オオナゾコナゾ

種子島ぴー/九州出身、東京在住。夫と二人暮らしです。旅行のこと、フィギュアスケートのこと、香港のことを中心に、右から左へ流せなかった大小の謎やアレコレを、毒も吐きながらつづります。

昌磨を待つリンクの環境がさらに素晴らしくなっている?!

こんにちは。種子島ぴーです。

熊本、鹿児島、周辺地域の方々、ご無事でしょうか。
私がまだ九州に住んでいたころは、これほど大雨による被害はなかったと思います。気象状態は確実に変わってますね。毎年の大雨、被害が本当に心配です。

 

あ、コラントッテ!!

さて、7月に入り、レジ袋が有料化されました。

何が言いたいかというと、レジ袋有料化のニュースでインタビューに答えていたお兄さんが、コラントッテTAOつけてました。

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そういうわけで、そろそろ昌磨もスイスに戻るのかなぁという感じですが、

ご存じのように、アレクシア・パガニーニ選手が、シャンペリーのチームに加わりました。

パガニーニ選手とランビ伯爵にドイツ誌がインタビューしているのですが、

それを読むと、昌磨の練習環境としても、いいんじゃないかなぁという気がしています。

Mit Stéphane Lambiel soll Alexia Paganini noch mehr strahlen - Blick

 

なぜなら、パガニーニ選手は、

  • 芸術性のある美しい演技をする選手で、
  • ほぼ間違いなく北京オリンピックに出場し
  • 上り調子で勢いがあるからです。

インタビューを意訳します。

ドイツ語を英語に変換してから訳しているので、誤訳があったらすみません。

 

ステファン・ランビエールが、アレクシア・パガニーニに点火する。

(導入部分)NYのシティガールから、ヴァレー州のカントリーガールになる? 冗談だと思いますか?いいえ、本当です。シャンペリーのスーパースター、ステファン・ランビエールの元で、スケートのプリンセス アレクシア・パガニーニは、アクセル全開で頑張りたいと思っています。

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(本文)
ステファン・ランビエールの絵のように美しいシャンペリーのスケートスクールには、1950年代のモノクロ写真がいたるところに飾られています。
雪原と雪に覆われた木造の建物、その後ろにヴァレー山脈があります。

アレクシア・パガニーニが、ニューヨークの自宅にいたときの環境とは、まったく違います。

「ええ、すごい変化です。でも、トレーニングに集中し、何にも邪魔されないようにするには、ちょうどいい環境です」

と、5月の終わりにトレーニング拠点を米国ニュージャージー州からここに移した18歳のパガニーニは言います。

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彼女は、洗練されたレベルの高いドイツ語を話します。以前通っていたドイツ語学校で身に着けたものです。

スイスとアメリカの二重国籍を持つ父親は、スイスのグラウビュンデン州の出身で、オランダ人の母親は、スイスのサンモリッツに長年住んでいました。

アレクシアはスイスに親戚がいて、地元スイスのいいところを高く評価しています。
「ここの風景は美しいです。そして、私にとって、決して退屈な場所ではありません」

彼女は、フリータイムには山にハイキングに行き、ローザンヌまたはモントルーに旅行します。

友人、兄弟、そして両親を恋しくも思っています。彼らは今でも、ニューヨークの自宅で隔離されているのです。
「でも私は、トレーニングパートナーの中に、すでに素晴らしい友達を見つけています。そのうち何人かと、アパートをシェアしています。彼らは、とても親切にしてくれるんです。一緒に料理もします。スイス料理について、たくさん教えてもらいました。自宅にいたときは、いつもお母さんが料理をしてくれていたので、今は、自分のことは自分ですることを学んでいます。これも新鮮です」

【コロナ自粛の間にいろいろ考えた】

6年前に設立されたスクールで、2度のスイスチャンピオンであるランビエールから提供される専門的なトレーニング環境も、まったく新しいものです。
「米国では、このような環境はありませんでした」と、4月にオンラインで高校(12年生)を卒業したアレクシアは言います。

