【 レザークラフト】作品販売への道 つまづき編

レザークラフト

もの作りを始めた人なら1度は抱くであろう作品販売の野望。
僕ももれなくそんな野望を抱く1人です。野望へ向けて現在作品作りをしています。しかし、作品レベルの低さから販売を躊躇しているのが現状です。

まずは僕の現状ですが、レザークラフトを初めて3年程が経過しています。ただ頻繁に作品作りをするようになったのはブログを始めたこの1年。それまでは趣味と言えるほどには作っていませんでした。
なので作品の完成度に関してもやった時間なりのレベルにしか到達していません。

これが初期に作った財布です。見たら分かりますが、控えめに評価してもウンコです。この時は型紙とかもどうやって作るのかわからず、手元にある財布を見ながらコピーしました。

現在の画像です。初期と比べると上達していると自分でも分かります。ただ、やっぱり細かい部分が荒いので完成度がどうしても低い。どうしたら諸先輩方のような作品が作られるのか…。
今思いつく自分の課題は以下になります。

今後の課題

1正確な裁断
 1-2ステッチラインを正確に引く
 1-3裏面のステッチが暴れないようにする
2ステッチのピッチ調整

挙げだしたらまだまだ有るのですが、大まかに2項目になります。この辺の課題が自分的にクリア出来てくれば販売しても良いかなと(売れるかどうかは別)考えていますので、今回は課題への対策を考えていきます。

正確な裁断

基本中の基本ですが、裁断を正確にする。簡単に見えていつも上手く行きません。微妙にズレたりします。
型紙をトレースするので大元の型紙を正確に作成するのが前提ではありますが、型紙からトレースしたラインを正確に裁断するのがやはり難しい。最近はサイズを合わせるために、卦書いた線をカットする時 線の内側 をカットするようにしています。

やっかいなのがコーナー部分の裁断ですが、これに関しては「R抜き」なる工具を入手して一発で切り出しています。
定格のものしか切り抜けませんが確実に裁断できるのでオススメですよ。⬇︎

色々言ってますが、いつもごくわずかにズレてしまうので、鍛錬を積むしかないのかもしれません。

ステッチラインを正確に引く

見栄えに直結してくるステッチ。ステッチ穴を開けるためにまずはガイドラインを引くのですが、僕はディバイダーで軽くあたりをつけてからステッチンググルーバーで溝を掘っています。規定通りの工程で作業をしていってそれほどおかしくはなりません。


しかし裁断した全ての革にはステッチを入れる場所の印などが入れてあり、そこを目印にしてガイドラインを引くように作成しているのにも関わらず、裁断のずれなどから実際にディバイダーで線を引くと微妙に目印より内側に線を引いてしまったりしてしまいます。これでは設計と微妙にずれてしまうので他のパーツとの整合性が取れなくなってしまうのです。このまま進めても作成自体は可能ですが後々修正など結構大変になってきますし完成度がどうしても低くなってしまいます。

結局裁断の出来がここまで響いてしまいます。

裏面のステッチが暴れない様ようにする

この項目も裁断が影響してしまいます。表側がうまくできても裁断がズレていると裏面のステッチが端から正確に3ミリ幅になっていなかったりします。あとは菱キリが真っ直ぐに下せていない可能性もあります。これは鍛錬を積むしかないかな。

ステッチのピッチ調整

細かい部分ですが菱目打ちで目打ちをして行くと一番最後の部分でピッチが合わなくなることがほとんどです。

この際にピッチを合わせるために穴を引っ張りつつ目打ちをすることでピッチを調整して行くのですが、まだまだ未熟なせいでなかなか綺麗にできません。これには経験が必要と思われますが、なんとか今年中にできるようにしないとダメな技術です。教本などではピッチの少し細かい菱目打ちに途中から交換してピッチを合わせたりする方法もありますが、以前僕もやっていたんですが、出来栄えがイマイチよくなかったです。

この辺の技術はYOUTUBEなんかで詳しく解説してくれている方々が多数いらっしゃいますので一度チェックしてみて下さい。

最後に

大きく2つの項目について書いてきましたが、やはり一番重要なのは正確な裁断。機械で切り抜きできれば最強だとは思いますがそんな機材ありませので、なんとか慎重に作っていくしかないと思います。
結局、地道に鍛錬を積むことが一番の早道ですね。

少しづつですが進歩を感じてはいます。素人状態からでも独学でここら辺までは一年あれば作られるようになります。
これから始めたいと思っている人は是非気軽に始めてみて下さい。僕もできるだけの現状情報を出してゆこうと思っています。少しでも同じような初心者の方々の参考になれば幸いです。

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