか?
まだまだ開発途中だから何かの設計ミス? まあこれも深追いしないでおきます。

その後のアプリの更新で変更が入ったのか、たまたまなのかは分かりませんが、それ以降はアプリは沈黙を守っています、、。
携帯本体からの位置情報使用に関するメッセージで、どうやらたまにバックグラウンドで位置情報を使っているようなのは確認されましたが。

まあそんな感じで、アプリはとてもおとなしいです。


空港で検査キットをもらっておけばよかったかも?

2020年03月31日 22時30分33秒 | 香港強制検疫 検体検査
※不安を煽りたいわけではないので、気軽に読んでください

一回り考えた末、結論としては、結局のところどっちでもよかったな、と思います。
が、私が空港にいた時には思いつかなかったことなので、ちょっと思ったことを書いておきます。


私は受け取ってこなかったのですが、
もし空港でキットをもらってきていたら、ちょっと心のお守りになったかもしれない
と思ったのです。

なんでかというと、2週間もあれば、子供は咳の1つもするわけですよ。

普段だったら病院にだって行かないような、それどころか余裕で幼稚園行けるでしょ、くらいのほんのわずかな咳が、
気になる瞬間があるんです。。。
熱もない、鼻水もない、食欲もある、機嫌も悪くないし睡眠リズムも普段と変わらない。
まあはっきり言って元気です。(家の中なのに)飛んだり跳ねたりしていて、いたって普段通りです。

でもね、たまーに咳なんかされると、「え?。。。」って思ってしまう時があるのです。

そして隔離者は家から出られないわけです。
「隔離者は、2週間家から1歩も出られない」これが私の解釈だとは前の記事に書きましたが、
つまり気軽に医者に確認できないわけです。(まあ今世の中はちょっとの風邪くらいで病院には近づきたくないかもしれませんが)

隔離者がもし本気で病院に行こうと思ったらものすごい大ごとになりそうですよね。
防護服のスタッフが迎えに来るんだろうか、、みたいな。(実際のところは知りません)
もちろんほんとに必要な事態になったらなりふり構っていられませんが。

もちろんそのわずかな咳で受診が必要だとか、ホットラインに電話せねばとは思わないわけです。
でも頭の片隅に、万が一、万が一ほんとにコロナだったらどうしよう。って、ちらと思わなくもないわけです。

つまり暇なんですよ!
隔離者は外界の人々との触れ合いを遮断されて、ちょっとの咳でコロナだったらどうしよう、なんて妄想をしてしまうくらい、暇なんです😫 

で、空港でキットをもらってきて、かつ使わずにキープしておくという手があったな、と思いついたわけです。

検査キットが手元にあれば、もし咳が続いたり、もっと不安になった時に、好きなタイミングで検体提出して、結果を見て安心することができたかもしれない、と。
(検体提出キットに提出期限等あるのか知りませんので、あくまで可能性の話です)


空港到着時点で、私も家族も、まあ大丈夫でしょう。と思っていました。
それと、とにかく無事に空港手続きを通過しなければ、という焦りというか。
あまり深くは考えずに検査キットを受け取らない選択をしました。

多分、ほとんどの入境者は私達と同じく「自分は大丈夫」だと思って香港に戻って来るわけです。

決して「自分は大丈夫だから外に出る」ではないので誤解のないようにお願いします。
「自分達は大丈夫だけど、ちゃんと決まりを守って2週間外に出ない」です。

そしてさらに「自分達は大丈夫だから2週間は何事もなく過ぎる」こう思ってました。
皆そう思ってると思います。

でも隔離生活で自宅に籠もって、人との触れ合いが制限されてると、まあいわゆる妄想に走る瞬間がないわけじゃないです。
「もしかして私息苦しい?」とか「もしかしてうちの子咳してる?」とか。

冷静に考えて、気のせいです。

でもキットがあれば、「いざとなればあれがある」と思えたかなと。
それに検体提出を実際に作業するとなるとさすがに冷静になるでしょう。いや、そこまでするほどのことか?と。
もしくはほんとに心底心配ならそれを出せばよいかもしれません。


