息子は、蘭を家族だと認めていません。

「蘭は家族じゃないから」
と言います。

でもこれって、成長なんだと思う。

突然家に来て、
「今日からお姉ちゃんだよ」
と言われて、
すんなり受け入れられるのは、
3〜4歳までなんじゃないかな?



“家族とは何か。”
をしっかり考えられている証拠だと思う。


息子の中では簡単に言うと、
「パパとママから産まれて、
ずっと一緒に暮らしてること」


蘭はどちらにも当てはまらない。


もちろん息子は、
意地悪で言っているわけではないし
認めたくないわけでもない。

ただ息子の中の“家族の定義”に
蘭は当てはまらないだけ。



ごく一般的な家庭で
7年間生きてきた子供の
家族の定義は、コレで合っていると思う。



そして、その定義を
親の力でねじ曲げることは
もうできません。



私たちに出来ることは

「蘭は、パパの子だから、
あなたのお姉ちゃんなんだよ。
今まで一緒に暮らしてなくても、
お互いが大切な人だったら
家族になれるんだよ」

と、教えることだけ。

それをどう消化するかは
息子の成長に期待したいと思います。




息子はルーティンにそって
生活したいタイプで、
臨機応変に対応することが苦手。

一歩外に出ると、スイッチがONになり
家に帰ってくると、OFFになる。

でもその家に家族ではない蘭がいると
ONとOFFが曖昧になり、
イライラするし、
何かしっくりこない。


だから、蘭が不在の時や
お風呂に入っている時など、
息子のスイッチはOFFになり、
小さい頃と変わらない
かわいい素直な男の子になります。



だからといって、
蘭のことが嫌いなわけではなく、
仲良しな時もあります。

まぁ、蘭も息子も頑固なので
すぐ喧嘩にはなりますが…



息子がしっかり消化できるのか
ストレスがたまって爆発するのか
どうなるかわからないけれど、
息子の変化に気をつけながら
見守るしかないのかな…と思います。



この問題は、私の中では
永遠に悩まされることになりそうです…



蘭のことも大切にしたい。

だけど、息子の融通の利かなさも
個性の一つとして認めてあげたい。

そしてまたこの二人の相性は
良いとは言えない…



これから何度このことで
頭を抱えることになるのやら…



自分と血の繋がりがあるのとないので
差別するつもりがないからこそ
難しい問題なのかな…

差別していいなら、
私はたぶん蘭を腫物扱いし、
息子を甘やかすと思う。

結局それはどちらのためにもならないし
余計に二人の関係が悪くなる気がする。

無限ループ…



一言、
「めんどくせえええええ」
で解決できたらいいのにな〜。







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