ブックチャレンジ6日目、詩人「金子みすゞ」は物理学者だった!? | 禅空「空、見ちょる」

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いよいよ始まる新しい黄金時代のごきげん五次元ライフ

わけのしげまろ☆です。

 

ブックチャレンジ、

6回目のオススメ本は、この本です。

 

 

『詩人のための宇宙授業』

☆金子みすゞの詩をめぐる夜想的逍遥

佐治晴夫 著(JULA出版局2018年)

 

ぼくの大大大好きな詩人

「金子みすゞ」さん。

 

山口県の郷土の偉人です。

 

 

この本は実は

 

山口県長門市の金子みすゞ記念館

 

のミュージアムショップで

偶然ゲットした一品なんです。

 

 

 

この本の著者の

佐治春夫先生という方は

理論物理学の理学博士。

 

 

※金子みすゞさんと

佐治春夫先生のプロフィール

 

本のページから紹介します↓

詩人と物理学者、

 

一見するとぜんぜん、

マッチしそうにない組み合わせですよね。

 

 

えーー、なんで?

 

 

はい、だからこそ

 

この本を、ぜひオススメしたいのです。

 

 

 

その答えは

 

この本の「はじめに」に

佐治先生のことばで書かれてます。

 

 

ちょっと抜粋して紹介します。

 

 

はじめに

 

 

すべての見えるものは

見えないものにさわっている。

 

すべての聞こえるものは

聞こえないものにさわっている。

 

すべての感じられるものは

感じられないものにさわっている。

 

およそ考えられるものは

考えられないものにさわっているのだろう。

 

 

 

これは、19世紀初頭、

29歳の若さでこの世を去った

 

ドイツロマン派詩人

ノヴァーリスの詩の一部です。

 

 

私たちは、五感をとおして

まわりの世界とふれあい、

 

理解しようとしてますが

 

それは世界のほんの一部分で

 

世界そのものの姿の大部分は

かくれているというのです。

 

 

ところで、みなさんは

 

青空の中で、

まるでダイヤモンドが

飛び散っているかのような、

 

ときには、

金色の粉がはじけているような

 

真昼の星を見たことがありますか?

 

 

昼間は太陽の光に打ち消されて

見えないと思っている星も

 

望遠鏡を使えば見ることが出来ます。

 

 

見えないからといって

「ない」とはいえないのです。

 

 

実は、冒頭の

ノヴァーリスとは逆の立場で

 

このことを限りなくやさしい言葉で

いいきっている童謡詩人がいました。

 

 

その名は金子みすゞ、

 

大正末期から昭和初期にかけて、

まるで彗星のように現れ、

 

そして26歳の若さのまま

かけぬけていった詩人です。

 

 

(中略)

 

 

みすゞさんの全集の詩を

読みすすんでいけばいくほど

 

みすゞさんのまなざしが

 

現代科学が解き明かしてきた

世界像と重なってきて、

 

いつの日にか

本に書いてみたいと想うように

なりました。

 

 

(中略)

 

 

この本を手にとってくださった方が

お休み前のひとときにでも

 

夜の静けさに包まれた科学の庭園を

詩人のまなざしでゆっくり散歩しながら

 

明日への希望を少しでも

感じていただけたとしたら

こんなにうれしいことはありません。

 

 

ね、ね

 

すてきな、まえがきでしょ。

 

 

 

佐治春夫先生は

 

みすゞさんのやわらかな

哲学的な深い詩の世界を

 

ロマンチックな少年のごとく

繊細な感性で

ワクワクしながら受けいれて

 

その世界の宇宙構造を

物理学者として論理的に

やさしく解説してくれています。

 

 

 

あーー。

 

もうこれは僕が説明するよりも

 

実際に読んでいただくのが

一番だと思うので…

 

 

ちょっと一番最初のページだけ

写真を撮ってみました。

 

 

見えるかな?

 

写真、拡大して読んでみてください。

(※星とたんぽぽ  p10〜11)

どうですか?

 

最後の一文がめっちゃ素敵です!

 

みすゞさんは

美しい詩にのせて

 

「見えない」というのは

見る側の問題であって

 

「ない」ということではない

 

と語りかけているのですね。

 

 

うーーむ、佐治先生素晴らしい!!

 

85歳を超える年齢の

しかも男性の物理学者で

 

こんな感性を持ってる方が

いらっしゃるだなんて。。びっくり

 

心より尊敬いたしますキラキラ

 

 

 

この本の構成は

 

左側のページに

みすゞさんの詩がイラストとともに

書かれていて

 

右側のページが

佐治先生の解説という

『見開きの一話完結方式』になっています。

 

 

みすゞさんの

40編の詩によせて

 

佐治先生の宇宙授業がその都度

ゆたかに展開される構成・・・

 

うーん、贅沢です。

 

 

もう僕はみすゞさんの詩と

佐治先生のわかりやすい

物理学的解説にうっとりハート

 

(物理テストがいつも赤点だった

僕でもわかる解説です!)

