スギナの役割 | 自然のささやきを聴く

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夫と二人暮らし。
自然、地球環境、ハンドメイドな暮らし
日常の気づきなどを綴っていきます。

 

 

スギナ

春になるとツクシの後に生える草です。

 

 

このスギナ、森には生えないで、人間の生活の

周りによく生えています。

なので雑草として厄介者に見られている場合も

多いと思います。

 

 

不思議なことに人間がそこを畑にしたいとか、

何か植えようとか思うと生えてくる場合もある

という話をどこかで目にしました。

 

何故でしょう?

 

 

何故スギナは排除しても排除してもその場所

に生えてくるんでしょう?

 

 

スギナは酸性の土壌に多く生息しているよう

で、痩せた土や、人間が耕し過ぎたり、化学肥

料や除草剤などをまき過ぎて固くなってしまっ

た土を調和しているようです。

 

スギナは地中に4m以上も深く根を張り、地下

茎で繋がっています。その根が土を耕す役割

をし土を柔らかくします。

 

体内に多量のケイ酸カルシウムを含み枯死する

ことで酸性土壌を中性に移行させるんだそう

です。

 

役目が終わればまた違った草が生えてきます。
次にその土地のバランスにとって必要な草が

生えてくるのです。

 

 

 

スギナを取り除きたい場合、スギナを刈り取り

、スギナや、他の刈り取った草をその場所に置

く。

こうすることで又虫や微生物に分解され土に

還ってゆきます。

 

 

そしてそれを繰り返し、土がバランスがとれて

ゆき、カルシウムと有機質が増えれば、他の植

物が住みやすい土壌に変わりスギナが生えなく

なるそうです。

 

 

 

ただ排除するのではなく、何故生えているのか

考えることで地球が与えてくれている恩恵に

気付きます。

 

 

 

昔原子爆弾が落とされた場所に、最初に生え

てきた草はスギナともいわれています。

ドクダミやオオバコ、その他数十種類もの

雑草と呼ばれる者たちも生えていたようです。

 

汚染された大地のバランスをとる自然界の

意思が感じられますね。

 

 

 

 

スギナをは人間の敵ではなく味方です。

食べることも出来、薬にもなります。自分に必要

なものは周りに生えるという話を聞いたことが

あります。

 

一度お庭や畑や近所に生えている草を観察して調べ

てみると面白いかもしれません。

 

 

そして他のどんな植物、虫、、微生物、動物たち皆

地球上に生きる仲間たち、皆重要な役割を担い、

地球を豊かにするという意志と目的を持っていると

私は考えます。

 

 

純粋な愛を持って地球に貢献している彼らたち

を、尊重し共存していけたらいいです。

 

 

 

 

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