というようなことを考えつつも、やっぱり要らなかったな、とも思うわけです。

たとえキットが手元にあっても

・結果が出るまでに数日かかる
→数日待てる状態なら隔離期間が明けるまで様子見でよいのでは
→待てない事態ならのんびり郵送検査をしてる場合ではないのでは

・子供が検体を用意できるか
 →提出は「唾」だという話も聞きますが、近所のかかりつけ医曰く「痰」がよいそうで、小さな子供に「痰を出させる」のは結構難しく、そもそも検査できないかも、のこと

・仮に陽性反応が出たとしても、入院できるとは限らない
(重症患者に病症を空けておくためか、陽性でも即入院とはならない場合もあるそうです)
→近所のかかりつけ医曰く、子供は優先されるとは思うが、特に大人は軽症の場合は自宅で様子見が続く可能性も高いので、軽症の場合は検査の意味がない
→重症だったらのんびり郵送検査をしてる場合ではない

・結局のところ主に気のせい(および妄想)なので実際出番はなさそう


などなどということを暇に任せてぐるぐると1回り考えた結果、
どっちでもいいか、と落ち着きました。

あってもよかったかもしれないけど、なくても困ってない。です。

隔離者は家から一歩も外に出てはいけないか

2020年03月30日 15時19分01秒 | 香港強制検疫 自宅隔離
※コメント欄でご質問いただき、コメントにて回答させていただきましたが、大事なことだと思うのでほぼ同じ内容ですが記事にさせていただきます。


隔離者は自宅(隔離指定場所)の玄関から一歩も出てはいけない
が私の解釈です。
実際、私も一緒に香港に戻った家族も、部屋から一歩も出ていません。

入国審査で終了日スタンプをもらった「強制検疫命令書」には
Unless with the permission of an authorized officer, you shall confine yourself to the above said place...
と書かれています。

aboveにあたる記入欄は基本的には自宅住所で、部屋番号も書いてあるはずなので、私の解釈では部屋から出てはいけない、と思っています。
3歳の子はリストバンドは着けていませんが、同じく「命令書」を受け取っているので、子供も外には出していません。

また、空港の検疫ポイントでもらった大きな茶封筒に入っていた冊子「海外から入境した自宅隔離者のためのパンフレット」的なものに、
「友人や親せきに買い物を頼む場合」
they should deliver these items to your door but they should not be permitted to enter your home...
と書かれています。買い物を頼んだ非同居者が内側に越えてはいけない玄関ドアを、隔離者が外側に越えてもよいとは解釈するのは無理があると思います。

また、同居者同士でさえも可能な限り寝室を分けたり、普段から(少なくとも1mの)距離をとるようにとの記載もあります。

ですので、隔離対象者は家の外の人間に接触してはいけないのだと思います。
さらに言うなら、外の人間に接触する可能性すら作ってはいけない、だと思います。

香港の大型マンションは敷地内にコンビニがあったり、プレイルームや住人専用レストランなど便利な設備があるところもあります。
でもたとえ行き先がマンション敷地内でも、玄関を出るということは、エレベーターやそれらの施設でマンション住民やスタッフに接触する可能性がありますよね。

なので、繰り返しになりますが、
隔離者は自宅(隔離指定場所)の玄関から一歩も出てはいけない
が私の解釈です。


違反者に関する通報がものすごい数ホットラインに行ってしまい(ホットラインは隔離者のヘルプラインための電話番号なので)混乱しているというニュースも見ましたし、今香港社会は皆お互いに疑心暗鬼になっている気がします。

たとえ敷地内であっても部屋の外に出たところを見たどこの誰が通報するか分かりません(通報する権利はあると思います)。
無用の警察沙汰は避けるべきです。

というか、そもそも自分はコロナウィルスの保菌者かもしれない、という可能性を重視すべきなのだと思います。
もちろん私も家族も、自分たちは大丈夫だと思っていますし、思いたいですが、
それでも最近香港に戻ったということは、空港と飛行機を経由して不特定多数(少数かもしれませんが)の他人と接して来たということは事実です。
その中の誰かが保菌者だったかもしれませんし、自分の身の潔白は証明できないのです。
それはたとえ帰国後にコロナ検査を受けていたとしても同じで、どのタイプの検査も精度は100%ではないですし、一度陰性でもその後陽性になるケースも多くニュースになっています。


