佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

榧(カヤ)をみに行きました

赤泊徳和地区は榧の産地。

赤泊出身の私にとっても榧は馴染み深い木でした。


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(小学生の時の通学路に立っていた榧)


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(中学生の時の通学路に立っていた榧)

 

榧が多く育つ赤泊地区には、

かつて幕府直轄の御林が有りました。

カヤ

イチイ科

常緑針葉樹

 

こちらは樹齢600年のカヤの木の夫婦。


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こちらは奥様

 


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こちらは旦那様

 

 

この夫婦は300メートル位離れていて、
お互い自立しています。


オスのカヤは少ないので、
人間で例えると一夫多妻。

 

この夫婦は美味しいカヤの実を実らせます。

この実で美味しい伝統食品を生産する野口さん。


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野口さんの記事

↓↓↓

カヤの実菓子:伝統継承 大卒後帰島、独力で奮闘 佐渡 /新潟 - 毎日新聞

 

カヤのように強く奥深い志を

持った彼女は、

25歳とは思えぬほど芯が通っていてかっこ良かった。

 

 


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↑おそらく仮設能舞台セット。
カヤの旦那様の横に有ります。
もう使われていません。

 

佐渡の赤泊、真野、羽茂、両津、畑野は特に能が盛んでした。

 

能と狂言と歌舞伎の差も良くわかっていなかったのですが、

最近勉強し始めてその奥深さに驚きを隠せません。

 

そんな高貴なものが身近で行われていた事もまた驚きです。

 


かつて能が盛んだったこの地区の繁栄から衰退を見てきたカヤの木、
凄いことです。

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます

 

 

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伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓↓

佐渡島の植物と民俗

 

 

 

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#カヤ#榧木 #仮設能舞台#佐渡島