生活

連携が便利なネット銀行は、システムを把握して上手に利用しましょう

2020年4月5日

近年ネット銀行もけっこう増えて来ました。

ネット銀行とは、インターネット専業銀行の略で店舗を最小限に抑え、主にインターネットを用いて取引をする銀行のことですが、スマホでも扱えるので大変便利です。

これまでの店舗中心の銀行に比べると、物理的な店がないのでATMが少なく、預金通帳もありません。

でも、代わりにコンビニや駅においてあるATMが使えるので、かえって便利なくらいです。

案外、通帳がない方が、実はわずらわしくないかもしれません。

通帳作成をしない選択ができる、店舗型銀行も増えてきました。

 

また、人件費や店舗運営といったコストがかからないので、融資金利が安かったり、手数料がかからなかったりします。

 

ネット銀行のメリット

ネット銀行によって違いはありますが、店舗型銀行と比べてメリットが大きいです。

 

振込手数料が一定回数無料

ほとんどのネット銀行が、利用状況に応じて、一定回数振込手数料がかかりません。

 

振込手数料が安い

振込手数料がかかる場合でも、店舗型銀行に比べると安く済みます。

 

店舗へ行かなくてもいい

自宅のパソコンやスマホで利用できるので、振込に時間がかかることもありません。

 

通帳の管理が不要

ネット銀行では、預金通帳を作成しませんので、物理的な管理が不要です。

明細を確認したい場合には、各ネット銀行のサイトで、確認することができます。

 

送金が早い

店舗型銀行では、時間外に送金できませんが、ネット銀行だと同一銀行同士の場合、すぐに着金できる場合があります。

 

ポイントが貯まる

引き落としや振り込みの度に、ポイントがたまるネット銀行もあります。

各サービスに使えてるので、お得に利用できます。

 

たくさんあるネット銀行

ネット銀行も、結構な数があります。

  • ジャパンネット銀行
  • ソニー銀行
  • 楽天銀行
  • セブン銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • auじぶん銀行
  • 大和ネクスト銀行
  • GMOあおぞらネット銀行
  • イオン銀行
  • ローソン銀行

僕自身、ジャパンネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行を使っています。

 

 

 

 

預金量やローンの利用有無で違いがありますが、各ネット銀行で共通しているのは、振込手数料が毎月一定回数無料になる所です。

通常振込をしようと思うと銀行のATMへ行くか、窓口で振込用紙を記載して、銀行所定の手数料を別途支払います。

その手数料もバカになりません。

 

店舗型銀行との違い

現在、店舗型金融機関のほとんどが、インターネットバンキングのサービスを提供しています。

利便性に大差はないかもしれませんが、振込手数料のかからない銀行はないかもしれません。

そのため、ネット銀行での振込がかなり便利でお得に感じます。

また、店舗型金融機関のインターネットバンキングでは、個人は無料でも、法人向けで月額利用料がかかない銀行は見つけられませんでした。

仕事は別として、プライベートで振込をする機会って、そんなに多くはないと思います。

だとすると、普段使いはネット銀行だけの利用でも、全く支障はありません。

また、月末に振り込みで長蛇の列に並ぶ必要がないので、時間の節約にもなります。

 

連携サービスが豊富

今使っているネット銀行の口座が3つもありますが、最初は住信SBIネット銀行だけでした。

キャッシュレス決済で連携しているネット銀行が異なっていたので、ジャパンネット銀行を増やし、楽天銀行を増やして行ったわけです。

用途に分けて銀行口座を管理できるようになったので、結果としてお金の管理に大変役立っています。

便利なサービスに、無料で使える個人資産管理アプリに「Moneytree」があります。

登録をしておくと、店舗型銀行も無店舗型銀行も、最新の残高を一覧や合計で確認することができます。

毎月の収支まで出してくれるので、至れり尽くせりです。

ネット銀行の中には、楽天銀行みたいに他のネット銀行を登録して、合わせて表示してくれるサービスを提供しているものもあり、大変便利です。

 

利用しない人には関係ありませんが、各ネット銀行のグループ会社に証券会社があるので、株式の取引やFX、NISAといった投資も大変扱いやすくなっています。

クレジットカードと連携している、ネット銀行だとお得になることも多いです。

証券会社に行かなければ、株が買えなかった時代と大違いです。

 

落とし穴もある

そんな便利なネット銀行ですが、やはり店舗に行って、応対してくれる訳ではないので、自分で仕組みやシステムを把握しておかなくてはなりません。

 

とある失敗例

先日融資を受けたお客様が、自分のネット銀行へ事前に振り込んでもらっていました。

そのお金を取引の時に相手方へ振り込もうとしたら、そのネット銀行は、一日の振込上限が1,000万円だったんです。

上限額以上の振り込みをするには、事前に振込先の登録をしておかなければなりませんでした。

店舗型金融機関の振り込みでも、ATMなら上限がありますが、窓口ではありません。

振込先登録も審査があるため、1週間ほどかかります。

結局、お客様の店舗型銀行預金口座へ、何日かに分けて、上限額以内に振り込んで、支払金額に達してから、再度取引を行いました。

 

リスク管理が必要

ネット銀行の存在は、浸透し出しておりますが、ネット銀行のルールまでは、まだ熟知されていない部分があるので、気を付けなければなりません。

また、大変便利なネット銀行ですが、セキュリティのリスクがあるのも否めません。

暗証番号やワンパスワードでの工夫もなされていますが、絶対ではありません。

 

振込の際にランダムで表示される、ワンタイムパスワードが必要な銀行もあります。

 

まとめ

ネット銀行は、自分で気をつけて、用途にあった利用方法をすれば、これほど便利なものはありません。

振込手数料がかからなかったり、預金金利の高さも大変魅力的ですので、それぞれの特性を理解した上で、用途に応じて使い分けたいですね。

最初の登録に本人確認等が少し面倒ですが、難しいことはないので、是非試してみて下さい。

本当に便利ですよ。

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