正直なところ、隔離者として、「ちょっとそこまでなら」と思う気持ちも理解できなくはないです。
でも、立場を逆にすれば、ずっと香港に残っていたご近所さんが、自分達も極力外出を控えて生活してきたのに、たまの気晴らしにマンンション敷地内で散歩をしていたら、隔離者に遭遇した。なんてことがあったら嫌じゃないですか?
それに自分たちも隔離期間が終わればこの先きっとまだ長いこと、残っていたご近所さんと同じ立場になるわけです。

香港社会のために、ご近所さんたちのために、ひいては近い未来の自分たちのために、14日間は玄関から一歩も出ない、を私は守るつもりですし、他の人にも守ってほしいと思います。
(もちろん風邪症状が出たとか、その他緊急事態はホットラインで指示を仰ぎましょう)

うちの子供も公園に行きたいと言ったりしますが、のらりくらりとまた今度ね、とかわしています。
今は家遊び対策のアイデアや動画がたくさんネットに出ているので、動画を見ながら一緒に運動したり、どうにか工夫して最後まで室内で過ごす予定です。

ここまでの買い物はほぼネットで済ませ、1度ずつだけ香港に残っていた同居人と近居の親戚に頼みました。


ちなみに、私が今気になることは、自分の家のポストの中身です。
長いことチェックしていないので、もしかして満杯であふれてるんじゃないかとすら思うのですが、、。
頼める人はいるのですが、それだけのためにわざわざマスクを消費してエレベーターに乗って、としてもらいたくないので、他のどうしてもな用事ができるまで機会を待つ予定です。


隔離期間中は隔離者もそれをサポートする側も大変でしょうけれど、お互い頑張って乗り切りましょう。


空港での手続き手順は今も試行錯誤中

2020年03月29日 15時11分20秒 | 香港強制検疫 空港での手順
※人に聞いた話ですが

昨日(3月28日)午後に日本から香港に戻った人によると、
私が23日にシドニーから戻ってきた時とは、若干手順が変わっていたようです。

機内で「健康申告書」の代わりになるもののデータ入力のためのQRコードが配られ、それに記入をするように案内されたそうです。

がしかし、香港空港に着いてみるとその入力データは受け取ってもらえず、結局同内容のものを紙に書き直しさせれらたとのこと。

実はこのQRコードとデータ入力、私が帰ってきた23日時点でも話には聞いていました。
ただ、21日、22日に戻った人から、QRコードや政府のリンクで用意していったのに結局提出場所で読み取りが上手くいかないとかで使えなかった、と。

23日のカンタス便では機内で「健康申告書」配布して、もう皆記入を済ませたであろう着陸直前に、QRコードを使って電子的に記入してもよい、という機内アナウンスをしていました。
私はその時点ですでに紙に記入済みだったことと、その過去2日間QRコードが上手く働いていない、という話を聞いていたので、試そうとはいませんが。

ちなみに香港政府(衛生局)のリンクというのはこちらで、
空港の検疫ポイントで提出する「健康申告書」の電子版があります。

私も搭乗前夜に試したのですが、印刷ボタンがあるわけでもなく、途中で進めなくなったので諦めました。

今もリンクは機能していないかもしれませんが、質問内容は同じなので、移動前に知りたい人は見ておいてもいいかもしれません。

多分政府としては、いずれはこれが機能するようにしたいのだと思いますが、
まだちゃんと動いてない?
昨日日本から移動した知り合いのように、香港空港側と航空会社の間で最新情報がずれていたか何かで、機内で案内されたことが地上で通用しなくてやり直したり、ってことが起きてるのでしょう。

結局のところ、香港空港側の手続き手順もまだ日々試行錯誤でコロコロ変わっているようなので、
空港での手続き作業に対して、事前に用意できることはほとんどない状態だと思います。
余り焦らず、事前情報とちがっても、「ああ、また変わったのね」くらいで受け流して、到着後に空港職員の言うとおりに動けばよいと思います。

