ブラインドタッチタイピング初心者の練習法とコツ10か条!

2023年4月30日

beginner

 昔は「 ブラインドタッチ 」の言い方が主流でしたが、「 タッチタイピング 」を初心者が習得マスターするコツとは?

4年半以上の長きにわたって、タッチタイピングの反復練習にいそしんできて分かったことですが…

touchタイピングは正確性が一番大事

タッチメソッドをマスター出来ている人は、例外なく文字を打つ前から「 両手指の一連の動きと流れが、すでに頭の中でイメージ出来ている 」という真実でした。

これからタッチタイピングを覚えたいあなたは、当記事を読むことでブラインドタッチ修得のための全ての基礎知識を身につける事が出来ますよ。

ブラインドタッチタイピングを初心者が覚える方法

 キーボードと手元を見ないで文字入力できるスキル( 技術 )がタッチタイピングですね。

 同義語でブラインドタッチとも言いますが、タイピング初心者が上達して習得マスターするには、どうすれば良いのでしょうか?

この私め自身タッチタイピングは壊滅的に下手くそで、常人の10倍は遅い上達スピードでありながらも一応、習得までは出来ました。

さて、ブラインドタッチ初心者が上達して習得マスターするコツは、以下の10ヶ条だけです。↓

  1. 絶対に手元を見ないで打つこと
  2. ホームポジション時の指の置き位置を覚える
  3. いつも同じ指で同じキーを打つように習慣づける
  4. 卵を持つ様に丸めて垂直にタイピングする
  5. タイピング時も常にアンカーキーを残す
  6. 常にホームポジションに戻す癖を付ける
  7. 地道な反復練習を継続して絶対にやめない
  8. 無理な早打ちはせずに正確性を重視する
  9. 打ちやすい高級キーボードにも投資する
  10. 爪は長くなる前に切ること

別記事でも同じ事は繰り返し述べてはいますが、最初のうちは高級キーボードに買い替えてまで、デバイス機器に投資はしなくても良いと思います。

Right Caption

ところで、今現在の状態よりもタッチ・メソッド( やり方 )が上手くなる「 上達 」と、実際にタッチタイピングをマスターできた状態の「 習得 」は、意味が違うわい。

しかしながら例えば「 ミス無しでWPM値( 1分間に打ち込んだ英数字キーの入力文字数 )が、いくつ以上なら習得マスター 」と言うような、「 この数値なら合格 」という明確な基準値は、ないです

Left Caption

どこからがタッチタイピングの習得で、どこまでがマスター出来ていないのかの「 線引き 」がとても曖昧ね。

サイトによっては、「 キー配列の位置関係を覚えれば習得なので最速6時間で覚えられる 」という情報もありますが…

Right Caption

もともとの手先の器用さがあるかないかの個人差が大きく影響するので、「 この期間これくらい練習すれば習得マスター出来る 」ってものじゃないわね、本当に。

パソナ新潟でご紹介している事務のお仕事は、平均的なスピード目安として、日本語入力で1分間に平仮名100~120文字程度を入力できると、お仕事スタートした際スムーズに就業していただけることが多いです。

【 引用ここまで↑出典:PASONA 】

就職の際に必要なタイピングスピードは日本語入力で1分間に120文字ですから英数字キーだけのWPM値に換算すると、200以上~250前後と言ったところでしょうか。

では無料練習ソフトを提供している「 イータイピング 」の指標は、どうなっているのでしょうか?

beginner

【 引用ここまで↑出典:インターネットでタイピング練習e-typing 】

上の目安は「 スコア値がA-レベル以上の209以上なら一般的なオフィスワークでは困らないレベル 」だと定義づけています。

ですから、イータイピングのスコアで209以上かつ、WPM値が200~250くらいのタイピング速度ならば、「 ブラインドタッチを修得マスターした 」と言っても差しつかえないですね。

