猫の感染症の怖さは保護の仕方を調べている時に知りました。
先住猫ちゃんが2匹居るので、きなこちゃんの感染症がとても心配でしたが、まさかの結果に夫婦揃ってうろたえてしまいました・・・
感染症の事は、もしかしたらとは考えていましたが心のどこかで大丈夫なのでは?
という安易な思いを正直なところ持っていました。
安易でした・・・。
エイズだけならともかく白血病となると完全隔離でご飯もトイレも別々。
掃除もこまめにして、手や部屋の除菌も必要。
先住猫ちゃんへの感染の心配が常に付きまとい
きなこちゃんにもケージの中で肩身の狭い思いをさせてしまうという事・・・。
今後の事を考えると不安や心配、申し訳ない気持ちや後悔など色々な感情が入り交じってどうしてらいいのかわからなくなってしまいました。
動物病院の駐車場の車内でパパちゃんと今後の話をする中で(かなりの大激論)
やっぱり先住猫ちゃんの事を第1に考えてしまい、
人でなしなのは分かっていましたが
保護してからまだ小一時間しか経っていないので保護は無かった事
きなこちゃんの事も知らなかった事にして可愛そうだけれどももう一度きなこちゃんをそっと保護した元の場所に戻しに行く事にしました。
そして戻しに行く道中、私はきなこちゃんに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになり大泣きしながらきなこちゃんにずっと謝ることしか出来ませんでした・・・
きなこちゃんは保護する前は楽しそうに外猫生活をenjoyしていたのに私が保護したせいでとても怖い思いをさせられて、何のための保護だったのかと・・・
この決断はきなこちゃんを殺す事と同じことです(保健所によって殺処分)。
なんて身勝手なんだ。偽善者ではないか。虐待する人間と同じだ。地獄に落ちろ。
自己嫌悪の極みです。(パパちゃんも同じ思いだったそうです。後日談)
きなこちゃんは大泣きしながら謝る私を見て、大あくびをしたり耳をポリポリかじったり、上をキョロキョロ見たりして、気にしてない素振りをしていましたが、そんなきなこちゃんの無邪気な優しさが私の胸に突きささりました😭
そんな大泣きしている私を見てパパちゃんが一言。
「じゃ、もう完全隔離で飼えばいいじゃん」
「かかりつけの動物病院に電話でアドバイスを聞こう」
えっ⁉
そっか❗
そうだよね⁉
うん、うん、そうするー😂😂✨
と、その一言を聞いて私は胸がすーっと楽になりました。
そうか、そうだよ。
私はきなこちゃんを戻したくなかったんだ❗
と気づく事が出来ました。
そして、車を止めてかかりつけの動物病院に電話をしてアドバイスを頂き自宅に向かいました。
感情に任せて安易に行動し、一度でも再びきなこちゃんを見放そうとした私達夫婦は本当に馬鹿で無知で最低な、人でなし人間だと今日の出来事は自分達の事をつくづくそう思わせてくれました・・・
続く。