 

静かな月夜の晩には欠かせない

ロマンチック本なのでオススメです。

 

 

 

 

あ、そうそう

 

最後にせっかくなんで

 

「四季の暦」を使って

佐治先生が金子みすゞさんに

感銘を受けた理由(わけ)を

 

四季の暦師の

わけのしげまろ☆が

解説したいと思います。

 

 

 

みすゞさんの詩には

「星」がよく出てくるんですが

 

みすゞさんの生年月日から

四季の暦の「ね」(役割)を

調べてみたら、

 

ほーーら、やっぱり・・・(笑)

 

ね208

表現:冬の星

ベース:冬の蜂

波13:超越

 

 

思ったとおり上差し

「冬の星」が入っていましたあせる

 

 

僕も「冬の星」を持ってるので

よ〜くわかるんですが

 

「冬の星」が入っている人は

どうしても「星」が気になるんですね(笑)

 


あと、みすゞさんは

ベースに「冬の蜂」を持っていました。

 

 

冬の蜂とは

外はまだ冬なのに

 

他に先駆けて外に飛び出し

蜜を探しに行くミツバチです。

 

 

冬の蜂は「時代のさきがけ」です。

 

当時はまだ明治、大正時代で

封建時代の残り香があったころ、

 

 

にもかかわらず

 

 

みすゞさんの詩は

まさに2013年からスタートした

春の時代の世界観そのもの。

 

四季の暦の世界観とも

「ドンピシャ」合うのです。

 

 

 

いまから100年前、

当時にしてはあまりに画期的な

開かれた世界観でした。

 

 

みすゞさんは薄幸な人生でしたが

100年の時を越えて

春の時代を迎えてた現代の我々に

強烈なメッセージを送ってくれています。

 

 

そういえば

みすゞさんの有名な詩に

僕の大好きな

「蜂と神さま」という作品があります。

 

なんだか、ロシアの民芸人形の

マトリョーシカみたいな話ですよね。

 

全体の形の中に部分の形があり

部分の形の中に全体の形がある。

 

 

これって、自然界の中にある

「フラクタル構造」のことです。

 

ミクロとマクロは実は同じ構造・・・

 

みすゞさんは、小さな蜂の中に

神さまを見ていたんですね。

 

 

この「フラクタル」を見通す視点は

波13の「超越」の役割そのもの。

 

 

時空を超えたひとつ高い場所から

世界を眺めていた、だなんて、

 

まさに波13「超越」の視点です。

 

 

この世のすべての現象は

宇宙と同じ構造をしている・・・。

 

詩人、金子みすゞは

理論物理学者の世界観を

優しい詩で表現する人でした。

 

 

時代に限らず、

偉大な業績を残した人はみな、

 

自分の「役割」を

しっかり受けいれて、

 

それを、自分らしく表現しています。

 

 

「四季の暦」で解析すると

その人の「本領発揮度合い」が

手にとるように、よくわかります。

 

 

ということで・・・

 

 

あ、大事なことを忘れてたあせる

 

 

みすゞさんの詩に深く感銘して

今回の本を出された

佐治先生の役割は「四季の暦」でみると

こう出てきました下差し

 

ね118

表現もベースも「夏の鏡」です。

宇宙の波は1「太極」。

 

 

これまたビックリです〜びっくり

 

 

みすゞさんの「冬の星」と

佐治先生の「夏の鏡」は

なんと「対極」の関係性。

 

 

つまり、カラダでいうと

右手と左手の関係のごとく

対照的な役割なのです。

 

 

この二つのエネルギーは

 

「冬の星」=見える世界の美と調和

 

「夏の鏡」=見えない世界の美と調和

 

という相関関係にあるのです。

 

 

見える世界と

見えない世界の美と調和

 

まさにこの本の前書きの話と

ドンピシャ、つながってきますよね。

 

 

一見すると、

 

ぜんぜん

相関関係がなさそうなお二人が

 

どうして共鳴して惹かれ合うのか・・・

 

 

またどうして

僕が金子みすゞさんに惹かれ

 

佐治先生の本をご紹介したいと

思ったのか・・・

 

 

その見えない世界の

エネルギー共鳴のしくみを「見える化」し

言葉やイメージで表現する・・・

 

これがぼくの伝えたい

「四季の暦」の「役割」なんです。

 

 

 

はい、ということで

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

 

山口県には偉大な先駆者がたくさんいます。

 

 

みなさんもぜひ

金子みすゞ記念館においでませ〜キラキラ

 

 

※最後に金子みすゞ記念館の

みすゞさんとツーショット・レトロ記念写真

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

youtube動画アップしました。

 

その1です下差し

 

その2もつくってみました。

こちらもぜひみて下さい!

 

 

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