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増えすぎたんだよ

EVの充電設備補助金が増額で急拡大しているそうだ。
補助金のおかげで、充電口数は見かけ上は増えてはいるのだが、
補助金をベースとした、充電器サービスで充電インフラ所業者間の競合激化し、
結果、充電インフラ事業者それぞれが持論を展開する。
なんかソーラーパネルみたいに、業者によるメリットのみを過剰に強調した強引な販売方法や、
契約者側の知識不足が引き起こす勘違いを含め、契約者側への注意事項の説明が、
事前に十分行われず、トラブルが発生しても責任逃れする売り逃げも続出するだろう。

こうした状況を、国ももう少し整理する必要がある。
急速充電器は多くの施設で赤字という現状がある。
充電料金はガソリンと変わらないか、むしろ高い所も沢山ある。
冬場はバッテリー性能が落ちる上に煖房でさらに電気を消費する。
バッテリーは再利用ができない
修理業者やガソリンスタンドでは高電圧のため取り扱いができない。
中古車両に価値がない。
車重が重いのでタイヤの消耗が早い。
自動車と言うより電化製品。
などなど、EVの新車を売ることしか考えていないと、痛い目を見ることになる。

我が自治体が大枚を叩いて買った中国製EVバスは、電池の持ちがメーカー発表と異なり、
運行途中で電池切れしてしまい、途中から代わりのハイエースに乗せられたと聞いたことがある。
それに、充電時間もメーカー発表とは異なり夜中だけでは満充電できない。
バッテリー寿命も発表より短く、早めの電池交換が必要で大金かかるようだ。
中国にはEV車の墓場がすでにあり、使い捨てがデフォなのだろう。
そうなると廃電池の処理問題が勃発する。
政府も補助金投入の前に。後先考えて行動に移した方が良いと思う。
決してEV車の謳い文句の「環境に良い」とは言えない。

世界各国で人口減少が叫ばれえいるが、
広く地球環境の悪化も、生活に身近な環境破壊も過剰な人口増加が原因であって、
長い目で見るかぎり人口の減少は、人類が生き永らえるために朗報だといえる。
人が増えすぎたんだよ。
現在少子化は社会の存続を脅かすほどの問題と化している。
理由は、それがあまりにも急速に進むあまり、高齢者が増えるのに対して勤労世代が激減し、
社会基盤を支えられなくなるからである。
俺たちの年代が寿命を迎えるころには落ち着くと思うよ。
その代わり、それまで耐えなくちゃだけどね。
無理やり人生100年時代も考えものだ。


つづく。


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応援団,消防団,アル依存

日曜日の昼間、勤務中の妻から電話があった。
「〇高の応援団がテレビに出てるよ」
姉からもLINEがあった。
「〇〇高校応援団出てるよ テレビ見てる?」

慌てて自宅に戻り、テレビを付けて見た。
話しの通り、俺が高校の時所属していた応援団がテレビに出ていた。
あの頃を思い出し、懐かしく視聴した。
校歌と応援歌のリーダーと太鼓を見ながら口ずさんでみると、
あれから40年も経っているのに全部歌えた。
記憶を辿りながら2番3番を思い出してみても、ほとんど覚えていた。
勉強そっちのけで、それだけ本気で活動していたんだなと自分に感心した。

応援団と言えば、責任、団結、礼儀、節度、
キッチリした上下関係のタテ社会、自己犠牲的な精神。
俺たちの高校時代はまだスポ根も通用していた。
応援団は、現代の若者にはいちばん敬遠されそうな集団だ。

それに似たような精神と人間関係が残っているのが消防団だ。
「消防団は体育会系だ」と言われ、現代人からは嫌われる。
俺は学生時代からそれにどっぷり漬かっていたので、何の疑問も苦労も無かった。