昨日の知人も特に列に待たされることなく空港から出られたといっていたので、
減便と乗客の減少もあって空港内もあまり混雑していないようです。
なので手続きに5時間も10時間も並ぶといった、強制検疫開始直後のような状況はもうなさそうです。

ただし、もしコロナ検査を希望する場合は、
ただ流れに身を任せずに、入国審査の前に職員に希望の旨伝えてどうすればよいか確認した方がよいと思います。

昨日日本から帰ってきた人は、特に検査については案内されなかった、とのことでした。
逆に昨日ロンドンから帰ってきた人は検査必須だったそうです。

渡航先によって扱いが違い、毎日手順が試行錯誤ということは、空港職員も毎日あたふたしてる可能性もあります。
もし入国に際して何か希望や質問がある場合は、自ら職員に聞いた方がよいと思います。

私が香港に戻ってきた23日は、あちこちにいつもより多くの空港職員が立っていましたので、質問を受けてくれそうなスタッフを探すのは容易だと思います。


このブログは私の実体験が、これから香港に戻る人に事前情報として役に立てば、との思いから開設しましが、たった1週間前の私の場合ですら、既に情報が古くなっていると思います。
このサイトは参考程度に、可能ならばより直近に香港に入った人から話を聞くことができればベストだと思います。


(追記有) ほんとにあった リストバンドの色違い

2020年03月28日 23時35分22秒 | 香港強制検疫 リストバンド
※未確認の部分があり、あいまいな記載になっています。
ちょっと中途半端な情報で、公開したままにするのもためらわれましたが、一度出してしまった情報なので、分かる範囲で、ということで残しておきます。
今後ロンドンから戻る人が過剰に心配しないですむように、もしその後の情報が分かればまた追記します。(最終追記日 3月31日)


今日(3月28日)夕方にロンドンから香港へ戻った知り合いがもらったリストバンド。
※ロンドン便全ての乗客が対象かどうかは未確認です。



自分のじゃないのでだいぶ背景隠しましたが、腕時計型というか。

ゴツイです。
私のバンドと、色違いどころか、見るからに機能が違います。
これは多分本気で位置情報が追えるタイプだと思われます。

今日から全入境者に対してこのタイプを使うようになった、という可能性もなくはないですが、今日午後日本から帰った人からはそんな話は聞いていないので、、。

ちなみにこっちのタイプのリストバンドは、濡らしてもいいけどお風呂など水に漬けるのはだめで(香港で湯舟入る人少数派でしょうけど)、
隔離期間終了後はバンドを返却に行かないといけないようです。

私のバンドは水に関する注意事項もなく、期間終了後ははさみで切ってよい、そして何も言われていないので破棄してよい、のはずなので、だいぶ違います。


そして、その人は検体提出が必須だったそうです。
(希望者と同じく後日郵送で検体提出)

※どうやらその後話を聞いたところ、この人は空港に着いた時点で風邪症状があったそうです。
なので検疫ポイントの赤レーンを通って自己申告したのかも?

検体提出が必須だったのは自覚症状の自己申告によるものか、それとも渡航先により入境者の扱いが違うのか、は分かりません。


アプリは多分今も突貫工事中

2020年03月28日 14時32分23秒 | 香港強制検疫 スマホアプリ

強制検疫対象者がインストールしなければならないスマホアプリ、一昨日夜あたりにアップデートがあったみたいです。

家族はアプリの自動更新をONにしていたので変わってましたが、私はOFFなので変わってなくて気が付きました。


ていうか、アプリから更新要求のメッセージ出さなくていいのか。

私みたいに自動更新OFFの人はずっと気づかない可能性がありますが、、。

今回はマイナーチェンジだからなのか、その機能まで手が回らないのか分かりませんが、、


ダウンロードサイトに当初は言語が広東語から英語に切り替わらないとかのコメントもあったし、とりあえず制度が決まったから、とりあえずできたところまでをリリース、裏で今も突貫工事的に随時アップデートが続いているものと思われます。



ちなみに今回の更新で、目に付く変更としては、

アプリ上に表示されていた「残り日数」の記載がなくなりました。

入国日とアプリ起動日時のずれが解消できないから、消したのかなと思います。


つまり予想通り、アプリの表示ではなく、入国審査で受け取った「強制検疫命令書」的な紙に書いてあるスタンプの日時が、隔離期間の終了日時で間違いない、ということだと思います。