2月のヨーロッパ選手権で4位になり、世界選手権に向けて疾走していたのを、直前に新型コロナのパンデミックで止められ、彼女はフィギュアスケーターとしての自分の望みや目標について考える時間がたくさんありました。
「大学に行く前に、2年間で出来る限りスケートを改善をしたいという結論に達しました。同じ興味と優先順位を持つチームであることが望ましいと思い、私はそれを見つけました」

ステファン・ランビエールが、魅力的なスピンと表現力でアイスアートの世界を魅了したとき、アレクシア・パガニーニは、ちょうど物心がついたころでした。

彼女は、ステファン・ランビエールを知っていたのでしょうか?
「私の両親は、彼の大ファンでした。私に世界選手権の演技とオリンピックで銀メダルになった瞬間を見せてくれました。それ以来、彼は私の振付のロールモデルになりました」。

今、彼女は、彼女のアイドルと一緒に仕事(トレーニング)をしています。そしてそれは、ただもう素晴らしいことです。
「彼自身がフィギュアスケート選手なので、私たちの気持ちを正確に理解しています。私たちの力を最大限に引き出す方法を知っています。ステファンとトレーニングするときは、いつもよりポジティブです」と、熱く語ります。

 

【ランビエールは、大きな可能性を見出している】

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ドイツ語を話すシブいお方

熱い思いは、お互いに感じています。
「アレクシアは私に連絡してきて、最初は期間を決めずに来ました」とランビエールは言います。

「私たちはすぐに意気投合し、彼女のフリープログラムのための、新しい振付をリハーサルしました・・・そして、彼女はここに残りたいと感じたのです」

 

アレクシアは、性格がよく、努力家です・・・率直で強さを持ち、自信を持っています。

日本の2018年オリンピックの銀メダリスト、宇野昌磨、ラトビアのスター選手デニス・ヴァシリエフスなどを含む、トップアスリートのグループにぴったり(のトレーニングメイト)です。

「彼女はリーダー的であり、リンクに素晴らしいエネルギーをもたらします。そこが、彼女の一番好きなところです。彼女は、自分がうまく演技をするために何が必要か、またはどういった衣装の色やスタイルが似合っているかを正確に知っています。彼女のような若い年齢では、並外れています」。

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この言葉、どこかで聞いたような…

この男性版のような人がいましたよね。

 

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たしかこの人
  • 自分が何をすべきか、何が必要かわかっている。彼の年齢では珍しいこと。
  • 自分を追い込む方法も知っているし、バランスを取って頑張る方法も知っている。彼の年齢では珍しいこと。

みたいな話を、過去にランビ伯爵がしていましたよね。

自律性のある人に引かれるのだろうか。

というか、一流選手はみな自律性があるのか。

(訳の続き) 

ランビエールは、彼女自身が思っているよりもさらに、アレクシアには才能と潜在能力があると考えています。

「私の仕事は、彼女の限界よりもっと、彼女を育てることです」と、リンクの生徒たちに触発され、意欲的な35歳のコーチは話します。

彼は特に、アレクシアと4回転ジャンプを磨き、芸術的側面を向上させます。

「アレクシアの美しいカリスマ性ある輝きが、観客の心をさらにつかむように」と、ランビエールは話します。

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今後、2021年にザグレブで開かれるヨーロッパ選手権とストックホルムの世界選手権で、パガニーニはスパークする予定です。

ランビエール振付の精巧なフリープログラムと、彼の信頼する振付家サロメ・ブルナーによるショートプログラムを演じますが、音楽とスタイルはまったく違ったものです。

ヘッドコーチであるランビエールは、まだ最終目標を決めていません。

「アレクシアが(ヨーロッパ選手権4位に続いて)一貫性のある演技なり成績なりをすれば、ジャッジは彼女を、世界トップのエリートグループの選手として認識します。

彼女にそれができれば、ヨーロッパ選手権や世界選手権で、トップクラスの成績を当てにすることができます」

スケートに国境はなく、さまざまな国の選手やスケート連盟をフォローしているステファン・ランビエール。

とはいえ、スイス代表の選手を世界トップに育てることができれば、

また別の喜びがあるのではないでしょうか。

 

ということで、パガニーニ選手によってエネルギーがチャージされたリンクとコーチ陣が、愛犬トロとゲームで英気を養った昌磨を待っています。

人が人をひきつけ、進化していくシャンペリーのリンクに期待が高まりますね!!