「十全社 メモリアルホール君津駅前」を利用した感想と口コミを紹介！

私は50代のパートタイマーの主婦で、夫と子供たちと都内で暮らしています。実家は千葉県の君津市です。

２年前に父の葬儀を地元で執り行いました。父は80を過ぎており、長く病気をしていたので覚悟はしていました。

しかし、見送るのはやはりつらい体験でした。しかも葬儀を行うのは初めてで戸惑う中、葬儀社の人には本当にお世話になって助かりました。

「メモリアルホール君津駅前」の評価と感想を紹介！

メモリアルホール君津駅前での葬儀の際は母親が喪主を務めました。葬儀の間は、静かな感じのアナウンスのあと、読経とお焼香がしめやかにすすんで、落ち着いた感じでした。

父の昔からの友人や近所の人など、たくさんの人がお焼香に来てくれて、父も喜んでいるのではないかな、と思いました。

父の若いころからの写真や、父が若い時の思い出をつづった手記が入り口に飾られていて、それを親戚や近所の人も見ながら参列できたのも良い思い出になりました。

ふだん挨拶などは不慣れな母も、葬儀社の人のアドバイスや私たちの助言に従って、きちんと話ができたのもほっとしました。

全体にあたたかく、良い雰囲気の葬儀だったな、と思います。年齢のせいもあるし、長く患っていたこともあって、悲壮な感じはなく、穏やかに見送ることができたかと思います。

良かった点

まず、良かった点はJR君津駅から徒歩すぐの場所にあり、遠くから電車で駆け付けた人にも便利でした。駐車場も広かったです。

また、通夜振る舞いの席が明るくて広く、お料理もよくて、親戚や近所の人と、ゆっくり話すことができました。

近くに提携のホテルがあって、親戚一同みんなで泊まれたのも良かったです。

火葬場に向かう際には、わざわざ自宅の近くを通ってくれて、父に我が家とのお別れをしてもらえたのもありがたい配慮でした。

全体に係員の皆さんが落ち着いた対応をしてくれて、事前の相談のときも、終わった後の細かい手続きも丁寧に相談に乗ってくれたので、不慣れな私達でもスムーズにすべてを終わらせることができました。

湯かんを自宅で行った時も、本当に温かい声をかけてくださって、ありがたかったです。

悪かった点

悪かったところというのは、それほどなかったと思うのですが、「放鳥」という儀式みたいなものがあって、あまり良い印象がありませんでした。

白いハトをかごに入れて持ってきて、父の孫たちやひ孫たちがそのかごを開けて飛ばせるというもので、鳥を放つことで何か良いことをしたような気持ちにしたかったのかもしれません。

小さい子供たちは面白がっていましたが、このハトは空を舞ってそのまま近くの小屋に帰るのだろうなあと思ったらあまり意味がないし、無駄な費用が掛かってしまっているのではないかと思いました。

ハトにとっても、逆に動物虐待のようなイメージもあったので、それは断った方がよかったのかもしれないな、と今は思っています。

葬儀でのエピソードを紹介

父の親戚は遠く九州に住んでいる人が多く、飛行機や新幹線で駆け付けてくれた人もいましたが、中には、車を運転してきてくれた人もいました。

普段はなかなか九州に行って、親戚に会うこともできず、数十年ぶりに会った親戚などもいました。

そういった人たちと改めて会うことができ、一緒に宿泊をしたり、食事をしたり、お酒を飲み交わしたりすることができました。

そうした交流の中でお見送りをすることで、親戚との絆を結び直すことができたし、自分のルーツを確認できたような思いがしました。

どことなく似たような顔つきの人たちが一堂に会している様子は感慨深かったです。

私の知らない父のエピソードなども聴くことができました。お葬式というのは、基本的に悲しいことだけれど、良い思い出も作ることができました。

最後に

初めての葬儀でどうしていいかわからず戸惑ってしまいましたが、葬儀社のスタッフさんの親切な対応のおかげて滞りなく執り行うことができました。

葬儀費用は200万円程度かかってしまいましたが、それでもお世話になった父親の最後のお別れの場だと思えばそれほど気にはなりませんでした。

こちらの葬儀社は家族葬も取り扱っているので、こじんまりとした葬儀を希望している方も利用することができます。

駅から近くアクセスも良いので、どの葬儀社にしたらいいのか検討している方は一度聞いてみてもいいかもしれません。