保険の仲介業者と話してきたとんぼである、ごきげんよう。
火災保険はどこがいいかしら?との一括見積もりと、保険の概要を聞くために足を運んだのだが、かなり面白い話を聞けた。
皆さんも一度、火災保険を見直してみることをすすめていきたい。ただし、にわか知識しかないぞ。
火災保険とは
火災保険にすでに加入されている方も多いことと思う。
火災保険という名前から、火災(火事)に対しての保険だと思い込んでいる人も少なからずいるのでは。もちろん、私もその一人であった。
実は火災保険と言ってもその範囲は割と広く、(契約によっては)風災・水災・地震などなど、ほぼすべての災害に対応できる。
台風で建物の一部が壊れたら、その修理代を出してくれる。基本的なことだけども、これも忘れがちで自費で直す人も多いとか。
数年前、義母も自費で修理していたね。台風が原因だから、"火災"保険のことをそもそも思いつかない心理が働いている。
さらに面白いのが、オプションをつけることでその幅をさらに広げることができるのだ。
車が自宅に突っ込んでくるとか、放火、空き巣とか、これらも火災保険の一部にある。
そして今回ご紹介したいのが、不測かつ突発的な事故(破損・汚損など)といったオプションだ。
一例として、損保ジャパンという保険会社のサイトを貼っておく。
補償内容 | 補償内容 | 個人用火災総合保険『THE すまいの保険』 | 【公式】損保ジャパン
簡単に言えば、うっかり壊してしまった物も保証しますよ、というやつ。
例えば、うっかりドライヤーを落としてしまって壊れたら、修理代or同程度のドライヤーを購入する金額を保証してくれる。
うっかり転んで窓ガラスが割れたら、修繕代を出してくれる。
会社によって細かい違いはあるだろうけど、うちの中で使う家財に関して、わざと壊したのでなければ保証されるというのだ。
こんな保証あるんだねー、知らんかった。これつけても10年で2~3万しか変わらない様子だったので、月換算で2~300円くらい?
入るべきじゃないすかこれ。
何がすごいって
なんでそれだけでわざわざ記事を書いてんだとお思いのあなた。違うんだ、衝撃なんだぞ。
なんとこの不測かつ突発的な事故(破損・汚染など)ってのは、子供がうっかり壊してしまったものにも適用されるらしいのだ。
条件を満たせば、何度でも保険がおりてくる。車の保険と違って、使うと保険料が上がることもない。
子供のいたずらは対象外とのことだが、予測ができず、不可抗力で偶発的に起こった事故であれば、保証されるらしい。
これ、うちに必要じゃないですか。
今は娘はまだ攻撃性はかわいいもんだけど、大きくなったらどうなるかわからん。
かんしゃく起こしたら止めるのも難しくなるし、より大きな物をより強く投げることも出てくるはず。今、風呂場のガラスが割れていないのが不思議なくらい。
テレビもいずれ割れそう。リモコンもいつ壊れてもおかしくない。
何より、普通に私や妻がうっかり物を落として壊すこともあるから、なかなかにコスパのいい保証である。
娘は別途、障がい児専用の保険も検討する必要があるな。
保険は奥が深い
さきほどざっと読んだ本の中では、日本人が火災保険をつかうのは70年に1度だという。
つまり、ほとんど火災保険の申請をする人がおらず、ほぼ掛け捨て状態だということ。
でも実際は世間の人が思っている以上に保証範囲が広い。火事だけじゃなくて、上述した通り台風被害やうっかり事故にも対応してくれる。
高い金を払ってるんだから、上手く使わなきゃ損だ。子供がかんしゃく起こして物を壊したら、即座に申請するべきだ。
そのためには、家中の家具や壁、屋上、窓、家電などの壊れる前の状態の写真をすべて保管しておきたいね。
……
とかなんとか書いてきたが、実際はケースバイケースだ。
人それぞれ契約会社も契約内容も違うはずなので、ご自身の火災保険が一体どういった内容になっているのか、一度確認してみることをすすめたい。
保証内容を把握していなければ、何かあっても火災保険の申請しようとは思いつかない。平常時から頭に叩き込んでおくと安心である。
余談として、今我々夫婦が悩んでいるのは、保険の窓口的な仲介業者を間にいれるかどうか。
聞けば、何かあった時の申請サポートもしてくれるというが、自分で全部やった方が安くあがるのだろう。
火災保険はかなり利用価値がありそうではあるが……拙い申請して拒否されたら意味ないし……そんなに頻繁に利用するかという問題もある。
そもそも自分で申請するものだしさ。
もう少し勉強が必要だ。そんなわけで、火災保険で驚いた話であった。参考までに。
ここまで読んでいただき感謝。
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