あれから少し大人になった俺は、現在そういう面を表では出さないように心がけている。
おとなしくなったと言うか、つまらない人間になろうと努力している。
しかし、人に嫌われることを恐怖に思う反面、自分に対しては隠れて強めのノルマを課す。
根本的な性格は変わっていない。

そういった精神はアルコール依存症にもつながる部分がある。
集団でワイワイするのが好き、責任感がある、真面目、ストレスをためやすい、
仕事ができて人間味があって、宴会部長みたいな人。
女性も男性以上に仕事ができて気配りができるタイプに多い。
普段はスーツ姿のビジネスパーソン、名の通った企業に勤務する人も珍しくない。
マジメで仕事も全力投球、気配りも細心の注意を払う。

そんなストレスをため込みやすい人が、アルコールの力でリラックスを得る。
飲むと楽しく饒舌になるが、徐々に酒量が増えると、酔いが覚めた翌朝はウツ状態に陥る。
不快だから気分転換と酒に手を出す。いつしか“楽しく飲む酒”から、
“イヤなことを消すために飲むお酒”に変化していく。

俺の辿ってきた道に似ている。


つづく。


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回覧板と各種集金

今年度は順番で、地区の班長の役が回って来た。
班長の仕事は回覧板のとりまとめと各種集金だ。
一昨日は神社の春季大祭の奉納金と今年度区費の徴収に各戸回って来た。
区費は全戸だが、神社の奉納金は任意だ。
回覧板はまだ良いのだが、集金はめんどくさいし、他人の金を扱うから嫌いだ。
それに、年金生活のお宅や独居高齢の人も多いので、
気が引けると言うか、ハッキリ言って集金しづらい。
妻は出勤日だったので、俺ひとりで1軒1軒合計13軒回った。

ウチの班は、軒数は少ないが過疎地のため地理的な範囲が広い。
それに、車で回ろうとしても道も狭いので停車しづらい。
そこで役に立ったのが、今月から寮生活となり現在駐輪場を探索中で、
実家に仮置きしてある息子の新潟市ナンバーのスーパーカブだ。
これは便利だった。
訪問したお宅の庭先、玄関先に停車できる。
なぜ郵便屋さんや新聞屋さんがカブなのかがわかったような気がした。

だが近所の皆さんは俺のカブ姿に慣れていない。
ヘルメットを脱いで顔を見せてようやく俺だとわかってくれた。
「あ~、七ちゃんか~、郵便屋さんかと思ったよ~(笑)」

数年前にこの役が回って来た時、
飛び込みで集金に回っていたため不在のお宅も多く、何度も足を運ぶ羽目になり、
締め切り期限ギリギリに区長さんに提出したこともあった。
そこで今年度からは、集金に際し事前に前回のお回覧板に
班長が下記期日に各戸集金に回らせていただきます。
「4月21日(日)の午前8時~10時」
尚、その日時にご都合がつかない場合には、ご連絡いただければ、
こちらより集金に伺わせていただきます。
と、俺の携帯の番号を書き添えて回覧板を回した。

結果的にはそれが正解だった。
予定日時に家を空けるという人は、事前にお金を持参してくれたり、
「足が悪いから集金に来てくれる?」と電話があったりした。
集金に回っても、金額も集金日時もわかっていたので事前にお金を準備していてくれた。
用意しておいたおつりも殆ど使うことは無かった。
その甲斐もあって集金は1時間ほどで終了した。

