2020年06月02日

「LUTE NEWS 133 」が届く

「LUTE NEWS 133」及び「Music supplement」が英国リュート協会より届きました。
PDF版はメールで届いてましたが、本体が来るのは少し遅れます。

「LUTE NEWS 133 」が届く
表紙は、今のコロナ禍を反映してかペスト画です。

解説によると、これは「死の勝利」と名付けられている、シチリア州立美術館に展示されているフレスコ画で、元々はパレルモの病院??(パラッツォスクラファーニのオスペデールグランデヌオーヴォ??)の中庭にあったものだそうです。
シチリア州立美術館は、15世紀建設のパテッラ・アバテッリス宮を利用していて、中世から18世紀までの彫刻・絵画が展示され、1階にフレスコ画を、2階では1473年にアントネッロ・ダ・メッシーナが描いた『聖母マリアへのお告げ』があるそうです。

中世ヨーロッパではペストが度々流行し、このフレスコ画に描かれているのは、それらの中の最も有名な記録??です。この時の流行は1347から1353まで続き、人口の約3分の1が亡くなったそうです。
「死の勝利」という患者を落ち込ませるようなフレスコ画が、病院の中庭にあったというのは驚くべきことで、この時代、病院は本質的に宗教施設で、医学的な希望があまりない場合、その主な目的は牧歌的で終末論的であったからです。このような不吉な作品は、修道院の病院の環境ではそれほど珍しくはなかったようです。

もっと長文なのですが、英語なので書くのに疲れました。文中の??は自分が意味不明な(よくわからない)文です…。


さて、今年の11月に予定されていたO先生の合唱団(合唱団コール・ヴィーヴェ)のコンサートは来年に延期されたと連絡がありました。

そのステージで予定されていた佐久古楽合奏団の演奏もなくなり、それに伴い来年についての佐久古楽合奏団の演奏はキャンセルとなりました。
しかし、合奏団のI氏のヴィオラ・ダ・ガンバと僕のリュート(テオルボ)での参加は引き続き依頼され、ブクステフーデとバッハの曲で参加の予定です。

キャンセルは非常に残念ですが、このおり仕方がないです。


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