こんにちは。オーストリアのメディア系の会社にJunior Testing Engineerとして入社してから3か月が経ちました。
だいぶ自分のタスクにも慣れ、チームにも慣れ、他のセクションの人にもメールでやり取りをするようになり、少しずつ会社の役に貢献できている気がしてきているところです。
職場環境でいつも大事だと思うのは
"自分の上司がどんな人か"
です。
日本での仕事はとても責任が重く、決してミスの許されない設計開発の仕事でした。ストレスが本当に多く、スケジュールがタイトだったため、残業も多くしんどかったです。ただ自分の上司が頭がよく、本当に尊敬できる人で、機嫌が悪くて、大きなオフィスに響き渡る低くて大きな声でも、私の成果物に対する一つ一つの指摘が適格かつ納得のいくものでした。
怖くて泣きたくなることもあったけど、この上司のおかげで自分は成長できたなと思います。本当に感謝しかありません。今のオーストリアでの仕事もこの上司のおかげで貰えたと思っています。もちろん上司だけではなくお世話になったチームにはいつかお礼を言いに行きたいなと思います。
そして幸いなことに今の職場のCTOもまた尊敬できる人なのです。
ある日私を含め若手がちょっとやらかし、CTOも少し残業することになってしまいました。
ウェブ開発でもどんな開発でも、何か一つの変更を加えるとき、それがどこに影響を与えるか注意しなくてはなりませんよね。これは基本的な考えだと思うのです。この日、新しいバージョンを世の中に出す直前にあるデザイナーがここを変えて!と言ってきたのです。それに対応した若手デベロッパーが変更後、変更した所だけ確認して、直前上司に完了しましたー。と報告したのです。まだ私は役に立たないと思われてたから。確認依頼はありませんでした。するとその変更部分がいろんなページに影響してしまったまま世の中にでてしまったのです。それに気づいた私はみんなに報告し、修整作業にはいりました。
早く帰りたい私以外の若手二人が帰るときにびしっと言ってくれました。
「今日のようなことは二度と起こってはいけない。来週また話すぞ。」
と私を含む若手を育てるように、指導してくれる姿勢がとてもありがたいです。
またその指摘が適確であり、チームとしてみんなで協力できる雰囲気を作っていってくれるので自分自身のモチベーションがかなり上がります。
そんなCTOのおかげだと思うのですが、お偉いさんから「〇〇〇(私の名前)!I heard you are amazing!」とのお言葉を頂き、そのあと「あなたにお願いしたい仕事があるわ!給料エクストラで出すわ!」とタスクまで頂きました!周りから役に立ってないな~と思われていないか心配だったので、少しでも会社に貢献できていると感じることができてよかったです。
入社から3か月が経ったので、契約が自動的に無期限の契約になりました。
という感じでたまに同僚にいらいらするときがありますが、順調ということで久しぶりの投稿でした!