照明の選び方-2

調色シーリングライト インテリア

前回に引き続き、照明についての記事です。
今回は、
・調光・調色
・その他の機能
・演色性
・照明の寿命
を中心に書いていきます。


◇調光・調色

それぞれ一言でご説明すると、
・調光=明るさを調整できる
・調色=光の色を調整できる
ということです。

・調光
連続して(細かく)明るさが調整できる「連続調光」、
数段階の切り替えができる「段調光」があります。
連続調光のものは、コントローラやリモコンで調整するものが一般的かと思います。

・調色
昼白色(いわゆる蛍光灯のような色)や電球色など、色の切り替えができるタイプのことです。
昼は白っぽい活動的な色、夜は落ち着く電球色、など使い分けるのに向いています。

・シーリングライトは調光・調色機能の有無のバリエーションも豊富です。
探すのに困られることはないと思います。

・ペンダントライトやブラケットライト、またスタンドライトやテーブルライトには、私の感覚ですが調光・調色機能が付いていることは少ないように思います。
わが家のペンダントライトも調光調色機能はありません。
それぞれ用途に応じて、購入の際に光色や明るさを決められることが多いのではないでしょうか。
後にご説明しますが、ダイニングにペンダントライトをお考えであれば、演色性の観点から選ばれてもいいと思います。

・ダウンライトにも、調光・調色機能があるものもありますが、機能があればその分お値段も上がるため、不要であればそれらの機能がないものにすることも多いと思います。
こだわりのある方なら建築化照明と合わせて、家中の明かりを一つのコントローラでコーディネートする、なんていうことも今はできるようです。


◇その他の機能

他にも、各メーカーから様々な機能が付加された照明が販売されています。
例えば、音声で操作できるものや、タイマー機能の付いたもの、スピーカー機能のあるものなどなど…。

わが家は寝室にタイマー機能の付いたシーリングをつけていますが、便利です!
起きたい時間に明かりが点くようにセットできるので、自然に起きることができます。
次はプロジェクター機能のある照明が気になっています。


◇演色性

あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、「高演色」をうたう照明があります。
「演色」とは、照明で照らされた対象が、いかに本物に近い色で見られるか、というような意味になります。
演色性は「平均演色評価数(Ra)」で数値化して表されます。
ちなみに、太陽光が「Ra100」に設定されており、照明では「Ra80」以上のものが「高演色」となっているようです。
ご飯が美味しそうに見えたり、肌がきれいに見えたりという効果があります。

全体からすれば数は多くはないですが、各メーカーから高演色のモデルは販売されています。
わが家もダイニングは「Ra95」のペンダントライトを選びました。
見慣れるので正直そこまで違いはわかりませんが、(笑)確かにキッチンの照明で見るよりは色がきれいに見えるような気がします。


◇照明の寿命

さて、昨今当たり前になりつつあるLED照明。
LED照明の寿命は、主に10年となっています。
専門家ではないので詳細は省きますが、光束維持率70%、設計寿命40,000時間…など諸々の規定があります。

このLED照明ですが、「照明器具とLEDランプ部分一体型」の商品も多いです。
従来の蛍光灯や電球ではランプ部分が取替えできるのが当然でしたので、私は「どういうこと?」と思いました。
LEDランプが点かなくなったり暗くなったりしたら、器具ごと変えなあかんやん、と。

でも、そういうことだそうです。
LEDの寿命は10年ほどのことが多いですが、実は照明器具(本体)も同じくらいの寿命。
LEDがダメになる頃には、器具も変えなければならないということなのだそうです。

目に見えない分、器具の寿命など気にしたことはなかったですが、
(そして電球・蛍光灯時代の器具を10年以上使ってらっしゃる方はかなり多いのではないかと想像しますが、)
LEDが普及してくると、今後は器具ごと取替えが当たり前の時代になるのでしょうか。
(引掛シーリングならまだしも、埋め込みのダウンライトなどを総替えとなるとそれなりに大事になりそう…。)


ちらっと書きましたが、「光束維持率70%」とは、ざっくり言うと「最初の明るさが100%として、それが70%まで落ちる」ということです。
「設計寿命40,000時間(光束維持率70%)」であれば、それまでの時間が40,000時間ということです。
想像ですが、いわゆる「電球が切れた」というように突然点かなくなる前に、「なんか暗い」という状態になるのでしょうか。
そうなったら手遅れになる前に、器具の交換を考えないといけないということですね。


では逆に、「LEDランプ部分交換可」の商品は何のためにあるの?と思って調べたのですが、こちらは主に「寿命内に明かりの種類等を変える可能性のある時」向けのようです。
「昼白色か電球色か決められない、途中で変えたくなるかも」というような時に、器具ごと交換しなくていいように、ということですね。



少し脱線しましたが、照明についてはこれで終わりです。
デザイン、機能、価格、何を重視するかはそれぞれですが、こんな選択肢もあるということで、ご参考になることがあれば嬉しいです。

個人的には、リビングは調光・調色機能があるライトか、そうでなければ
昼間はシーリング・夜は間接照明、など使い分けられるといいのではと思います。

照明は睡眠の質にも関わるというお話も聞いたことがありますし、できるだけ生活リズムに合わせて明かりの強さや色を使い分けたいなと思っています。

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