私は、2020年3月31日現在「 Good! 」レベルのスコア284がエタイ最高記録ですが、さらに上のランク一覧は下図の通りです。↓

six-million

最高レベルの「 JOKER 」は、もはや「 ガチ勢 」レベルのタイプ速度ですが初心者は、まず「 A 」ランクを目指しましょう。

ちなみに、Wiki情報では「 運指習得の期間は、おおむね1週間 」と記されていますが、私は1年2ヶ月もかかりました。

では次章から初心者がタッチメソッドを上達させてマスターするコツを、ひとつ一つ詳しく解説して参ります。

スポンサードリンク


タイピングする時は絶対に手元を見ないこと

 あなたが、タッチタイピングを修得マスターしたいのであれば、まずは「 絶対に手元を見ないで打つ 」事が何より大切ですね。

どんなに早く打てたとしても手元とキーボードを見て打ち込んでいては、いつまで経ってもタッチメソッドはマスター出来ません。

Left Caption

そもそも同じタイプ作業でも、目で見て打つのとタッチタイピングでは、脳の中で使う部位が異なるからなんですね。

タッチタイピングを修得する方法

よく言われるのが、「 ついつい手元を見てしまうクセが有るのならハンカチを手にかけて隠しましょう 」という方法です。

つまり手元を見るクセを徹底的にやめないと、ブラインドタッチはマスター出来ません!

とはいえ、サイトなどの管理画面に入るパスワード入力は数回、間違えるとロックが掛かって面倒な事になるので、私はこのときだけ手元を見ていますが。

手元を見ないで文字入力する作業を繰り返す「 手続き記憶 」が大脳基底核に蓄積される事によって、タッチタイピングのスキルが上達していくメカニズムです。

ホームポジションの指の置き場所を覚えるべし

 初心者がタッチメソッド修得するために必要な2つ目の要素は「 ホームポジション/home positionを覚える 」ことです。

ホームポジションの各指の配置

右手の人差し指を突起のある「 Jキー 」に、左手の人差し指も突起のある「 Fキー 」に置き、残りの指を添えると自然とホームポジションが完成します。↓

home-position

ホームポジション時の両手10本の各指の置き場所を以下に画像で示します。↓

beginner

ホームポジションの各指の置き位置は以下の通りです。

  • 左手の指のホームポジションの置き位置
    • 左手小指/a
    • 左手薬指/s
    • 左手中指/d
    • 左手人差し指/f
  • 右手の指のホームポジションの置き位置
    • 右手人差し指/j
    • 右手中指/k
    • 右手薬指/l
    • 右手小指/;( セミコロン )

日本語JIS配列も含め最も一般的なキーボードは、「 QWERTY( クアーティー )配列 」となっている業界標準ですね。

Right Caption

QWERTYの意味は、左手上段( 北側 )のキーの文字並びが、左端から「 Q/W/E/R/T/Y 」となっているからなんですよ。

では改めて、ホームポジションとは何の意味でしょうか?

ホームポジション 」より引用↓

ホームポジションとは、キーボード入力を最も効率的に行うことができるとされる指の基本的配置のことである。

【 引用ここまで↑出典:weblio辞書 】

実はキー配列やホームポジションの位置もタイプライター全盛の時代から何も変わっていないのです。

このホームポジションは、ブラインドタッチを修得したいのなら基礎中の基礎となるので必ず覚えましょう。

タイピング時は常にアンカーキーを残す

 別記事でも書いたのですが、タッチタイピングスキルを修得する上で欠かせない要素が「 アンカーキー 」です。

アンカー( Anchor )とは、その名の通り船などを動かないように固定させる「 いかり 」の意味。

決め手はアンカーキー 」より引用↓

typewriter
例えば、あるキーを押した時に毎回違う指の形になっていたのでは、ホームポジションに戻す手間がかかってしまいますが、どの指でキーを押した場合もアンカーキーの位置が必ずホームポジションにあれば、スムーズに次のキー入力を行うことができます。

【 引用ここまで↑出典:日本ビーコム 】

別情報では、「 アンカーキーは基本3本指で残す 」とありますが私は3本も残すと他の指がガチガチで動かなくなるので、最低1本は残すように心がけているのですが。

つか、本音を言えば1本の指を残すだけでも、特に右手の小指とかは動きが制限されるので、「 ぐぎぎぎぎぎぃっ! 」という感じになります。(^_^;)

具体的には右手の小指を「 ;( セミコロン )キー 」に残して「 kou 」と打つとなると、これだけでかなりの時間を食ってしまいますね。

beginner

特にキツイのが左手小指で「 z 」キーを打つ時は他の左手指をアンカーキーに残す工程だけで下手したら1秒くらい時間が、かかります。

さらに、アンカーキーに指を置いた状態で「 mo 」キーが、スムースに打つことが出来ません。

私は、タッチタイピングの反復練習を始めた2017年当時から、このアンカーキーの概念は知ってはいたのですが、いかんせんメチャクチャ打ちづらくなるので敬遠していたんですよね。