神社や寺の奉納金は希望者だけなので奉納名簿に氏名金額を記していただき、
記入したお宅だけ集金に回れば良いので、次回からもこの方法で行こうと思う。


つづく。


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ピーマンとシシトウ

キュウリとゴーヤーとピーマンとナス苗を買って来た。
去年は猛暑で7月中にキュウリが全滅してしまったが、今年も暑いだろうから不安。
2週間前に土壌作りはしてあるので、堆肥と一緒に軽く表面を撹拌し、
マルチを敷いてキューリネットの枠組み、そしてネットを張った。
植付準備完了!と、ホームセンターで買って来た苗を所定の場所に配列したとき、
ピーマンと思っていた苗のポットに書いてある文字を見て愕然とした。
「シシトウ」  えーーーーっ!
売り場の棚には「ピーマン 98円」って書いてあったのに。。。
ドンマイ、シシトウを3本植えた、ピーマンは来週にでも買い足せば良い。
「シシトウ料理のレパートリーが増えちゃうね」と妻に言うと、
「焼くか煮るか天ぷらだよ」とあっさり返された。
昔、海に船釣りに行った時、船頭さんに「この魚、何で食べれば良いですか?」と聞くと、
必ずと言って良いほどどの船頭さんも「焼くか煮るか味噌汁」と言っていたのを思い出す。
昨夜から雨がシトシトと降り続いている。
昨日のうちに植付まで終わらせておいて良かった。


人口減少問題への関心を高めるため、民間組織がまとめた報告書 ↓
2050年までの30年間で、子どもを産む中心の年代の女性が半数以下となる自治体は、
「消滅可能性」があるとした上で、全体の40%超の744自治体が該当すると分析している。
見かけ上は、該当自治体数は10年で150程度の減少となった格好だ。
外国人住民の増加も要因のひとつで、少子化自体には歯止めがかかっていないとみている。
だが、頼みの綱の外国人も円安の日本を敬遠している。
インバウンドが進み、日本全体が観光地の土産物屋化する。
安いブランド品を求め、東南アジア旅行の多かった円高時代みたいに。

30年以上前から有効な手を打てなかった政府・自治体に期待するのは無理がある
国民全体がより稼げて、子供を産み育てやすい社会になることを考える時期は過ぎた。
人口減少と少子高齢化は避けられない現実で、それに対する覚悟が必要だ。

子どもを産む中心の年代の女性が半数以下となる自治体は「消滅可能性」がある
その考え方こそが産めよ増やせよ、女性は子供製造機的な古き良き昭和の思考そのもの。
少子化対策にお金をばら撒いたところで、子どもを産まない生き方を選択する女性が増えている。
男女ともに子どもを育てる生活よりも、生きがいを優先させる傾向は強くなっている。

漁村や山間部、都心部から離れた内陸部の自治体はかなり進んでいる。
このまま2050年を迎えたら、人手が無く、食料も輸入頼り、
都市と都市の中間は荒れた平野と荒れた山林、
首長や議員は、選挙が怖くて高齢者に我慢を強いることができないから若者は都市部に流出する。
そして、高齢者が寿命を迎える時期になると、人口は激減し集落や自治体は消滅する。

明治時代初期は3300万人、第二次大戦終結時には7200万人、
そして俺の生まれた昭和40年代に1億人を超えた。
考え方を変えれば、戦後高度成長期に人口が増えすぎただけ、
元に戻ったと思えばいいんじゃない?


つづく。


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事前準備不発

一昨日あたりから峠の方角を見ると、山々が薄いクリーム色がかっているのが見える。
ヒノキ花粉?それとも黄砂?
花粉症の敏感な妻の鼻には反応が無いようだ。

昨日の日記の通り、昨夜は断酒会例会に出席してきた。
俺が入院していた精神病院の入院患者の皆さんも院外研修として参加すると決め打ちし、
発言する内容も考え、リハーサルもして例会に臨んだのだが、
出席者の面子は役員さんばかりでいつも見るメンバーだった。
期待していた病院からの人は一人も来ていなかった。。。
例会終了後に支部長に聞いたら、「入院患者さんが来るのは第一週の土曜日だよ」と。
その例会場では例会を第1と第3の土曜日に開かれている。
病院からバスと電車を乗り継いで1時間ほどの来やすい場所だ。
俺が入院していた時は、たしか第3土曜日だったはずなのにな。

