こんにちは!
今週は、以前の19時間のオペに続き、
ENT(耳鼻科)とNeuro surgery (脳神経外科)のコラボでオペ予定時間は40時間という大きなオペがありました。
ただ今回は、
月曜日にパート1 を行い、患者さんは一旦ICUへ。
水曜日にパート2 (オペ完結)するというプランでした。
事前に脳神経外科と耳鼻科の看護チームリーダー、マネジメント、そしてドクター達との打ち合わせが行われ
今回初めて、
緊急オペ対応の準夜勤、夜勤シフトとは別に
このオペに入る日勤、準夜勤、夜勤の看護チームの人選をしました。
今までなら、
その日に緊急オペ対応の準夜勤、夜勤にあたった看護チームがオペの引き継ぎをしていたので
他の緊急オペができない
緊急オペのリストが減らない
STATで帝王切開のオペが入るのではという緊張感
そして、脳外科のトレーニングを受けてないナースが当たってしまう可能性が大きい
このような問題を抱えてました。
今回のオペには、脳神経外科に詳しいナース、耳鼻科のCOMMANDO procedure に対応可能なナースが組まれました。
私はパート2に入り
午前10時〜午後23:30 の締めが担当でした。
脳神経外科チームはパート1で主要なオペがほぼ終わり、パート2は耳鼻科がメイン。
↑私は脳外科チームなんですけどね
パート1は
月曜日の朝から始まって、翌朝午前4:30終了。
パート2は
水曜日朝から始まって、予定より早く19:45終了。
片付けを全て終えて、私は21:00に帰宅できました〜
今回の大きなポイントは
脳外科のトレーニングを受けたナースで準夜勤、夜勤チームを組んだことで
看護のcontinuity of care が活かされ
そしてドクター達の大きなサポートとなったことが評価されたと思います。
そして、脳外科と耳鼻科チームリーダーによる
看護チームの結成の提案。
このような大きなオペを成功に導くために
リーダーとして案を出し、実現させていく
ORでの看護のリーダーシップとはこういうことか、と感じられたことでもありました。
マネジメントもそれを受け入れ対応したこと。
このオペ入ったナース達の協力。
全てが一つになって、
オペを成功させることができたと思います。
このオペに関わった皆でやり遂げた❗️
っていう、一体感も味わうことができた一件でした。
木曜日のdebriefing では
次に大きなオペが入っても、またやれる‼️という勢いでしたね
私はパート2しか入っていませんが
オペ中のムードはいたって明るかったです。
外回り担当でけっこう走り回っていたんですけどね
ドクター達も疲れているはずなんだが
オペハイだったのか?
脳神経外科ドクター 1人
脊椎外科ドクター 2人
耳鼻科ドクター 3人
耳鼻科フェロードクター 1人
耳鼻科レジデント 5人
麻酔科ドクター 4人
Respiratory therapist 5人
看護師チーム 10人
マネジメント 4人
計 35人
この一人の患者さんのオペに関わったのは35人ですが、手術後のICUでのケア、病棟へ移ってからのケア、そしてもっと先にはリハビリに関わるスタッフ…
多くの力を合わせて、患者さんの回復へと導いていくんですね〜
私も微々たるものですが、その一員として関われたことが嬉しい
仕事に対する達成感や、満足感を味わえたのも
久しぶりでした
あ、でも
さすがに今週は長かった〜
それでは皆さん、良い週末を〜