あと、「Call for help」だったボタンが「Hotline」に変更されました。

これって、、このボタンを押しても助けてもらえないってことでしょうか、、。

まあこのボタンが必要になる局面は迎えたくないので、あまり考えないことにします。



目に見えない変更も多分加えられていると思うので、気が向いたらアプリ使用者はアップデートしてみるのもいいかもしれません。


強制検疫アプリの起動コードは約7時間後に来た

2020年03月26日 23時41分21秒 | 香港強制検疫 スマホアプリ
※3月23日時点の話です。

香港の強制隔離の対象者は電子チップの入ったリストバンドと連動するアプリをスマホにインストールして、起動させることになっています。
アプリの起動PINコードが空港で提出した書類に書いた携帯番号にSMSで送られてきます。
 
私は23日の19時半頃に書類を出したと思いますが、その夜の24日深夜2時半頃にSMSが来てました。
私よりも数日前に香港に戻った人から、SMSが1日経っても来ないという話を聞いていたのですが、そこも改善されてきているようで、思ったより早く来ました。
 
メッセージが来たときは寝てましたので、朝起きて一息ついてからインストールと起動作業をしました。
ちなみにSMSはなぜか国番号+1(アメリカ?)の番号から送られてきましたが、そこは深く考えないことにします。


強制検疫アプリの起動手順について、書いておきます。
( 既にあやふやな部分もありますが、、)

①アプリをインストールする
SMSに書いてあるURLに飛ぶと、そこにGoogle PlayとApple Storeへのリンクがありました。
空港でもらった紙にアプリの名前が書いてあったので、SMSを待たずにインストールをすることも多分可能。多分直接GoogleかAppleでアプリ名検索したら出てくると思います。
 
PINの入力が先だったかQRコード読み取りが先だったか忘れちゃった、、のですが、まあ重要じゃないと思うのでいいですね。

ダウンロードストアの評価コメントに英語モードにならないって20日のコメントに書かれていましたが、ちゃんと英語モードになりました。
アプリの中に書いてあることに従って入力を進めれば特に問題ないと思います。
 

②アプリを開いて起動PINを入力する
多分こっちが先でした。
アプリを開くと確か最初にPINコードを要求されたので、SMSで受け取ったコードを入力します。
SMSを受け取った人しかアプリが使えないようにしてるのかな?検疫対象者じゃない一般人が適当にアプリ使ったらめんどくさいことになるからでしょうか。
 

③リストバンドのQRコードを読み取る
「QRコードの追加」みたいなボタンを押して、携帯のカメラで読み取ります。

一緒に帰ってきた家族は全て1台のスマホに登録可能みたいです。
どうせ同じ場所にいるから大人も各自のスマホで登録する必要はないってことですね。
なのでスマホを持ってない子供の分は親のスマホで登録します。
私は空港で出した書類に自分の番号を書いて別途SMSを受け取っていたので、とりあえず自分で個別に登録しました。
 
 
④登録人数の確認
確認画面で家族の人数を確認し、子供の分等追加するQRコードがあれば上のステップを繰り返します。

(質問が中途半端ですが、多分そのスマホで登録したい人数の確認なので、私は1人を選択しました)、次に進みます。


⑤「I'm home」のボタンを押す
アプリ右下に「家にいます」の赤いボタンがあるのでそれを押します。

するとリストバンドのチップの情報を読み込んだみたいです。
最初は腕と電話がちょっと離れてたからかたまたまかわかりませんが、「読み込めないからデバイスを近くに置け」とエラーが出ました。一応携帯とリストバンドを接触するくらい近づけたら読み取ったみたいです。
読み込みが終わると「位置データをロードしています」みたいなメッセージが出て、ちょっと待たされました。
 
これで設定は終了です。 
 

設定終了後にアプリ上に「残り14日」と表示されていました。
おい、入国後14日じゃなくてアプリ起動後に14日って、、と思いましたが、まあそこも深く考えないことにします。
 
更にアプリ上に「検疫終了」ボタンがあります。これ14日経ったら勝手に押していいのかな?

