味は価格の3倍以上!仙北町駅前のオアシス!
『まじっすか…???』と驚くほどリーズナブルな価格の前澤菓子店様のお菓子の数々。醤油系タレのおちゃもちは、ノビがあって歯切れが良い。軽く表面を炙り香ばしさが加わり醤油タレとの相性は抜群でうま味の宝庫です。『ああ…このタレに浸されるおもちは幸せだなぁ~』と思ってしまいました。更にくるみの食感が口の中でリズミカルにコリコリとはじけます。キリッとしたキレがある醤油タレはあと味がよく、ほんのりとした砂糖の甘さが食欲を増進させます。何本でもイケそうな気になります。これで1本100円以下…『こんなに安くて本当にいいのですか?』と気になってしまう。味は価格の三倍以上の美味しさ、仙北町駅前のオアシスです。
☝醤油系タレのおちゃもち、何本でもイケそうなあと味の良さです。
色んな味が楽しめる岩手のおちゃもち
いづれおちゃもち大会をこのブログ上でしなければならないと思っていますが、なかなかお店の商品を比べてしまうようで気が引けています。正直なところ、どこのお店も特徴があって美味しいのです。おちゃもちを作っているお店は何年も地元に根を張って多くのファンがいらっしゃいます。数あるお店のおちゃもちを食べる前は気持ちをリセットし、脳からおちゃもちの基本情報を一旦消去したつもりで食べます。一家言をもって食べてしまうと何か偏って批評してしまう怖さがあるのです。
『サラッと炙った系』『じっくり炙った系』『くるみトロトロ系』『醤油トロミタレ系』『あっさり醤油系』『みそ風味系』等あります。同じ系統でも使う材料と分量で全然違う味になります。以前はここの『おちゃもち』以外は食べないという考えでしたが、色々食べあるいているうちに『コレ!』というのが無くなって来ました。
☝前澤菓子店様の店内、毎朝作りたての餅菓子がケースに並んでいます。
明治7年創業140年の歴史
以前ご主人様とお話をさせて頂いた時に明治7年創業とお伺いしました。東北本線盛岡駅の開業が明治23年なので歴史の重みを感じます。当時からこの場所にあったのでしょうか?その頃ってどんな盛岡だったのでしょう?汽車が無かった時代、盛岡から東京への旅は一日25キロ歩いても20日はかかると思います。仙北町は盛岡から南へ向かう主要道路でしたので次の宿場町まで歩く途中、初代前澤菓子店さんでお菓子を買って歩いて行ったのかもしれません。今ならたった2時間30分で東京駅に着きます。便利な時代になりましたが、それぞれの街にお団子屋さんをはじめ色んなお店が並び賑わっていた時代は今以上に楽しかったのかもしれません。前澤菓子店様の壁には歴代店主様が受賞した権威ある賞状が飾られています。
☝500円玉1枚あれば、おなか一杯十二分美味しい餅菓子が楽しめます。
前澤菓子店さま、おちゃもち美味しかったです。
ごちそうさまでした!
前澤菓子店様ご住所:盛岡市仙北2丁目2-19
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