佐渡島野草研究家 菊池はるみ

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

80代~60代のマダムと綯わない

なんと、

先日80代~50代の奥方に藁細工をレクチャーしました❗️

 

押していただけると嬉しい✨

↓↓↓

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ワークショップには、

講師の一員として参加しました✨

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どう考えても、

参加する皆さんの方が確実にお上手であろうことは想像出来ました(笑)

 

まず

始めに藁細工の歴史や文化

成り立ちなど学んで頂き、

 

○注連縄コース

○綯った縄でリース作りコース

 

希望するコースに別れて頂きました。

 

綯った縄でリース作りはこんなイメージ

↓↓

人気だったコースはリースでした。

 

皆さんに藁をお配りし、

縄を綯って頂きました。

 

「綯うなんて50年ぶり♥」

「懐かしい、

子供の頃思い出すわー」


「手が技を覚えていたわ~」


「祖父は職人で、小遣い稼ぎに手伝った事思い出した」

 

とお話ししながら
ブランクがあると思えない程すいすい綯っていきます。

 

写真は撮れませんでしたが、

ほとんどの方が

 

艶があり程よい力加減の女性らしい縄が出来ていました。

 

それを輪にして現代風の造花やリボン🎀で飾り付けしました。

 

とても盛り上がりました。


当時を懐かしむ参加者は

子供の頃の話しに花が咲きます✨

 

「私はね、

母親が作ってくれる藁こず布団が大好きだったの。

新しい藁に取り替えてくれた日は最高に幸せだった。今あんな布団で寝られないけどねー。なんであんに嬉しかったんだろう」

 

「祖父が草履を売るのに夜なべしても間に合わないから、

私は緒を立てたり、

綯わないした。

そうやって小遣いもろーたもんだ」

 

「最後の仕上げはハサミで整える暇がないから火で髭を焼いて整えたんだよ」

 

など、

貴重なお話しも沢山聞けて楽しかったです✨

 

子供の頃の記憶を、

お話しするときの皆さんから発せられるエネルギーは、

ものすごいプラスのエネルギーでした。

 

そのエネルギーに触れ

私も幸せな気持ちになりました。


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最後に代表の方による終わりの挨拶も奥深くて心に残っています。

 

「子供の頃藁細工を見て育ちました。

だけど習うということは基本的になく、

見て覚えるのが当たり前の世界でした。

子供の頃には既にゴム靴やプラスチック製品が入って来ていました。

高度成長期もやって来て、

効率の良いものが重宝されあっという間に藁細工は廃れました。

今日、

藁細工をやって色々思い出しとっても楽しかった」

と。

 

藁は今日、

みんなを幸せな気持ちにさせてくれました。

 

 

 

藁細工、

竹細工の荒物は急速に廃れる理由は簡単です。

 

儲からないから。

 

耐久性に欠け作るのに手間隙がかかる。

プラスチックには価格では敵わない。

 

でもこれから12月22日から風の時代になり、

心が重要な時代になるといわれています。

 

効率や物質に重きを置いていた地の時代が終わる。

 

もしかしたら藁細工が再び大事にしていかれる日が来るかも知れない。

 

 

 

これからも依頼があれば、

喜んで引き受けたいと思います。

 

藁細工のワークショップは心が喜ぶから♥

 

 

最後まで読んで下さって有り難うございます

 

 

伊藤邦男先生の本の引用はこちら

↓↓↓

佐渡島の植物と民俗

 

 

 

 

 

今日はなんと80代~60代の方に藁細工をレクチャーしました❗️「藁細工なんて50年ぶり♥」「懐かしい、子供の頃思い出す」「手が技を覚えていたわ~」「祖父は職人で、小遣い稼ぎに手伝った事思い出した」など、とても盛り上がりました✨当時を懐かしむ参加者を見て私も幸せな気持ちになりました。藁、不思議です😃#藁細工#ワークショップ#佐渡島 #野草研究家