せっかく発言時間を8分以内に納め、リハーサルまでしたのに、
俺の作った原稿の内容では7年前から喋ってることと同じなので、
出席している役員さんは何度も聞いている話だ。
急遽発言内容を近況報告と猫たちの話、季節と天気の話に入れ替えてお茶を濁した。
それに下にある酒とたばこに関するニュースの話もちりばめた。

イギリス議会で2009年以降に生まれた人は生涯、紙巻きたばこを買えなくなる法案が可決された。
店などは違反すれば罰金が科される可能性があり、販売時により厳格な年齢確認が必要になる。

禁止するのは理解できるが、タバコに比べて酒に関してはなぜ何も無いのが不思議だ。
なぜか世界的にタバコは厳しいけどアルコールには寛大だ。
タバコはダメでもアルコールはほぼ叩かれないのはなぜ?

まあ税収の問題であることは明らかだ。
酒タバコ両方禁止令だと、1年間に1万7千円以上も増税されるという説もある。
それに、JTや大手酒造メーカーから反感を買うのも怖いだろうしね。


今日は天気も良さそうなので、夏野菜の準備に取り掛かる予定だ。
2週間前に土は耕してあるので、マルチを張り、骨組みを組みキュウリネットを張り、
ホームセンターか農産物直売所で苗を買ってきて植付まで終わらせる予定だ。
今年もキュウリ、ナス、ピーマン、ゴーヤーだな。
散水と追肥だけ、とにかく簡単でみんなが毎日でも食べられるものにする。
以前はトマト、かぼちゃ、ズッキーニなどにもチャレンジしたが、
受粉がめんどくさかったり、誰も食べなかったりしたのでもうやめた。
辺りも明るくなってきたので、そろそろ作業開始だ。


つづく。


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今夜の体験談台本

今夜、俺が入院していた精神病院の入院患者の皆さんも参加する例会がある。
俺も入院時には院外研修としてその例会に出席していた。
家族会役員の妻は、冊子を配る都合があるのでその例会に出席すると言う。
その例会場にはコロナの期間中1度も足を運んでいない。
4年も間が空いてしまったので、久しぶりに見る顔も多いだろう。
俺も7回目の入院記念日をむかえ、ダメダメだった体験談を発表して来ようと思っている。
余分なことを言わないよう、この時間を使って簡潔に発言内容をまとめようと思う。
7年間書き続けた日記の内容を繋ぎ合わせるだけの作業、簡単だ。

今夜の体験談台本(ちょっと長め) ↓
皆さんこんばんは、〇〇支部の□□です。
私はもともと酒は大好物でした。酒を断ってから7年が経過します。
私は7年前の春に〇〇病院に入院しました、入院したのが4月14日だったので、
〇〇病院の人たちも来られると言うことで、入院記念に最近サボりがちな例会回りをしています。
〇〇病院退院後から現在まで、不思議なことに飲酒欲求が殆ど起きたことがありません。
その理由としては、アルコール依存症から重度の肝硬変になり、
強制入院となった時、死ぬ一歩手前であったことが挙げられます。
3年前には肝細胞癌で切除手術もしたのでもう飲めません。飲んだら死にます。
〇〇病院入院中も、近くの△△医療センターに肝硬変治療のために通院していました。

アルコール依存症発症までの道のりは皆さんとだいたい同じと思うので長くは語りません。
主に仕事上の悩みから鬱のような症状になり、朝、昼、晩、深夜と、連続飲酒になりました。
ある日、いつものように早朝から赤ワインを飲んでいると、突然猛烈な吐き気が。
窓から首を出して嘔吐。赤ワインを飲んでいたので赤黒い液体が勢いよく噴射されました。
ひとしきり吐いてようやく落ち着いたころに第二波、第三波が。
嘔吐する液体がだんだん真っ赤になっていったのを覚えています。
そして次に便意に襲われました。
トイレに着くや否や、ズボンを下ろすと同時に下からも噴射。
便器に座りながら嘔吐(吐血)と、下痢(下血)を繰り返しました。
真っ赤になった便器を掃除し、失敗したパンツを窓から放り投げ、
いざ立ち上がろうとしますが足腰に力が入りません。
ほふく前進のように這いながらトイレから出たところで力尽き妻に助けを求めました。
その時の出来事は、断片的にしか記憶に無く、
後から聞かされた話に、妻に血まみれの尻を拭いてもらい、
妻からの連絡で駆けつけて来てくれた、近くに住む姉の車で病院に搬送されました。

