消費税と付加価値税の違い

こんにちは

さきちです。

 

この記事は、

消費税は欠陥品の税制度

の記事の続きになります。

 

 より理解して頂くために、過去記事から読んで頂ければと思います。

sublife001.hatenablog.com

 

 

目次

 

税金の目的

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税金の目的なご存じですか?

税金は、

  • 政策活動
  • 公務員の給与
  • 地方復興
  • 社会保障の充実
  • 公的サービス(学校や医療)の運営

などに使用されています。

 

上記のように、政府の財源として使用されますが、

もっと重要な役割があります。

 

それは、

 

資本の再分配&日本円に価値を与える

 

ということです。

 

詳しくは、過去記事で解説しています。

 

sublife001.hatenablog.com

 

私達の日常で一番身近に感じる税金は、消費税だと思います。

あらゆるサービスやモノに、一定の割合で税金が発生しています。

 

ですが、その消費税は欠陥だらけの税金です。

百害あって一利なし

まさに、負の税金なのです。

 

消費税は、貧富の差を拡大してしまいます。

更に、スタグフレーションを引き起こしてしまう税金なのです。

 

消費税は、経済にとって悪影響しかない税金なのです。

日本に消費税が存在する限り、貧富の差は縮まることは無いでしょう。

更に、国民は益々貧困化していきます。

 

 

消費税とは?

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消費者が消費を行うときに発生する税金です。

 

老若男女問わず、更に収入有無の関係もなく

消費に対して一定の割合の税金が発生します。

 

現在(2020年7月8日)では、

消費税は10%です。

軽減税率が適用されている商品(生活必需品)に関しては、8%となっています。

 

 

消費税は平等ではない

 

これは重要なことなので何度も書きます。

 

収入が1億円のAさん

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 収入が200万以下(ワーキングプア)のBさん

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 消費税率は同じでも、収入に対して消費に使用する割合が違います。

 

Aさんは、収入の1億円全てを消費に使うことはありません。

Bさんはどうでしょうか?

生活するために、収入の殆どを消費に回すと思います。

 

仮にAさんが収入の半分の5000万円を消費に使用したとします。

5000万円の消費に対して10%の消費税500万円です。

 

500万円の消費税を払っても

1億円の収入に対しての割合は、「5%」です。

 

一方Bさんは、200万ではすべて消費に使用して生活しています。

200万円の消費に対して、消費税は20万円

 

収入に対しての割合は、「10%」です。

 

金額だけで見ると、Aさんは沢山の金額を負担しています。

ですが、収入に対しての割合を見ると、とても少ない負担になるのです。

 

税金は単純な額面的な金額で見てはいけません!

負担の割合で見ないといけないのです。

 

現実問題

Aさんは、5000万円も消費に使用しますか?

 

1000万円を消費に回しただけなら、収入に対して1%の負担になるだけです。

 

お金持ちであればあるほど、負担が軽くなる税金

それが消費税です。

 

上記に

税金は資本の再分配の役割があると言いました。

所得が多い人からは、多くの負担を

所得が少ない人からは、少ない負担を

そうして、貧富の差の拡大を防ぐ目的があります。

 

これを累進課税制度」と言います。

 

消費税はどうですか?

貧しい人の負担が大きく、金持ちの負担が少ないのです。

 

「逆累進課税になっています。

 

消費税という欠陥税が存在する限り、日本は豊かにならないでしょう。

今のままでは、より経済が低迷して国民の貧困化が進みます。

 

国民の貧困化が進むと消費が落ち込み

企業の利益も減少します。

 

すると、消費が落ち込んだ分の消費税収が減少し

企業の法人税収も減少します。

 

企業が利益を生み出されなければ、従業員の給与も減ります。

従業員の所得税収なども減少するでしょう。

 

消費税を推進している政治家や経済学者は、

こんな当たり前のことも解らないみたいです。

 

消費税は人頭税に近い

人頭税という言葉を聞いたことがある人は少ないと思います。

 

人頭税とは、

1人当たりの税金が決まった税金です。

例)1人1万円という税金です。

 

人頭材は最悪の税金です。

貧富の差を極端に拡大する税金です。

 

1人頭いくらの税金だと

収入に対して、負担の割合の違いがありすぎるのが解ると思います。

 

貧しい人に厳しく、富裕層にやさしい税金です。

 

貧しい人に厳しく富裕層にやさしい

消費税も同じです。

 

消費税は廃止!導入するなら付加価値税の導入を

 

消費税ほどの欠陥税はありません。

日本の消費税は、ヨーロッパの付加価値税をベースに考えられました。

 

財務省のHPには、

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消費税など(消費課税)に関する資料 : 財務省からの引用

 

わが国の消費税は、付加価値税に区分している。と表記されています。

 

確かに消費者が、負担する意味では同じです。

ですが、税が発生する場所が違います。

 

消費税と付加価値税の違い

 

消費税

消費に対しての税金

 

付加価値税

生み出した価値の税金

 

 

消費税10%の場合

仕入れ100円のモノを200円で販売

消費者は、200円に消費税がかかり220円で購入

 

付加価値税20%の場合

仕入れ100円のモノを200円で販売

「売値」ー「仕入れ値」=「生み出した価値」

つまり、売値200円ー仕入れ値100円=付加価値100円

消費者が支払う税金は、付加価値100円に20%の税金を負担するのです。

 

上の計算式を見て、

同一の税として比べることは出来ますか?

出来ません!

 

付加価値税は生み出した価値に対しての税金です。

つまり、利益を多く確保しようとしたらその分税金がかかるのです。

逆に利益を少なくすれば、税金は下がります。

 

付加価値税は「第二の法人税」と呼ばれていて

消費税とは似て非なるものなのです。

 

政治家や財務省、政府お抱えの経済学者は

この消費税と付加価値税を一緒に考えて

「日本の消費税は他国と比べて、税率は低い」

と言っているのです。国民を騙し続けています

 

 

消費税は必要だと思いますか?

 

 

まとめ

 

私は、消費税ほど不要な税金は存在しないと思っています。

皆さんはどうですか?

 

今の日本は理不尽です。

 

金持ちに優しく貧しい人に厳しい日本

こんな日本で良いと思いますか?

 

現安倍政権を見ても解ると思います。

お友達優遇、大手企業優遇、利権、公文書改ざん

 

腐敗しきっています。

 

私達が声を挙げて

正しい経済学で政治を運営させなければいけません。

 

現在の間違った政権は、

私達を苦してめています。

間違っているからこそ、将来世代にツケを残すことになるのです。

 

政府の借金は、問題ではありません。

 

赤字国債を将来世代に残すなと言って政治家は、

消費税を導入や増税してきましたが、私達を騙しているだけです。

 

赤字国債は問題ではありません。

 

本当に問題であるならば、

法人税を減税したりしないですよね?