引っ越し避難のため実家に行ってきたとんぼである、ごきげんよう。
パタパタしながら顔を出し、パタパタ作業をして帰ってきたんだけど。お金の話は割と耳を貸してくれるもんだなぁ。
こういうのから攻めるのも悪くないと思った話である。
実家の家計をチェックする
引っ越しの荷物を少しでも軽くするべく、人が少なくなった実家を倉庫がわりに使おうと顔を出した。
さすがにそれだけじゃあ悪いので、何かお返しをしようと家計をチェックさせてもらった。
するとまぁ、税金のたっかいこと。
住宅ローンは終わっているのに、固定資産税がいまだに年10万超え。介護保険も高い。健康保険も高い。ひきこもりの兄の年金も高い。
削れなさそうな支払いだけで数十万かかっている。
ひきこもりの長男と、まったく引っ越す気の無い長女と孫を養う母にこの支払いは酷だとしか思えないが……こればかりはいかんともしがたい。
で、他にも色々とチェックさせてもらったら、削れそうなところはあった。
母は車を持っていない。買い物はほぼ近くのイオンオンリー。なのに、シンプルなWAONカードを使っている。point0.5%還元。しょぼい。
それなら、イオンセレクトカード作ってオートチャージでWAON使えば、ポイント還元が+1.5%になる。
10万使って500ポイントと1500ポイントでは違うぞ。
電気代もめちゃくちゃ高い。夏場に1万7千円を超える電気代。こりゃ電気会社変えるしかないわ。高すぎだよ、
サポート悪くても安いところに変えようぜ。別に電気で困ったことないし、電気会社に電話したこともないんでしょ。
しかも光熱費の支払いがすべてコンビニ支払い。これ手数料かかってんじゃないの？もったいな、全部クレカ支払いにしようよ。
手数料かかんないし、ポイントももらえる。
マイナンバーカード作ってないの！？マイナポイントで、母と兄のぶんで、WAONなら14000ポイントもらえるよ！何やってんの！？
えぇ！？家計簿とってないの！？なぜ！？
家計簿とらないとプラスなのかマイナスなのかもわからんやん！何やっとんの、基本でしょ！！
とかなんとか、色々話した結果、
母のマイナンバーカードの申請と電気会社の切り替えとマイナポイントの申請にクレカの申し込みに水道ガス代の支払い切り替えなど、私が全部やることになった。
そういうつもりじゃなかったんだが。
お金の話は誰もが興味がある
私はどちらかといえば、筆記開示とか瞑想とか、心身の改善系の話が好物だ。運動や食事制限なんかもすすめたい。
だからといってそれらを勧めても、誰も耳を貸してくれない。そこまでするなら変わりたくない、あんたとは違うよ……といった感じ。
でも、お金の話は意外と悪くないようだ。少しでも得する、今は損をしているとわかれば「よくわかんないけどやってみよう」と前向きに検討してくれる。
漠然とした不安を消すためには、やはり衣・食・住の土台ができている安心感が必要だ。そのために、お金は欠かせない。
もしかしたら、今はグダグダしてるように見える母も、家計の透明性が高まって安心感が増せば、何か挑戦するパワーが出るかもしれない。
母だけじゃなく、シングルマザーの長女にも、土地転がしの次女夫婦にも、お金の話は役に立つはずである。
よほどの成功者じゃない限り、お金の不安は常に付きまとうものだから。
私がお金と節約の専門家となって、定期的に見回りしていくことで貢献することにしよう。
我が家が優先だけども、うちのプラスになることは実家の家族にもプラスになるから。傾聴と並行して続けていきたい。
また明日。
ここまで読んでいただき感謝。
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