ようやく病院(精神病院)に到着。そして訳も分からず即入院。
手続きをするときにも、離脱症状で手が震えて自分の名前すら書くことが出来ませんでした。
院長とそのご担当医となる〇〇先生は、
「何でこんな死にぞこないを連れて来たんだ」というような顔をしていたそうです。
そして車いすに乗せられて着いた場所は、鉄格子で囲まれ施錠された便器1つしかない保護室。
そこで私は倒れこむようにせんべい布団の上で点滴されながら眠りにつきました。
そのとき家族は「72時間以内に変化があれば命に関ることになるかもしれない」
と医師から言われていたそうです。
そうして、私とアルコール依存症との闘いの日々は始まりました。

アルコール依存症が精神疾患だということを入院して初めて知りました。
そして自分のいる場所が精神病院だということにも気付いていませんでした。
鉄格子の檻の中に居ることにも何の違和感を感じませんでした。
点滴に繋がれ、3食の食事と檻の中にある便器で排泄の繰り返し。
芯を抜いた使いかけのトイレットペーパーは自殺防止だったのでしょうか?
入院から11日、解毒のための檻から解放され3階の閉鎖病棟に移りました。

閉鎖病棟に移って25日目、何度も閉鎖病棟の中で引っ越しを重ね、
ようやく開放病棟に移ることになりました。
閉鎖病棟での入院生活とはリズムがガラリと変わりパニックを起こし、
研修中に大声を出して暴れ出し、その日のうちに私はまた閉鎖病棟に返却されました。

閉鎖病棟へ返却されてから28日目、ふたたび開放病棟に移動することとなりました。
開放病棟に移り、1週間のインターバル期間を終え、いざ断酒プログラム開始!
と思ったのもつかの間、私は原因不明の高熱に襲われました。
熱が下がってから看護師に聞かされたのですが、
ピーク時には体温が42.5度もあったそうで、転院の話も出ていたそうです。
その後、経過観察のため6日間3階の特別室に居たのですが、いや~快適でした。
7日以上特別室に居ると特別室使用量料が発生してしまうため、
無理を言ってまた2階の開放病棟に戻してもらいました。

仕切り直して開放病棟に戻り断酒プログラムの開始です。
ふつうアルコール依存症で入院すると言えばここからスタートなんでしょうね。
そのころには頭もスッキリし、身体も動くようになりつつありました。
SMARPP24の勉強もこのころから始めました。
暇を持て余していたので、朝食から昼食の間、午前中は毎日SMAAPPを読み返し、
どのページに何が書いてあるか把握するほどになりました。
車いすから始まった入院生活だったため、
午後からは病院の中庭を30周するというノルマを課し、
院外研修の時に皆さんに後れを取らないよう足腰を鍛え始めました。
実際、足腰がヘナヘナになっていたので、院外研修時の徒歩や駅の階段は辛かったです。
私はそこまでたどり着くのに2か月以上余計にかかりました。
その後は今の皆さんと同じサイクルで入院生活を送りました。

よく何日目に何をやったかを覚えているなと思われるでしょうが、
私は入院中にあった出来事を大学ノートと卓上カレンダーに書き留めていました。
私はことあるごとに初心を忘れぬようそれらを読み返すようにしています。
ミミズのような文字、訳の分からない文章、SMARPPへの書き込みやアンダーライン、
退院が近付くにつれ文字もしっかりしてきて書くこともつじつまがあってくる様、
退院直前のグループミーティングでの退院発表の文言、家族からの手紙、
これらは7年経った今でも私にとっての大事な宝物となっています。

