この2つの言葉を聞いたことありますか?
三角食べとは、ごはん→副菜→主菜と順番に食べる事。
ばっかり食べとはその逆で、一品食べ終えてから次のものを食べる事。
あるお母さんから「うちの子は一品ずつしか食べてくれないんですけど。」と聞かれました。
一品ずつ食べる、ばっかり食べはいけない事なのでしょうか?

三角食べのメリットは、
好きな物だけ先に食べ、お腹いっぱいになって他の物が食べられないということがない。
という事でしょうか。
全量を食べきれるお子さんにとっては栄養という面ではどの順番に食べてもお腹に入る物は同じですよね。
また、わかりやすい例をあげると、フランス料理などのコース料理ではスープ、前菜、メインと一品ずつ運ばれてきますよね。
三角食べもなにもありませんね。
どうやら欧米人にとっては一品食べがあたりまえのようで、三角食べは日本だけの文化のようです。
日本人は、白ごはんとおしんこを一緒に食べる事で口の中で味を調整する食べ方が古来より根付いているようです。これを口内調味といいます。
しかし、ごはん、おかずを口に入れ味噌汁で飲み込むという食べ方により、咀嚼をしないで飲み込む人も多いようです。


どちらが良いとは言えません。気にする必要もないと思います。
大切な事は、「よく噛んで楽しく食べる。」という事です。
せっかく美味しくて楽しい食事の時間なのだから「○○ばっかり食べてないで○○も食べなさい。」なんてうるさく言いたくないですよね。
保育園、幼稚園までの年齢のお子さんにとっての食育は、「家族や仲間と一緒に楽しく食べる。」ことが第一です。
楽しい会話もおかずにしながら楽しい食卓を囲めるといいですね。



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