いや、タイピングの練習を始めたての頃は普通に打っていても両手の小指が固くて硬くて動かせなかったので、とてもアンカーキーどころの騒ぎじゃなかったのです。

しかしながら結局は常にアンカーキーを置くようにしないと、タッチタイピングする時に軸がズレるので、タイプミスにつながるのです。

アンカーキーを意識せずとも軸点がズレない器用な人なら良いのですが私はそうではないので、かならず残すように心がけていますが。

すぐにはうまくなりません。でもきっとうまくなる。

とはいえ私の場合、アンカーキーとしてホームポジション上に置いている全ての指が打鍵時に、つられて同時に下方向に動いてしまうので他の無関係なキーを押してしまい、タイプミスに繋がっています。

特にひどいのが「 mo 」や「 ko 」打ちの時でアンカーキーを残すと、右手の小指も同時に下に沈んでしまい「 ; 」( セミコロン )キーを誤打してタイプミスになるのです。

常にホームポジションに戻す癖を付ける

 前章でも、お伝えしたアンカーキーとも密接に関連するのですが「 常にホームポジションに戻すクセを付ける 」事がブラインドタッチ修得には何より大事です。

では、常にホームポジションに戻すこと無くタイピングをし続けると、どうなるのでしょうか?

キーを打ち終えた時にホームポジションに戻らないと基準となる位置がずれる為、自分の指のある位置が分かりづらくなり移動すべき距離がつかめなくなってしまうのだ。

タッチタイピングが出来なくて悩んでいる人は、この戻す作業を省いている場合が多い。

戻す作業を意識しながら繰り返し練習することによって、次第に意識しなくても戻せるようになるぞ。

【 引用ここまで↑出典:ごんタイピング 】

常に打ち始めがホームポジションからでないと、手元を見ないで打っているので自分の指が現在どこに有るのか把握ができないのです。

そこで「 軸点の狂い 」が生じてタイプミスになってしまいます。

まさに以前の私がこの典型的なパターンにハマってしまい、キーとKeyの間の谷間に指が降りて、2つのキーを同時に打っていました。

対戦格闘ゲームの「 ストII 」なら小足払いから⇒少キックボタンと大パンチボタン同時押しでキャンセル技が出せますが、タッチタイピングには必要ないですね。( 笑 )

以下のサイトでも常にホームポジションの位置には戻すキホンは同じでも極力、手の動きは止めて指だけを移動させるアンカーキー方式ではなく、手全体を移動させて打ってから、その後に戻すのがベストだと説明しています。↓

そうではなくて、最初は「手全体を動かして、また、ホームポジションに全体を戻す」これがベストです。

【 引用ここまで↑出典:パソコン教室キュリオステーション 】

どっちが良いかは人によりけりだと思いますが、私個人的には指だけを移動させて打つほうが、タイプミスが減る様な気がします。

タッチタイピング上達のコツを書いたブログは多く見かけますが、この「 アンカーキー残しと常にホームポジションに戻すクセ 」が重要だと記しているサイトは、なかなか見かけません。

いつも同じ指で同じキーを打つ習慣づけを行う

home-position

 タッチタイピングをマスターするには、上図にように「 いつも同じ指で同じキーを打つクセをつける 」ことが極めて大切です。

当然ですが、その都度キーを叩く指が違うとタッチタイピングはマスター出来ません。

なにが何でも上図のような「 標準運指( ひょうじゅんうんし )」を守るべきでは、ないと思っています。

home-position

CC 表示-継承 3.0

人によっては、10本すべての指をフルに使わずに早く打てる方もいらっしゃいますが。

さらには「 運指の最適化 」で本来タイピングすべき指を、くずして変える方法もあります。

例えば、私めが実践しているのが「 de 」打ちの最適化ですね。

標準運指ならば、左手の中指だけで2つのキーを打つのですが、それではやりづらいので「 d 」を本来の左手中指で打ち、この次の「 e 」を左手の薬指で打つ方法です。

ほかにも「 yu 」打ちを、本来は右手の人差指だけで横に移動させるところを、「 y 」を左手の人差し指で打ち、その次の「 u 」を右手の人差指で打つやり方を使っています。

