マレー語、インドネシア語の学習方法
インドネシア語の習得
私は、初めてインドネシア語を勉強法したのは、日本の語学学校だった。当然先生も日本人の先生だったが、今考えると、日本人の先生に習って良かったと思う。
最初の基礎部分は、日本語で説明を受けた方が理解しやすい。ちょうど、英語の勉強も日本人の英語の先生から学ぶのと同じことだ。
インドネシアに会社から派遣されたときは、現地の大学の外国人向けインドネシア語コースに3か月通わさせてもらった。
この時は、インドネシア人の先生から、インドネシア語で講義を受けたが、日本で既に導入部分は勉強していたので、インドネシア語による授業もそう苦にはならなかった。
授業内容は結構レベルが高く、会話中心ではなく分法、ライティングとみっちりやったので、後の駐在員生活でも十分に役に立った。
インドネシア語の会話
ネーティブインドネシア人のように上手に会話ができる日本人もたまにいるが、これは、生まれつきの語学の才能だと思う。
私の場合、業務上インドネシア語は必須だったので、会話にはほぼ困らないレベルには達してはいるが、ネーティブのような発音での会話はできない。
あくまでも、外国人がしゃべるインドネシア語だが、ローカルの人とかなり高度なレベルのにコミュニケーションはとれる。
会話を習得うえで、やはり、一番参考になったのは、日本人の先輩がしゃべるインドネシア語だ。
日本人として、表現に困るとことろは同じであるし、知らない言葉であればすぐに聞ける。また、先輩から聞き覚えたことばは、そのまま、ローカルの人との会話に使えたことが、レベルの向上に非常に役に立ったと思う。
マレー語の勉強
マレーシアに来てから、マレー語の習得については、グループレッスンを受けている。語源は、マレー語とインドネシア語は同じだが、歴史の変遷の中で、別々の発展をとげている。
特に、マレー語は、ポルトガル、英国、など植民地時代の影響を受けているが、インドネシアはオランダ語の影響を受けており、発音、語彙、表現などかなり異なる部分も多い。
現在、英語でマレー語の授業を受けているが、まったく、初心者の方が勉強する場合、導入部分は日本語で説明を受けた方がいいと思うが、そういった学習機関はどうもなさそうだ。