皆さんもこれから義務外泊を経験するでしょうが、1つだけ注意しておきます。
シャバは誘惑の宝庫です。
義務外泊中、入院前のクセで私はコンビニで缶チューハイを買って飲んでしまいました。
妻に発見されて酔いが回る前に1口飲んだところで捨てられました。
そして義務外泊終了後、妻に病院にチクられ反省文を書きました。
その後の話に、義務外泊中の再飲酒が原因で退院延期の話も出ていたそうです。

そして断酒プログラムを始めて83日目、ついに退院することが出来ました。
保護室から始まった入院生活は、合計で158日でした。
通常のアルコール依存症の入院なら約3ヶ月ですが、
私の場合は断酒プログラムに入るまで、この世の人間に戻るまで、
2カ月かかってしまったので約5ヶ月の入院となってしまいました。
肝硬変のため内科の通院は7年経った今も、そしてこれからもずっと続きます。

私たち夫婦には3人の子供がいます。
末っ子も先月大学を卒業して社会に出ることが出来ました。
今までもそうですが、これからも家族のために、周囲の迷惑をかけた人たちのために、
罪滅ぼしと信頼回復に努めていきたいと思っています。

リハーサル終了、これで行こう。
だいたいこれで8分くらい、ちょうど良い長さだ。


つづく。


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生活様式の変化

昨日は、ある協議会の総会直前役員会があった。
昼食の弁当付きでラッキーではあったが、仕事を中断しなければならないし、
年々会員数は減っているし、予算も削られ続けているので、
そろそろ昼間の会議はやめた方が良いと思う。
コロナも沈静化し始め、今年度から総会も書面ではなく対面で行わるようになってきた。
アルコール依存症者としては、総会後の懇親会も廃止してもらいたい。

火災や災害時で活躍する地域の消防団も、
人口減少や高齢化ライフスタイルの変化などで団員の減少に歯止めがかからない。
家庭やプライベートを優先する若い世代の価値観の変化などが要因。
消防団の活動を「災害対応」に限定すれば、消防団に入りたい人は増えると言う意見もある。
俺も、基本的に団活動は、本番を想定した訓練と有事の際の出動だと思う。
式典や運動会は足枷にしかならないと、団員だったころから思っていた。

しかし現実はコスパタイパ、自分の時間を消防団に奪われたくないというのがホントのところ。
受け入れる側も、名前だけの幽霊団員ならば最初から要らない。
年度報酬も個人口座振り込みなので、幽霊に払う金は無い。
幽霊になる可能性が高い人は勧誘に行けばだいたいわかる。
そういう人は後がめんどくさくなるので無理には誘わない。

今の消防団は、昔のような飲み会も無いので強引な飲酒の強要もない。
長年続いていた操法大会を取りやめるなど、
負担軽減策について話し合いを続けても、団員確保には至らない。
入団拒否する人は「本職に任せればいいじゃん」というスタンスだが、
過疎地域では消防署員の人数も人口割で決まっているので署員数も少ない。
消防署員の人数も面積割りにしてくれれば消防団なんていらなくなると思うのだが無理だ。
「火事場には一回も出場したことがない」と、都市部の消防団員に聞いたことがある。
そうなると人口密集地の消防団って何をやっているのだろう?と思ってしまう。

俺も少しでも貢献したいなという思いがあって30年ほど前に入団した。
消防技術を覚え、細かい地理を覚え、そこに住む人の名前を覚え、災害時にも何度も出動した。
48歳の時に退団したが、最初は「10年で辞められるから」と言われていたが、
入ってくれる人が居なくて、結局団員として22年もかかってやっと辞められた。
そのへんの新入団員不足と中途退団は、バブル崩壊と就職氷河期とも密接に関係している。