「 de 」打ちよりも、右手人差し指だけの横移動でタイピングする「 yu 」打ちは本当にニガテだったので、運指の最適化にはかなり助けられています。

とはいえ、人によって打ちにくいキーは違うので、ご自分に合ったやり方を探してみてください。

ただし「 いつも同じ指で打つ 」という、大原則は守ってタイピングしてくださいね。

でないと効率よくタイピングを覚えられません。



卵を持つ様に手を丸めて垂直にタイピングせよ

 必ずしもやらなくてもいいのかもしれないですが、ホームポジションに手を置く際は、なるべく「 卵を持つように丸くする 」様にした方がタイピングしやすいです。

この理由は手をキーボードと水平にして、ベタッ!と置くと、打鍵が上手く行かないからです。

ブラインドタッチと手先の不器用さ

卵を持つようにして丸く置くことで指がキーボードに対して垂直に下ろせるので、タイピングしやすいメリットがあります。

ただ、体や手や指のクセが一人ひとり違うように、人によってやりやすい方法は有るわけで、ここはお好みで良いかなと。

地道にタイピングの反復練習を継続すること

 基本的なことを守らない我流タイピングでは、なかなかタッチメソッドは上達しません。

Left Caption

しかし最終的には、やはり地道な反復練習が必要になってきますね。

私などは、すでにタッチタイピングで3,000万打鍵ほど打ち込んでいますが、それでもなかなか常人レベルほどテンポ良く上達しません。

とは言え常人でも、やっぱりある程度は練習しないとタッチタイピング・スキルは身に付きませんね。

Left Caption

ちょっとやって出来ないからとすぐに諦めるようでは、ブラインドタッチのマスターは出来ないぞ!

それでも、2週間から遅くとも数ヶ月で修得ラインまで行ける方は本当に手先が器用だなと感心します。

よく「 才能が無いのなら人の3倍は努力すべし 」と言いますが私の場合、タッチタイピングに関しては人の3倍やっても追い付けないほど壊滅的に上達が遅いです。

実際にリアルのパソコン教室などに通って他人と比べたわけではないですが、実感として他者の10倍ぐらい努力して、やっと人並みになれた感じがしますね。

おそらく繰り返しの反復練習によって形成される脳内の「 手続き記憶 」の神経回路が上手く機能していない様な気がするのですが、詳細は不明です。

とはいえ、こんな不器用な私でも、ブラインドタッチは修得マスターが出来たので本稿記載の正しい練習方法で継続することが大切ですね。

無理な早打ちはせずに正確性を重視するべし

 指運動が各キー配列の位置関係を完全に覚えたのなら良いのですが、そうでないうろ覚えの段階から無理にイータイピングのスコア更新を狙って早打ちすると、まず失敗します。

別にタイピングの無料ソフトのみでなく普通に文字を打つときでも早打ちを意識すると、グチャグチャな惨憺( さんたん )たる結果と、あいなります。

ミス入力が少ない技能を身につけると文章作成に集中できます

ですから最初から速さを狙うのではなく、あくまでも「 正確性を重視 」すべきなのです。

よく「 正確性が身に付けば、タイプスピードも自然に速くなる 」と主張される方がいますが私自身、実際に3年近く続けた実感として決してそんなことはないです。

まぁ、もともと手先が器用な人なら短期間の練習でも「 あっ! 」と言う間に早く打てる様になるのかもしれませんが。

確かに当ブログのナビバーにある、タイピング初心者だった2016年( 平成28年 )4月12日の時に撮影した動画と比べると、サスガに今の方が断然はやく打てますけどね。

打ちやすい高級キーボードにも投資する

e-typing300

 「 弘法筆を選ばず 」は有名な諺( ことわざ )ですが、この私はキーボードには投資して東プレのリアルフォース108UDK-SJ38C0( ALL30g荷重 )を愛用してました。

  • 日本語配列カナなし
  • 静電容量無接点方式
  • 昇華印刷墨モデル
  • キーALL30g荷重
  • 10キーつき
  • USB有線接続
  • APS機能なし

前述しましたがキー荷重が最軽量なためなのか、タイピング時にホームポジションに置かれている両手の10本の全指が連動して同時に下に下りて無関係な他のキーを押してしまい、タイプミスに繋がる悪い癖がなかなか矯正できません。

ところで三筆の一人である弘法大師空海【 享年62 】は、本当に筆を選ばなかったのでしょうか?