昨日もらったスマホアプリに関する説明の紙には「検疫期間が終わったら(14日という数字は書いてない)」「アプリをアンインストールしてリストバンドを切ってよい」と書いてあります。
入国審査で「強制検疫命令書」的な書類の控えには検疫終了日の日付スタンプをもらっているので、そちらの日付が有効だと信じていますが、よくわかりません。
まあ誤差1日くらい、余計に家にいてもいいですしね。

 
設定はアプリに書いてあることに従って進めば問題ないと書きましたが、でも結構不親切なアプリです。私の家族は最後のステップの前に、QRコード読み込んだだけでもう設定が終了したと思っていましたので、間違える人いるんじゃないかな、、。

ちなみに昨日空港でもらったアプリに関する説明の紙に、このアプリを常に起動しておくことと、携帯の位置情報利用を許可しておくように、と書かれていましたが、A4ぺら紙で英語(と広東語)びっちり書いてある文章なので、ちゃんと読まないと見逃す人いるんじゃないかな、、

さらに今「強制検疫命令書」を見直してみたら、裏面に小さな字で
アプリを終了させるなとか、
携帯の電源を落とすなとか、
携帯のネットワークを切るなとか、
携帯の位置情報を切るなとか、
等々、細かく細かく禁止事項が書いてありました。

見逃してましたっていうか、
書いてあることは至極当然なので違反する気はもともとなかったですが、
この文字の小ささで全文読む人少ないのでは、、。

そしてその小さい字を見直すと、「政府により提供されたスマホを」という記述を発見。
もしかすると大人で電話持ってない人とかガラゲーしか持ってない人は政府が貸してくれる?そのケースは聞いたことないのでわかりませんが。


香港に残っていた同居者は外出可能

2020年03月26日 23時33分31秒 | 香港強制検疫 同居者の制限
外国から香港に戻った人は14日間外出禁止ですが、香港に残っていた家族やヘルパーは同居でも外出制限はないようです。
 
強制検疫が発動されてから、同居者はどんな扱いになるのか一度香港の人に調べてもらったのですが、その時は隔離対象者が帰宅すると同居者も隔離対象となるという回答だったのです。
その時の回答が間違っていたのか(多分こっち?)、それ以後に制度が変わったのかはわかりませんが、戻った後の食料や日用品の買い出しを同居人に頼めるのは隔離期間中の生活が大部楽になりますよね。
 
ちなみにもらった冊子によると、政府のガイドラインでは、買い出しは親戚や友人に頼むこと、だそうです。もし頼れる人がいない等困ったことがあれば電話してのホットラインが幾つか書いてありました。

香港空港から自宅へは公共交通機関が使えました

2020年03月26日 16時02分27秒 | 香港強制検疫 空港からの帰路
※3月23日時点での話です。

入国審査を越えた後、特に帰り道ついての制限等については説明を受けませんでした。
皆それぞれ普通に、電車・バス・タクシーで帰路についてよい、ということだと思います。

空港内の検疫ポイントを通過するときに大きな茶封筒と一緒にもらった紙に
「帰り道に使った公共交通機関の記録用紙」があるので、
(帰り道に関することなので封筒の中ではなく表に出た状態で渡されます。落とさないように注意です。)
自分の安心のためにも、それをメモしておいた方がよいと思います。

・時間
・路線
・ナンバープレート
・運転手情報

等をメモする欄があるので、本気でメモしておかないと覚えていられないと思います。
ただし後半2項目は「できれば」記入しておくようにとあるので、できる範囲でよいとも思います。

自家用車でのお迎えも可能ですが、迎えに来る人の空港ロビー内への入場は制限されているようで、駐車場へ向かう連絡通路で待っている人を見かけました。
デモの時と同じように連絡通路の端に空港職員によるチェックポイントができていました。(空港内で待ってる人も見たけど空港ハイヤー?入ろうと思えば入れる?)

私は親族に迎えに来てもらったので、空港からの交通機関の様子は分かりません。

入場制限や空港ロビーの人気のなさは、去年デモがひどかった時と同じくらいでした。