ウチの地域の消防団の年齢層は周囲の団と比べてとても低い。
「現場で使えない勲章目的の爺さんは要らない」と、20代から40代までが殆どだ。
しかし現役団員に聞いてみると、「50になっても辞められないかも・・・」と言う。
少子化に加え、卒業、就職、結婚と同時に転出する若者が多く、人員確保がままならない。
新入団員が全く入ってこない、いつまで続ければいいのだという気持ちだそうだ。

消防団に限らず、今はみんな自分のことで精一杯で、
なかなか仕事と家庭以外のところには頭が回らないのかもしれない。


つづく。


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精神依存と身体依存

大谷選手の元通訳の野球賭博のニュースで、
ギャンブル依存症は精神疾患であり人格攻撃するのはいかがなものか?
というのが医師や専門家の意見。

ギャンブルが依存症・精神疾患という構図はアルコールや薬物使用と類似するが、
だからといって、窃盗などの犯罪が許されるわけではない。
依存する者の治療や支援の必要だが、犯罪に手を汚した本人の責任は免れない。
他人の金に手をつけるのは、犯罪であるという自覚があって及ぶ行為だからだ。

ギャンブル依存症には、アルコールや薬物依存とは大きく違う特徴がある。
ひとつには、酩酊のような「身体症状がない」こと。
なので外見からは、ギャンブルをやっているかどうか判断が難しい。
もうひとつは、ほとんどの場合に「借金問題をともなう」こと。

依存には主に精神依存と身体依存がある。

1 精神依存:自分の意思では使用を制御できない状態(飲酒にやみつきになる状態)
   【例】飲んではいけない場で隠れて飲む
      飲むためには嘘をつく
      不安感やイライラ

2 身体依存:薬物の存在によって整体が生理的平衡を保っている状態。
      また、身体依存が形成されると、退薬症状(離脱症状)を伴う。
      すなわち、飲酒をしないことで起こる身体の症状。
   【例】動悸や発汗、手や舌の震え、幻覚
      意識障害が出る
      てんかんのような発作

3 耐性  :薬物の効果がしだいに減弱するため、同一の効果を得るために、
      摂取量を増やさなければならない状態。

アルコール依存症では、薬物に対する渇望→薬物探索行動⇒乱用の繰り返しといった、
負のループにハマっていく。

依存症が精神疾患と認められているが、
だからと言って、犯罪を犯しても決して許されるわけではない、
「俺は病気だから仕方がない」では済まされない。
罪を自己解決できなければ、家族や周囲に迷惑をかけることになる。
「病気を理由に罪から逃げ切れる」というズルい考えを持ってはならない。

だが、病気を言い訳にぜず、今生きていることに感謝し、過去の過ちを反省し、
罪は罪として償い、生き直す努力をしている人のことは否定しないで欲しい。


つづく。


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ネコのお尻に・・・

昨日も春の暖かな日だった、と同時に桜の花びらの飛散が凄い。
まるで雪が降り積もったかのように駐車場一面が真っ白になった。
メダカにエサをあげようと思ったら水槽の水面も真っ白、
昨日乗らなかったトラックの荷台も真っ白。
しかたがないので水槽の花びらをすくい、エサをあげた後、
駐車場とトラックの荷台の花びらをブロアーで吹き飛ばした。
荷台のあおりは片面と後ろは開けっ放しにしておこう。
雨が降ったり夜露で花びらが濡れてしまうと、車体や荷台こびりついて取れなくなる。
毎年のことだが、桜の花が散りその後の赤い軸が落ちきるまで何度もこの作業をする。


昼休みに植木鉢に蒔いておいた猫草が成長したので数本ちぎってシロに与えた。
頻繁に身体中をペロペログルーミングしているシロは、繭のような毛玉のかたまりを嘔吐する。
毛玉の吐き戻しの効果もあるのでシロにはたまに猫草を与えている。
美味しそうに10本ほどの猫草を平らげ数分後、シロのえずく音がした。
いつものようにシロの前足の先にティッシュを敷き嘔吐物を受け止めた。
たまに失敗するが今回はナイスキャッチだった。
ティッシュを片付けようとした時、シロのお尻から何やら茶色い物体が・・・

