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2020/4/1 New Open 【~Musuhi~Osteopathy】の紹介
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ムスヒのてらけいです。
「日差しが皮膚を貫いて染みわたりますね。」
先日ご紹介した中田さんのYouTube大学に感化され、また本を読み始めまして。それもほとんど読んだことのない”小説”を読んでおります。
感覚的なことを文章で表すってなかなか難しいんですが、冒頭の文章で”暑さ”が伝わりますでしょうか笑
正直とっても恥ずかしい笑
皆さんは小説読みますか?僕は人生で小説に手を伸ばしたことは両手で数えられるかどうかというくらいです。ほんとに少ない。というか興味がなかった。
なにせ幼いころから国語が嫌いで、文章を読むのも嫌いで、理解するなんてもってのほかだったんですよ。
かなり読解力がない10代だったと思います。人の気持ちなんて理解する気にもなれなかった。まあだから人間関係問題ありだったんですけどね今思えば。
そんな人間だったもんだからみんな小説を読んで涙を流したり、怒ったり悲しんだりしているのか全然わかりません。
大人になってからも人の気持ちなんて全然わからないもんで、なんでこの言葉で傷つくのかとか、なんでこの人は怒っているのかとか、なんでこの人はこんな発言をするのか、なんてことにずーっと悩まされたんです。
そのプロセスがあったからか、いまでは何となく相手の気持ちが理解できるようになり、訪問リハビリの仕事ではとても役に立つ技術となっていたのを思い出します。もちろん今でも。
そしてこの状態で小説を読んでみたら…
とても美しい情景が浮かんでくるではありませんか!!!!
みんなこれを楽しんでいたのか!!!
タイトルでわかった人もいるかもしれませんが、今日読んだのは吉本ばななさんの「キッチン」という小説。
たった一つの本に、一言では表せない「愛」だとか「哀しみ」だとか「空虚感」だとか、いっぱい詰まっていて人間が成長しましたよ。
僕が好きな一文はこれ。
「運が良いとか、悪いとかは確かにあっても、それに身をゆだねるのは甘えだ。」
なんかこの文章には、”自分の足で歩いていく”という力強さみたいなものを感じました。
不運に見舞われた人間が、それに身をゆだねることが悪いとは思いません。きっとそれは心が壊れるのを何とか食い止めようとしていることです。でもこの本には、そこで止まっていては何も動かないという主人公の躍動が描かれているんです。だからこそこの文章が力強く感じる。
バックグラウンドを書くと長くなってしまうので、ぜひ読んでいただきたいのですが、単純な恋愛小説ではなくて、「不運から這い上がってくる二人の生き様」みたいなものを感じる作品です。
自分の言葉で表現するというのは非常に難しい…いろいろ書いたけど消しちゃいました。でも言葉に表せないくらいのバリエーションで心が動いたんです。
オステオパシーは芸術です。芸術性って何だろうって何度も考えましたが、いまだに答えが出ません。だけどこういう”心が動く”という体験が芸術なんだとしたら、自分のオステオパシーはまだまだ余白があるんだなって思えます。凄腕のオステオパスの施術は”心が動く”もんなあ。それに気づけただけでも十分な収穫です。
キッチン、ほんとにオススメします。
ではまた!!
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