狩猟採集新時代

大手上場企業を不動産投資で脱サラした30代が綴るライフログ

シムシティの完全環境都市「アルコロジー」が好きすぎた

f:id:Oppekepe1900:20200721231611p:plain

普通にプレイしていると、これを見るのはなかなか大変です。。

 

シムシティ、町を作るゲームです。

中学生で初めてやったときは、スーファミのソフトではなく、

PCソフトの「シムシティ2000」でした。

 

どうしようもなく楽しすぎて、

まだ当時家に1台あった貴重なデスクトップパソコンを、

弟と取り合う始末。

(確か弟の友人から借りたソフトだった様な気がします。

 大人げないですね。大人じゃないんですけど。)

 

 

んで、そんなシムシティをどんどん進めていくと、

建てられるようになるのが、首題の

アルコロジーです。

 

アルコロジーとは、20世紀に提唱された

Architechture(建築)とEcology(生態学)の造語です。

その建物・建築物の中だけで、完全に生産と消費が完結すること。

イメージは、都市が圧縮されて一つの建物に収まっている感じです。

 

例えば、建物内に農地があり、農作物を建物内で消費し、

排泄物や廃棄物も完全に外に排出しないシステム。

完璧を求めるなら、空気すらも内部で循環するでしょう。

仮にこれが実現すれば、完全な閉鎖系となり、

感染症などとは程遠い世界になるかもしれません。

 

 

新型コロナウィルスがブイブイ言わしているいま、

外界とほぼ完全に遮断されたアルコロジーがもし存在していたら、

アルコロジーの中と外で、まったく違う生活が行われていたのではないか、

そう想像してしまいます。

 

 

私は、中学生の時にこの存在を知って、

とても興奮しました。

 

一つの建物内に数万人が住み、畑も工場も全て中に入っている。

中を探検したらどうなるんだろう。。。

複雑な構造で、都市伝説ばかりなのではないか。。。。!!!

未来には、いつかこんな完全閉鎖系のシステムができるのか、と。

 

説明文も心躍るものがあり、

「建物内で全て完結するので、彼らは外に出る必要がありません。」

なんて文言が書かれていた気がします。

 

 

 

平成も終わり令和になりましたが、

当時の中学生の私が夢見た、シムシティのようなアルコロジー

残念ながら、まだ実現していません。

 

ただ、こんなSFのような見た目ではありませんが、

「ほぼ完全独立環境生活」は実現できそうな気がします。

テレワークが進んでいって、都市生活を捨てて地方移住を考える人は、

自給自足の生活を夢見て移住する人もいるでしょう。

 

大気や水分の動きを除けば、

ある意味田舎での自給自足は、閉鎖系です。

昔の人類は、適度な広さの土地と生物種があれば、

自給自足で生活できていました。

 

 

"密を避ける" という意味で、究極の選択です。

自分の生活する環境を、家族や親族という最小単位にして、

他人との接触を徹底的に避ける環境が、自給自足にはあります。

(そもそも、大昔はこの生活が基本でした。)

 

 

東京の密集状態が徐々に無くなっていくとしたら、

と考えた時、ふとそんなことを考えました。

 

 

以上