なんと、猫草を嘔吐する際、腹に力が入って少しウンチが出てしまったようだ。
まあ、クシャミをするとき尿漏れする人間もいるくらいだ、無問題。
お尻を拭いてあげようとしたが、なぜかウ~っと唸って触らせてくれない。
シロはお尻に違和感があり落ち着きがなく少しパニック状態だった。
お尻が気になり舐めようとするが相手はウンチ、舐めることもできずに、
ウンチを2センチくらいぶら下げながらあちこち興奮して走り回っていた。
「機械や書類の上にでも落とされたら大変」と追いかけたが高いところに逃げてしまう。
どうしよう・・・

気に掛けないふりをしてしばらくシロのお尻の様子を目で追っていた。
そしたらケージの中のトイレに向かうのが見えた。
数分後、トイレの猫砂をシャカシャカする音がした。
ホッ、これで一安心、ついでにお腹に残った分も排出したようだった。

がっしかし、今朝起きて掃き掃除をしていたら、床の上に干からびたブツが転がっていた。
シロのトイレ掃除は毎日のことだ、他のウンチと一緒に袋に入れて捨てた。
まあ毎日のことだからネコの排泄物は気にならなくなっている。

慣れって怖い。


つづく。


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私が見た未来

昨日も暑かった、下着の長袖Tシャツは間違いだった。

昨夜、パートから帰宅した妻から、
「おとうちゃんが好きそうなマンガがあるけど読んでみる?」
妻はたまに、俺が食いつきそうな本やCDを借りて来てくれる。
これは図書館が勤め先でなければできない技だ。
俺の図書館利用と言えば、学生のころ勉強をしに行く場所と決めつけていた。
しかし、今の図書館ってマンガやCDがあるんだね。

その本は「私が見た未来(完全版)」という漫画だった。
これも図書館に勤める妻が借りて来たものだ。
なんでも、近所の常連さんが「読み終わったから」と寄贈してくれたものだそうだ。
その本の表紙には「大震災は2011年3月」とある。
出版されたのが1999年、その12年後に東日本大震災が起こり、
幻の予言漫画として注目を集めたそうだ。
そしてこの「私が見た未来(完全版)」は初版から22年後の2021年に復刻されたもの。
表紙には、「本当の大災難は2025年7月にやってくる」とあった。

ビンゴ! 俺は「予言、予知夢」とか「未確認生命体」とか、
超常現象的なものに食いつく傾向にある。
子供のころテレビの「川口浩探検隊」が大好きだった、そしてそれを信じた。
怪蛇、怪鳥、恐竜、猿人、当時おとこの子たちの多くが川口隊長のファンだった。
もちろんUFOもおばけも信じていたが怖いから信じないよう努力していた。
ノストラダムスの大予言も信じ、ムーを読んでみたりもした。
そしてなぜか仲間とその大予言を信じ「最後の酒」と酒盛りをした(笑)
まあ、だだ集まって飲みたかっただけだ。

本の中には「2025年7月5日、日本とフィリピンの中間の海がぽこんと盛り上がる」とあった。
3.11の3倍の大津波が起こるとも書いてあった。
台湾と香港、そしてフィリピンまで地続きになるようなイメージだったとか。
となると南海トラフ巨大地震? 巨大隕石落下?

この本はテレビでも取り上げられていたそうだ。
読んでみて、災難に対してとにかく準備して欲しいという事が感じとれた。
話題になれば人の心を動かすことにもなる、日ごろから訓練や準備が大事だと思った。
それによって出来るだけ多くの人が危険回避のために備えることができれば良い。

まあ、この本の内容を信じるかと言われれば?マークだが、
単なる都市伝説で終わってほしいとは思っている。


つづく。


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