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肝臓ガンとの共存

去年の今頃の日記を読み返してみる。
アルコール依存症からのアルコール性肝硬変を発症して3年目だった。
アルブミン値を上げる薬(アミノバクト)も飲まなくてもよくなり、
3ヶ月に1度の通院にも、治療にも慣れていた。
「アル中」の人種差別も気にならなくなり、社会に溶け込んでいた。
断酒をしながら健康的な生活を送るよう心掛け、
断酒会とも距離を置くことが出来るようにもなっていた。
酒に対する認識も、
酒は、合法ではあるが「薬物」である。
酒は、簡単に言えば「毒物」である。
飲酒 = 損 と捉えることが出来るようになっていた。

それから1年が経ち、
俺は肝硬変のみならず肝細胞がんも発症し、
腹腔鏡手術により肝臓の一部切除といった手術も経験した。
1年前は肝臓がんの恐怖にビビりながらも、
「C型でもB型でもないからガンにはならないだろう」とタカを括っていた。
肝臓がんになったら、落ち込みも激しいだろうと思っていたのだが、
充分な予備知識と心構えをを叩きこんだおかげで、
現在は再発に注意しながら今後のことを積極的に考えられている。
いわゆる「腹をくくった」と言うヤツだ。
これからも俺は、命ある限り身体に気を付けて癌と共存していくよ。

豆知識 ↓

疑問に思っていたが他人には聞けなかったこと。

アル中とアルコール依存の違い ↓

「アルコール中毒」→ 飲酒により中毒を起こしている状態、飲酒による障害

「アルコール依存症」→アルコール摂取に関するコントロールが効かなくなった状態
           アル中と呼ばれる状態はアルコール依存症のことを指す

・中毒という言葉に両方の意味があるのは良くないので、
 区別するために依存症という言葉が普及した。

結論 : 中毒は症状、依存症は病名 

ん~~~、何度読んでもとても解りづらい。
まーいいか、俺はアル中の症状を持ったアルコール依存症と言う病気だ。

そして肝硬変で肝臓ガンだ。 ← こっちのほうが本命
   
つづく。


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