FPでクラッシュも11番手タイム、高星明誠「予選ではミスのないアタック心がける」
2020年のスーパーフォーミュラ第2戦。国内トップフォーミュラにデビューを果たした高星明誠は、まずは予選でしっかりと自身のパフォーマンスを発揮したいと語った。
写真:: Masahide Kamio
岡山国際サーキットで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ第2戦。Buzz Racing with B-Maxから同カテゴリーデビューを果たした高星明誠は、フリー走行でクラッシュを喫してしまったが11番手につける速さをみせた。
新型コロナウイルスによる入国規制の関係で、今回もレギュラードライバーのセルジオ・セッテカマラとシャルル・ミレッシが参戦できず、Buzz Racing with B-Maxは今回も1台体制で参戦。その代役ドライバーとして2017年の全日本F3王者である高星が抜てきされた。
午前中の専有走行から積極的な走りを見せ、1日で合計39周を走破。特に午後のフリー走行ではトップから0.7秒差の11番手につけた。
しかしセッションが終了時刻を迎えるところでアトウッドコーナーの出口でコースオフを喫してしまいクラッシュ。高星自身は無事だったがマシンは大きなダメージを負ってしまい、後味の悪いデビュー戦初日となってしまった。
「アトウッドで縁石に少し乗った時にグリップを失って、芝生に足を取られてしまって(バリアに)ぶつかってしまいました」
そうクラッシュ当時の状況を語った高星だが、この1日の走行を通してポジティブに捉えられた面もあった様子。彼は2107年のルーキーテストに参加し、当時の参戦車両だったSF14をドライブした経験を持っている。今回は初めてのSF19での走行となったが、高いクルマのポテンシャルを感じることができたという。
「走っている感覚や印象は(ルーキーテストの時と比べると)全然違いますね。今はB-Maxよモトパークと組んでやっているので、あの時よりも完成度の高いクルマに仕上がっているのかなと思います」
今回も予選と決勝が同日開催となるスーパーフォーミュラだが、高星はまず予選に焦点をあてていた。フリー走行での結果以上にライバルがタイムを上げてくる可能性は十分にあるが、まずは自分自身がミスをせずにパフォーマスを出し切ることに集中したいと、国内トップフォーミュラでの初レースに向けて意気込みを語った。
「やはりフォーミュラカーのレースは予選が重要です。しっかりとQ3に行けるようにしたいです。今日も一応アタックはできたので、そこで悪かったところをチームと見直して、しっかりとクルマを煮詰めていけたらいいなと思っています」
「多分、みんな予選になったら一発の速さを出してくるでしょうし、まだまだ気は抜けません。まずは自分自身がタイムアタックでミスをせずに100%の走りをして最後のQ3まで残れるようにしたいです」
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