森の紙公式ブログ

天然木の温もりと、ほのかな香りに囲まれて毎日癒されています。アトリエバーグ・店主イシイのブログにようこそ

時間の経つのを忘れるくらい働いたのは、いつ以来。

2020年11月26日 | ロングセラー

時間の経過を忘れるくらい、忙しい日々を過ごしていた。

没頭 不眠 学習 〆切 ・・・まるで入試目前の受験生のように

とにかく新規オープンという締め切りがあるので、やらなければいけないことだらけで、からだがいくつあっても足りないとは、こういうことなのだと体感した。

まるで予備校の講師から300ページもあるぶ厚い歴史の参考書を1ヶ月で1冊丸ごと暗記してこいと言わるくらい、僕にはきついノルマだった。

はっきりした時期は覚えてないのだけれど、たぶん8月上旬頃だったか・・・

「私たちのショッピングモールに、ぜひ出店して欲しい」というお誘いを受けたのが、コトの始まりだった。

そのモールはネット界で急成長している大手で、自分の希望ではお店を出せなくて、向こうから声がかかって初めて出店できるといった高いハードルがあったので、2年ほど前に資料請求しようかと考えたものの「入りたいけど、まず無理だよね」と、そのときはあっさり諦めたのを覚えている。

恋愛にちょっと似ていて、高嶺の花と言われる女性に一瞬心が動いても、「どうせ、無理だよね」 こんな感じに近かったのだと思う。

結果として、2回のオープン延期など紆余曲折を乗り越えて10月1日に無事オープン!

約2ヶ月の間、他の仕事に全く手をつけられなかったので、アマゾンや楽天市場の売り上げは下降気味で、少々頭が痛いのだけれど、二兎は追わないと最初から決めていたので悔いはなし。

引き寄せの法則という言葉があるけれど

「歴史が新しくて、しかも成長しているモールで自分たちの商品が通用するかどうか試したい」

この想いは、ずっと持ち続けていたのは事実なので、もしかしたら声をかけてくれた担当者の方が僕の気持ちに引き寄せられたのかもしれない。

気がつけば誕生日が目前に迫っていた。

僕のサラリーマン時代を振り返ると、役員になっていない59歳といえば定年目前なので、仕事もロクにしないで6時前には退社して一杯引っかけてから帰宅する上司の姿しか思い浮かばない・・・

※当時は60歳定年が当たり前、還暦祝いをしてもらうかわりに、おじいちゃんの称号がもらえた。

これから先、若い人たちは将来どれだけ国に騙されながら働かされるのだろう。

当時の僕もそうなれると思っていたのだけれど、自営の道に進んだ以上、そんな姿は幻と化してしまった。朝の5時までパソコンの前にいるのだから・・・

切なくなる話は横に置いて

カラダはボロボロでも、気分は最高、これが今の率直な気持ちなのです。

さて、オープン前に初日にオーダーが入るかどうか心配していたのだけれど

記念すべき、第一号はこちらでした。

使い捨てには見えない、ベルベットの使い捨てスリッパ 8足セット

本当はこの号をボツにする予定でしたが、書いた時の気持ちを忘れないように、あえて残すことにしました。

店主イシイ

最後までお読みいただき、ありがとうございます😊



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