【 産経抄 】2018.9.16 」より引用↓

能書は必ず好筆を用ふ 〉と、空海の言葉にある。

字が達者な人は、良い筆を使う。

「 弘法筆を選ばず 」ではなく道具を選んでいた。

【 引用ここまで↑出典:産経新聞THE SANKEI NEWS 】

「 能書/のうしょ 」とは、字を書くことが上手な人を言いますが、実際に空海は筆師に特注の筆を作らせていました。

Right Caption

実際に筆を使って紙に文字を書くことに対して、タッチタイピング・メソッドは指の移動そのものが文字なのです。

別に空海に倣( なら )ったわけじゃないのですがタッチタイピングの上達が人の10倍くらい遅いからこそ、キーボードには投資しましたね。

Right Caption

上のリアルフォースはKeyの場所によって荷重が変わる「 偏荷重タイプ 」です。

私は特に手先が不器用で上達が遅いからこそ、デバイスにはお金をかけました。↓

それでも、なお実感として上達が常人の10倍くらい遅いのですから、よっぽど手先が不器用で不向きなんでしょうね。(^_^;)

Right Caption

ALL30g荷重キーボードの欠点は、ホームポジション戻しをした時に置いた指が触れただけで、タイプミスになることがある点です。

しかしタイピング初心者は、ここまでの投資しなくてもいいかなと思いますね。

同じ方法・期間・練習量でも上達には個人差が出る

キー配列の細かい距離感を覚えない

 いろいろ長々と書いてきましたが、誰しも生まれた時からタッチタイピングが出来る人はいないものの「 すでに練習を始める前から、ある程度の結果は決まっているな 」と痛感しています。

結局のところ、もともと生まれ持って手先が器用な人は少ない練習量でも、タッチメソッドの上達が早いですが逆に不器用な人は長期間の反復練習を積み上げても、なかなか上手く打てるようにはなりません。

どうも、もともと手先の器用な人は「 自分はコレくらいの努力で出来たんだから、他の人達も同じ様に出来るはずだ! 」などと思い込んでいる節が、あるワシ!

これは私自身の経験から確信していることですが、まったく同じ方法で同じ期間おなじ練習量を積み上げても、はげしい個人差が出るスキルがタッチタイピングなのです。

よく聞くのが、「 タッチタイピングに挑戦したけど結局マスターできなくて挫折した 」という話しですが、手先の不器用な私には痛いほど良く分かりますね。

逆に私の様に不器用な人間は長期に渡って膨大な反復練習量を積み上げても、なかなか上達しませんね~。(^_^;)

エタイのみならず、寿司打の様なタイピング練習の無料ソフトは楽しみながら上達できるので、おすすめなのですが一方では「 指運動が汚くなる 」との指摘もあります。

よく、「 慣れてくればいちいちキー配列を意識せずとも指が反射的に動くようになる 」という人もいますが、私が3年間もの長期に渡って反復練習を繰り返してきた今も、指が自然に動くようにはならないです。

指運動が自然に動くようになることを「 打鍵の無意識化 」と言い、通常は半年くらいでマスター出来ると言いますが実際には3年近く経った今も、3,000万打鍵以上をブラインドタッチで打ち込んでいても到達できません。

滑らかに連続的に指先を動かし続ける事が出来ず、2~3文字ごとに、つっかえるのが現実です。

指運動がつっかえる理由は、キー配列の位置関係を瞬時に素早く思い出すことが出来ないからなんですよ。

でも本稿のお読みのあなたは私よりも、そこそこ手先が器用に動かせると思うので、もっと短期間でマスター出来ると思います。

なので、本稿でお示ししたコツを踏まえながら反復練習に励んでタッチタイピング・スキルを修得していただきたいですね。

スポンサードリンク


つまるところ、ブラインドタッチは「 キー配列の位置関係とKey同志の距離感を指運動が覚えること 」に尽きますね。

タッチタイピング修得のコツは、ズバリ「 指運動のキーボード上の移動をイメージ出来て、実際その通りに動かすことが出来るか 」が、すべてだと言っても過言ではないでしょう。

もし、ブラインドタッチをマスターするコツが本稿で上げた8つ以外にも有るとすれば、「 爪を切ること 」でしょうね。↓

長い爪の状態でタイピング練習をしてしまい、間違った距離感を覚えた方以外で爪が伸びている状態の方が上手く打てるという人の情報を見たことが有りません。

Right Caption

あなたがタッチタイピング下手であっても、パソコン作業の疲労の原因となる首の上下運動がほぼ、なくせるのでぜひとも身に付けておきたいスキルですね。

私の経験則から言えることは、短期間でタッチタイピングをマスターするには、もともと手先の器用な人じゃないと非常に難しいということ。

しかしながら私も不器用ながらに、2020年は打鍵の無意識化の修得を目標に、コツコツと精進努力して参る所存です。^^