●1日5分で始めるマインドフルネス | 上司からのパワハラで「うつ病」を発症するも心理学と出会い克服した人生

上司からのパワハラで「うつ病」を発症するも心理学と出会い克服した人生

17年前に会社の社長からパワハラを受け、それが原因で「うつ病」を発症。その後壮絶な人生を歩みながらも少しずつ自分自身を取り戻そうともがきながら心理学と出会い、心理カウンセラーとして新しい出発を果たした者の軌跡

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        by ヘルシーライフ推進委員am

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こんにちは。
ヘルシーライフ推進委員amです。

いつもご購読ありがとうございます。


●1日5分で始めるマインドフルネス


■なぜ不快な感情にとらわれてしまうのか?

怒り・落ち込み・不安などが長いあいだ続き、
不快な感情にとらわれてしまった経験は誰にでもあるでしょう。
不快な感情にとらわれ続けるとストレスはどんどんたまっていきます。
そんなとき、私たちには次のようなことが起こっているのです。


1.不快な感情にとらわれ始めたことに気がついていない

歩きなれた道を歩いている時や、やりなれた家事・仕事をしている最中に、
嫌なできごとを思い出して落ち込む経験は誰にでもあると思います。

しかし、「嫌なできごとについて考えだした瞬間」には、なかなか気がつかないものです。
嫌なできごとにとらわれだしたことに気がつかなければ、
そこから抜け出すことは難しくなってしまいます。


2.感情を発散しようとして、余計に感情にとらわれてしまう瞑想

マインドフルネスの練習は、座っていなくても可能です。


不快な感情を感じると、それを発散させようと様々な行動をとります。
例えば八つ当たりや、「どうしよう…」と考えこむことも、
感情を発散させようとする行動です。

しかし、これらの行動では感情は消えないのです。

それどころか余計に強まってしまい、
不快な感情が残っていることに敏感になってしまいます。


■マインドフルネスではどう解決するか?

マインドフルネスは、アメリカで新しいストレス・マネージメント方法として注目され、
グーグルやインテルの社員研修でも使われていることで有名です。

起源はインドの瞑想にあります。


その本質は、「不快な感情にとらわれ始めたことに気がつき」
「感情を発散しようとせずに、受け止めていく」というところにあります。

そのためにマインドフルネスでは、「今どのような感情があるか」
「どのような考えが浮かんでいるか」を常に観察できるような練習を行っていきます。



■マインドフルネスを実践するには?

マインドフルネスは、瞑想を通して練習することが最も一般的です。
瞑想では、まず呼吸に集中することが求められます。

しばらく時間が経つと呼吸から注意がそれ、様々な感情や考えが湧いてきます。

このとき、この感情や考えにとらわれはじめていることに気がつき、
呼吸に注意を向け直すことを何度も練習していくのです。

これを長らく行っていくと、今自分にどのような感情があるか、
どのような考えが浮かんでいるかに気がつきやすくなります。


しかし、瞑想の時間をとることは難しいかもしれません。
そこで、日常生活の中でできるマインドフルネスの練習を紹介します。

どちらも、1日に5分程度行うだけでよいです。


1.歩行瞑想

歩行瞑想とは、歩きながら行う瞑想のことです。
通常の瞑想では、「呼吸」に集中しますが、
歩行瞑想では、「歩行」に集中します。

足の裏が地面を離れ、再び地面につくまでの足の感覚に集中をします。
しばらく歩いていると、足から注意がそれると思います。
その時に、また足に注意を向けなおすのです。


2.音を用いた瞑想

音は音楽、生活音のどちらでもよいです。
耳から聞こえてくるものにたえず集中します。
これも音から注意がそれるたびに、聞こえてくる音に注意を向け直します。


■マインドフルネスを実践するとどうなる?

まず、「自分がイライラしている、
不安になっていることに早く気がつくようになった」という感想が多いです。

毎日続けていると、集中できない日やよく出てくる感情・考えがあることに気がつき、
自分のコンディションが細かく分かるようになります。

また、自分の感情を観察することを通し自分の感情を受け止められるようになります。


そうすると、怒り・落ち込み・不安などの感情にとらわれずに、
目の前のことに集中できるようになっていくのです。

マインドフルネスは、頭で理解していくものではなく、
体験を通して理解していくもの。これらの練習をやり続けていくと、
ある時に「こういうことか」と分かるものです。

ぜひ、毎日の日課に取り入れてみてください。


■編集後記

知らず識らずのうちにマイナスの感情に支配されている・・・

考えてみれば恐ろしいことです。
しかも、「自分で気づいていない」という点が怖さを感じます。

すぐに気が付けば修正することも可能ですが、
その悪い考えに支配されていると、
修正しようと考えることなど出来ません。

よく似た感情に「HSP」というものがありますが、
これは集団の中にいると他の人達が自分のことを
悪く言っていると思い込んでしまいひどく疲れてしまう状態に
陥ってしまうことです。
(詳しくはまた別の機会にご紹介します。)

誰も自分のことなど気にもかけていないのに
2人以上の話し込んでいるのを見かけると、
「きっと自分の悪口を言っている」と思い込んでしまうのですから
どうしようもありません。

そんな時は、本日ご紹介したマインドフルネスを試してみましょう。

簡単な呼吸法を試すだけでも心身が落ち着きますから
効果抜群です。

是非、試してみてくださいね。


次回は、「●「良いか、悪いか」の二極化思考でストレスをためる人」についてお話したいと思います。


お楽しみに!


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それでは、次回をお楽しみに。

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